ヨーロッパはイースターの4連休。
有給はドイツ採用の人ほど貰っていないこともあり、使い切るぞモードで、さらに4日休暇を申請して、ちょっと長めの休みにすることを決めたのが1月半ば。

まだ欧州で行ったことない国は欧州というかは微妙な旧ソ連のコーカサス諸国やウクライナ・ベラルーシのように退避・渡航自粛になっている国を除けば、3つだけ。思い切ってウズベキスタン🇺🇿に行くことにしました。

飛行機代の安い日を狙ったら休みをフルに使う日程は数百ユーロ高くなることが分かり、日曜夕方発、月曜帰着とし、鉄道の予約(直前で特急の予約は絶望的に困難。)をおさえました。
本当は行きたかったKhibaは夜行寝台の雑魚寝が様子わからないだけに断念(飛行機もあって安いのだけど…)。砂漠のオアシス国家廃墟群はすごい行きたかったのですが、滞在日数が短すぎた。現地SIMは安いのは分かっているけど空港で買うのはとんでもなく時間かかるとの書き込み多数で、事前にeSIMゲットと、準備万端にしました。宿はブッキングコム9点を目安に一泊50-60€朝食付きを選択。


フライトは直行がないのでイスタンブール経由、時差4時間もあり、到着は翌朝8時。

トルコからの深夜便は機体は新しいA350で、エコノミーの通路側にしたら、推定体重160-180キロのジャンボな人が真ん中にやってきて、お前真ん中に行け俺が通路側だと主張するのを断ったらどこかに消えました。おかげで真ん中空席とラッキー。(こういう人は2席買って欲しい。最悪なぜ事前有料座席指定にしないのか)。


とまあ、なんやかんや順調に首都タシケントに到着。でかい飛行機なのに沖止めで、ターミナル移動に時間がかかり、荷物の引き取りにも時間を要しましたが、荷物のロストもなく、ここもクリアです。

現地通貨をATMで引き出すにも一苦労との書き込みも見たのですが、それも空港内で普通に引き出せて(後悔はドイツで手持ちのユーロをドルに替えなかったことくらい。でも旅程5日目の今のところ致命的ではないです)


空港からホテルまでは、バスがあるにはあるけど、タクシーほぼ一択。全員ぼってくるらしく、当地で一般的な配車アプリのYandex Go を使いたかったのですが、なぜかSIMがアクティベート出来ず。

ターミナル内の公式タクシー手配所に頼もうとするも50USD!と観光客舐めんな価格を言ってきます。

即断って、待ってディスカウントするとの声を背に空港を出ます(出口に近い方にもう一カ所、車種とキロ程で細かく料金を張り出したカウンターもあったけど、誰もいなかったし、どうせ一番高い車しかないと言ってくると予想してパス)。

空港の制限エリアを出ると、案の定白タクの運転手が群がってくるので交渉しながら歩き、そのうちの1人から言い値の半額、15万スム(12USD)まで値切って手を打ちました。


レートは1ドル=12,500スム。日本円だと100円8,000スムってところです。現金主義でカードよりキャッシュ(スムかドル)が好まれ、ユーロは受け取る店やホテルはあるけどレートが悪いことを前半5日間で学びました。




ホテルはチェックイン時間前で、流石にエコノミー機内2時間睡眠では辛いのでアーリーチェックインを1/2泊料金追加でお願いし、とりあえず落ち着きました。


ほっとしたらお腹が空いてきました。ホテルでwifi繋がる環境でSIMも起動できて、配車アプリで、ガイドブックにも出ており、テレビでも見たことある、中央アジアピラフセンターに向かいます。

炒飯好きにとっては聖地としか言いようがない。


運賃25,000=2ドルでした。空港行くのと距離は変わらない感じだったから、いかに空港の連中がアコギかがわかります。こういうのは絶対額でなくて相対的にどれだけ高くついたかで失望度が変わりますね。


入り口はここなの?って風情でした。サッカースクールのコートを横目に進んで行きます。


これこれ、巨大キッチンと巨大鍋がありました。


薪の大釜でピラフ絶賛調理中。


別の釜では仕上げ中?


羊肉のトッピングを刻み中。


完成品の乾きを防ぐためか、トレイを裏返して蓋みたいにしてあります。


事前にネットでチェックしたメニューと価格はこんな感じでロシア語表記です。量とトッピングが選べる模様。


どうやって注文して良いか観察しても分からず。キッチン入り口に支払いブースがあってそこで注文してレシートもらって目指す釜のところで現品を受け取るように見えましたが、英語しか話せない身では無理ゲーにしか見えず。


左手にあった屋内がフルサービスと信じて着席します。バーコード発注できそうでしたが、注文通らず立っていた係の人を呼び止めたら、1人が英語話してくれました。


スペシャル0.7人前。お茶という組み合わせにしました。スペシャルなのはトッピング3種(うずらの卵、馬肉ソーセージ、葡萄の葉っぱに巻いた何か)付きだからみたいです。羊肉の刻みは標準トッピングのはず。

肝心の味ですが、うーん美味しいけど脂っこいです。言ってみればチャーハン版の二郎ラーメンみたいな感じ。0.7人前でもきつかったです。

支払いは屋内レストランの入り口横のレジにて。ウェイトレスに持ってきてもらうからかサービス料金が加わっていました。


さて、ホテルに戻ろうかと携帯見たら、いつの間にか携帯が圏外に。

こうなると戦闘力が落ちて、流しのタクシーは見たところいくらでもいるのですが、毎回価格交渉になるというので、地下鉄使って帰ることに。


その前にピラフ屋から歩いて10分かからないところにテレビタワーがあって、入場料が高くなければ登ってみることにしました。

375メートル、入り口に世界のタワーの模型が立っていて、東京タワーより高いのが自慢のようですが、スカイツリーは無かったことになっていました。

残念ながら12-14時が昼休みなことを受付のお姉さんが物憂げにマスカラ直しながら教えてくれました。


ちょっと余分に歩くことになりました。地下鉄駅に向かいます。


地下鉄はソ連時代に作られたそうですが、そこまで深くなく、核シェルター併用では無さそうです。

運賃は30円ほどですが、カードを記念に買いました。見たところクレカみたい。

この写真はホテル最寄駅のホームです。




ホテルには一回乗り換えて到着。駅から近いところにして正解でした。携帯復活せず。お昼寝することにしました。

次回に続きます。