二つ目の停留所で下車。橋を渡るとこのような弾幕が。
橋のたもとにパスポートコントロールと記したカフェもありました。
街並みは古いけどなんだかおしゃれです。
片手袋掛け。
ストリートアート
の間に似顔絵が。なんかいい感じに見えました。
ギャラリーが集まっているところに入ってみました。川沿いです。
ウジュビス共和国って、対岸共和国って意味なんです。
おなかが空いたので昼ごはんに。せっかくなのでリトアニア料理で食べそこなっているツェッペリナイの焼いたバージョンがあればと思っていたら見つけました。
One for All というカフェでした。メニューはリトアニア料理だけでなく世界から。
日本食も鴨うどん(そばでなくて)がメニューに入っていました。
店内。お昼時を外したので空いていました。
店名がブランドになっているビールを。One for All (4.5%)
前菜は、ニシンのマリネ。北ヨーロッパ共通ですね。
メインのチェッペリナイは、半分にカットされていました。
ジャガイモ団子なので、お焼きと同じですね。
このあとアメリカーノを頂いて、23.5€でした。ドイツの3-4割引きという感じです。
食事が終わったので散歩継続。ここは共和国憲法が26-27か国語で掲示されているコーナー。日本語もありました。
第10条は大賛成です。
1.誰にもヴィルネーレ川のほとりに住む権利がある。
そしてヴィルネーレ川には皆のそばを流れる権利がある。
2.誰にもお湯と冬には暖房と瓦の屋根を有する権利がある。
3.誰にも死を選ぶ権利があるが、決して義務ではない。
4.誰にも間違いを犯す権利がある。
5.誰にも自分らしくいる権利がある。
6.誰にも人を愛する権利がある。
7.誰にも愛されない権利があるが、これは必須ではない。
8.誰にも平凡で生き、知られない権利がある。
9.誰にも怠けて何もしなくていい権利がある。
10.誰にも猫を愛し、世話をする権利がある。
11.誰にも、犬か人間のどちらかが死ぬまで、犬の世話をする権利がある。
12.犬には犬である権利がある。
13.猫には飼い主を愛する義務はないが、
必要とされたら飼い主を助けなければいけない。
14.誰にも時には義務に無自覚でいていい権利がある。
15.誰にも何かを疑う権利があるが、これも義務ではない。
16.誰にも幸せになる権利がある。
17.誰にも幸せにならない権利がある。
18.誰にも口にしない権利がある。
19.誰にも信念を持つ権利がある。
20.誰にも暴力をふるう権利はない。
21.誰にも人間の小ささと大きさをわかる権利がある。
22.誰にも永遠を侵害する権利はない。
23.誰にも分かる権利がある。
24.誰にも何も理解しない権利がある。
25.誰にもどの民族でいる権利がある。
26.誰にも誕生日を祝う権利、または祝わない権利がある。
27.誰もが自分の名前を覚える義務がある。
28.誰でも持っているものを分け合うことができる。
29.持っていないものは分け合わなくていい。
30.誰にも親兄弟を持つ権利がある。
31.誰にも自由である権利がある。
32.誰もが自身の自由に責任を持つべきである。
33.誰にも泣く権利がある。
34.誰にも誤解される権利がある。
35.誰にも他人に罪を着せる権利はない。
36.誰にも個人として生きる権利がある。
37.誰にも権利を持たない権利がある。
38.誰にも恐れないでいる権利がある。
39.勝つな。
40.やり返すな。
41.でも降参するな。
向かい側に国旗が。
町中の交通標語みたいなのも面白い。
これはカフェでした。
ギャラリーが集まった小径。
坂道の石畳で電動キックボードは危険ですね。
これが国の象徴の天使像。
国境の川にもインスタレーションが。
旅の最後に面白いところに行けました。
そのあと、ホテルで荷物をピックアップして、城門脇のバス停から空港へ。ちょうど直通バスがあってラッキーでした。
しかも24時間カード使用可能。
ポーランド航空で行ったのですが、往復遅延もなく、帰りの1時間乗り継ぎも余裕でした。翌朝外せない会議があってのでヤバイかと思っていたのですが。
リトアニア、人々も自由を楽しんでいる感じがして、今の日本人には物価も日本並みくらいで、食事も美味しい。気に入りました。チャンスがあれば暖かくなってからまた行ってみたいです。