実は普段の外食に行くことは多くありません。これは単に1人で行くのが面倒だし、自炊で日本より持ち込んだ食材で簡単に作ってしまうからで、旅行を除いて夕食時の外食がそもそも稀で、ランチもサンドイッチがハンバーガーか、ベトナムチャイニーズのインビスに、ケバブ屋さんをローテーションしています。

日本食は海外では高いと思われがちで、無論日本の外食費と比べれば2-3倍になるのは事実かもですが、一部のファインダイニングを除き、他の外食と比べても高くなくなっています。むしろ安いくらいかも。

いかにドイツ人客が増えようとも、主要顧客が日本人であり、その日本人の購買力が相対的に低下している、日本の値段と比べられるという要素があるのが、他のレストランより相対的に安くなってきた要素かと想像しているのですが、日本ベースの給与体系に引きずられて、実質給与爆下がりの身には有難い。でも、お店は原価も上がっているし、お客さんは増えているにせよ、大変だろうなと常々思っています。

たまに自炊が面倒になっても、リトル東京の日本通りの和食屋さんはラーメン屋を筆頭にどこも長蛇の列で、いつも心折れて行かないのですが、川向こうの駐在員集住地域に行かずとも、少し外れたところにも、美味しい店があることを去年の終わりになって知りました。


まずひとつ目、唐揚げ屋さんで美味しいと思ったのは、Kenny‘s Kitchen。中央駅から709のトラムで東に3駅。まさかここに日本人が営む店があると思わず、去年の秋頃知りました。


トラムはデュッセルドルフでは治安が宜しくない、時間帯によってはヤク中が徘徊している地域を抜け、ようやく落ち着いた、特にヤバさを感じない雰囲気になった場所のトラム通り沿いにあります。


店は路面店で停留所からも近いので迷うことは無いはず。

外観はこんな感じで、


店内はすぐにカウンターとオープンキッチン。奥にテーブル、注文カウンターの向かいに数席カウンター。


行った日はかなり混んでいて、かろうじてカウンターの端っこに。アルトビール飲みながら待ちます。目の前にはワンピースのポスター。


この日は混んでたこともあり、写真を撮り忘れたのでこれは前回テーブルに座れた時の写真。サラダセットにご飯にしました。前回はプレーン、写真撮れてない今回は南蛮タルタルソースで頂きました。


揚げたての日本の味、ワンポーションが大きいドイツ人仕様にもなっていて、お腹いっぱいです。


メニューはこれ。(facebookから転載、不都合あれば削除します。)


カレーや、うどんも出されているようで、次回なににしようか、会社からはトラムの乗り換えもあったりで、ランチタイムに行くのが厳しいので、帰宅時間が微妙に遅くなって作るのが面倒に時に通おうと思います。普段は座れないほど混むことは少ないとおっしゃっていたので、行列嫌いの関西人には有難いし、仮に混んでたらお持ち帰りすれば良いですし。


もう一軒は、中心部からはトラムで30分ほどの場所にある蕎麦屋さん。デュッセルドルフの蕎麦屋さんは日本人通りの近くにもあるのですが、こちらは最近まで知らなかったです。知ってからも週3日のランチタイム営業のみのお店ゆえ、行く機会を見つけられず、ようやく年明けに行きました。


トラム停留所の向かいのアイボリーの建物の一階です。


近づいても知らなければ蕎麦屋さんとは思えないかも。




こちらも1人でお邪魔したので窓際のカウンターに。


きつねそばと、


かき揚げ丼のミニサイズをいただきました。


先にそばが来たので食べ始めちゃいましたが、日本で食べるのと同じ感じ。


店名は「いち平」さん。

そばは日本時代からさほど行かないし、バカ舌ですが、上品な味付けでとても美味しかったです。

営業時間的に行けるタイミングが限られているのが残念。また機会を見つけて行きたいです。