新年早々、ドイツは鉄道を皮切りにストライキ期間に突入です。

 

その、ドイツ鉄道。運転士組合というドイツ鉄道の職員が加入する組合との交渉が、決裂。

どうやら、給与増(11%の賃上げ+非課税で約50万円の一時金)は合意したらしいのですが、それと合わせて、38時間から35時間に週労働時間を下げるところが引っ掛かっているらしいです。(これを受けるとざっくり実質20%の賃上げ相当になりますよね)で、水曜から金曜までの3日間は全ドイツの鉄道が麻痺。ドイツ鉄道もさすがにやりすぎだろうと、法廷に仮処分を出していますが、どうなることか。週末に鉄道利用して遠出を予定していて、今回は宿や観光スポットにキャンセル不可が多いので、慌てて長距離バスをお金捨てる覚悟で予約しました。とほほ。

ストは金曜18時までの予定で今のところ予約している電車は運行という情報なのですが、ドイツ鉄道の情報なんて、スリッパ飛ばし天気予報と同じくらいの信頼性なので…。

 

(写真はニュースサイトから拾いました)

 

ストはそれだけでなく、農民組合が1週間、主要道路をロックアウトすべくトラクターを出動させています。

高速網も相当の影響をうけるようです(高速の入口をブロックしたりするので)

ということは、バスも走らない可能性が…。今回はこちらに来て最大の損害をストで受けるかもです。

 

その他のストライキは

医者のストライキ(もう進行中。全独数千の医療機関がクローズ中とか。明日から手術医がストに入るので手術もストップするようです)

小売業のストライキ(Verdiという昨年前半ドイツ鉄道を止めまくった組合の小売業関係がストライキ中)

 

今後、2月は印刷業、3月は建設業。どれだけ業務が止まるかはわかりませんが、

ドイツで俳句があればストライキは四季使用可能の季語になりますね。

 

ともあれ、金曜夜の移動が金曜にならないとどうすればよいのかわからないのは、本当に困ったものです。愚痴を言っても始まりませんが。