これはドイツ鉄道の惨状を歌にしたものですが、ドイツ人はみんな知っているとか。
遅れるだけでなく数時間混んだ特急のトイレが全車両故障とか、来るはずの編成と逆向き編成で来るとか、あと予約したはずの車両番号が存在せず結局立っていくとかいうことが、まれという頻度でなく起こります。
ハンブルグまでのICは珍しく定時運行。念のため2時間弱の連絡でコペンハーゲン行きに接続するようにした(90分以上の遅延があると運が悪いと思います。でも起こりますが)のですが、その必要はなく、しかし接続のコペンハーゲン行のICはドイツを走っている間にお約束の30分遅れとなりました。(デンマークに入ったあとデンマーク国鉄の車両がなんだかわからない理由でドイツ国内で30分遅れましたとアナウンスしていたので、デンマーク国鉄はドイツからの国際列車の遅延に辟易しているのでしょう。実際には信号故障だったと、ドイツ鉄道のアプリには出ていました)。
列車はこんな感じ。入口の数が少ないのは寒冷地仕様なのかと思いました。指定席が見つからず右往左往しましたが。
車内は満席だったので写真は撮りませんでしたが、2等はこんな感じのボックスシートで知らない人と同じボックスでした。予約も席指定ができなかったので、海の上を走る区間を見るのが楽しみだったのに、窓際でなく。
車内販売の人は、セブンイレブンが運営していて、お湯を背中に背負って、商品を首にかけるトレイに並べて歩いてました。支払いはもちろんカードで(デンマークはデンマーククローネという通貨で€ではないです。)コーヒーはインスタントでした。
中心地の商店街はハイファッションの路面店が並ぶお金持ちな感じ。酒屋さんのショーケースに入手困難品の山崎12年が、1998DKK(ざっくり36000円くらい)で売ってました。
コペンハーゲン観光に来たら絶対みんな行くNyhavn。
夕方の景色も悪くないですね。
Nyhavnにある老舗レストランで夕食にしました。
ニシン3種盛り。
ニシンは北ドイツ・オランダ・北欧ではすごくポピュラーな食べ物で、マリネしたのが朝食に出たりもします。オランダは生で玉ねぎのミジン切りを乗せて食べるのがお約束。はさんでから時間がたった生ニシンのサンドイッチは地獄の味がしますが。
ミートボール、リンゴンベリージャム添え。これも北欧共通料理ですね。
IKEAで出てくるやつの上品編です。
翌朝のホテルの朝ごはん。ビュッフェでしたが、プレゼンテーションがとても良かったです。
駅近くのスポーツセンター併設ホテル(CPH Hotel)でしたが、建物は古そうだけど快適に改装されててお勧めでした。普通のビジホでも30000円で見つけるのが難しいコペンハーゲンで、2万程度で朝食付きで予約できたのはラッキーでした。Bookings.comの愛用者特価でした。
2日目はCopenhagenからStockholmまでのX2000という高速列車旅。2時半頃に出ることにして朝から町巡りです。着いたときに24時間切符を買っていたのでフル活用の予定です。
市営の水上バス。これもバスや地下鉄と共通券で乗れます。ホテルから船着き場まで天気はあいにくだったけど雨にはやられずに20分ほどで到着。30分に一本で、これで北の方にある人魚姫像を目指します。
25分ほど前日に来たNyhavnを経由して到着。
この水上離着陸する飛行機は市内観光ツアー用でした。
世界三大がっかりに到着です。
人魚姫の像から近い、カステレット要塞。
デンマーク軍の国際貢献の展示とかありました。形状が函館の五稜郭に似た星型の濠に囲まれている要塞でした。
ゲートは一応兵隊が銃を持って守っていました。
ここからは地下鉄に乗って、ヒッピーの町、クリスチャニアに。
以前はマリファナ合法だったそうですが、今もその匂いがかすかに。夜がどうなっているか気になりますが、昼間はまあ、観光地で、若いころを懐かしむような自分みたいな世代の人も多く音連れていました。カフェも良心価格でしたが、時間の都合もあり、パス。
残り2時間ほどになり、市庁舎に。
塔の上から市内を眺めたかったのですが、ツアーが時間制で電車に際どい時間だったので断念。
ホールは自由に入れます。ちょうど結婚式をされているみたいで、新郎新婦が写真撮影していましたし、式に参列する人がちらほら。
市役所のビジターセンターに売店があるのですが、この建物の上で養蜂をしているそうで市役所ハチミツを売ってました。帰りのフライトが手荷物のみの予定で買えなかったのが心残り。
駆け足でしたが、観光もして、次のストックホルムに向かいます。
X2000は欧州の主要高速鉄道の一つで、コペンハーゲンから橋を渡って、Malmoに行き、そこからストックホルムまで5時間強で向います。