4月12日は私の敬愛する

デニスバンクス氏のお誕生日です🎂

(デニスは1937年に生まれ、

2017年10月29日

現地時間の午後10時10分

肉体を離れました)

12日はデニスに想いを馳せ、

偲びます✨🌈🙏🌠🌌

デニスはいつも笑顔で全然

深刻じゃなくて、愛にあふれ、

ユーモラスで、シンプルで深くて…

とにかくチャーミングですてきでした❤️

 

デニスからたくさんのものを

わかちあっていただきました💛
それを大切にしながら、みんなとの

つながりの中で、私も私なりに

たくさんの人にわかちあって

いきたいと思います🌈
ありがとう、デニス❤️💛🤍🖤

以前書いたものですが、デニスの誕生日🎂に

デニスを偲び、再度シェアしたいと

思います(長文です)❤️🖤💛🤍🦅🐢🐕

 

私は90年~95年あたりは

ネイティヴアメリカン/インディアンの

ネイティヴスピリットにかなり

ハマっていました。

 

「地球と共に生き、すべてのもの~

太陽も月も星も、動物も植物も鉱物も

人間もみんな兄弟姉妹、家族であると考え、

7世代先のことまで考えて生きる。

すべてのものの根源を流れる愛、

感謝、祈り、癒しを大切にし、

グレートスピリットにすべての

つながりのある存在たちのために祈る」

ネイティヴアメリカンの思想や

在り方に感銘を受けたのです。

 

聖なる儀式スウェットロッジを

日本やセドナで体験したり、

プレイヤータイを教えてもらい

祈りを捧げたりしていました。
さらにはアメリカのセドナから

ナバホやホピの居留地を訪ねたり

してもいました。

 

可能な限りのネイティヴアメリカン

関連の本を読んでいたので、

当然デニス バンクス氏の「聖なる魂」も

読んで感銘を受けていました。

 

デニス バンクス(ナワカミッグ)氏は、

1937年米国ミネソタ州北部の

リーチレイク居留地でオジブエ族

として生まれました。
1968年にAIM(アメリカン・

インディアン・ムーブメント)を設立し、

インディアンの“レッドパワー・リーダー”

(米国先住民公民権運動家)として

知られています。

1978年から平和と環境保護をテーマに

「セイクリッド・ラン」

「ロンゲスト・ウォーク」を主催。

1998年からはカヌーレースや

ドラムを通じた若者への教育、

ネイティヴ・フーズの普及に尽力した

偉大なスピリチュアルリーダーです。

 

ネイティヴアメリカンの権利獲得

運動のためAIMを立ち上げた

人権活動家として、アメリカの

教科書に出て来るほど有名な方です。

 

特に1973年71日間に及ぶ

「ウンデッド・ニー占拠事件」の時には

毎日全国ネットのニュースで

デニスを見なかった日はなかった

らしいです。 

 

その時デニスがテレビを通し

「もう白人になろうとしてもがく

のはやめよう。我々は今日から、

インディアンとして生きることを選ぶ。

このニュースを見ているすべての

インディアン兄弟姉妹よ、ともに

インディアンとしての道を歩もう!」

と呼びかけたことが、全世界に大反響を

呼んだのだそうです。

そんなカリスマ的な偉大なリーダーの

デニスですが、決して偉ぶることなく、

誰にでも分け隔てなくやさしく、

気さくであたたか。お茶目でユーモラス、

とってもsweet でチャーミングな方でした。

威圧感や緊張感、罪悪感を全く人に与えず、

決してシリアスではなく、いい意味で

イージーゴーイング。場の雰囲気を明るくし、

みんなを幸せにし、スピーチが本当に

すばらしく、まさにリーダーの中の

リーダーでした。

 

ずっとFBI に追われ、ある時は7人の

スナイパーに命を狙われていた

ウォリヤーのイメージとはいい意味で

全然違っていました。
長年の様々な経験から来るのでしょう、

愛のあるやさしい眼差し、すべてを

包み込む懐の深さ、存在感があるように

感じました。

そのデニス バンクス氏との出会いは

私の人生を変える大きなものになりました。
綾部、舞鶴、聖なる沓島と冠島が

見える龍宮浜、沖縄のヤハラヅカサ、

糸満、那覇、大浦湾、瀬嵩、やんばる、

東京、横浜など、各地での祈りや

セレモニー、イヴェントにご一緒

させていただき、貴重な体験を共に

させていただきました。

舞鶴のイヴェントではパネリストの

ひとりとしてお話しさせていただきました。

 

「デニスアメリカンダイナー」での

ディナーイヴェントにたくさんの

生徒さんたちと参加したり、

雑誌「スターピープル」のインタビューの

ためにディヴァライトに来ていただいたり、

その時にデニスの希望でオーラソーマの

コンサルテーションをさせていただいたり。

 

新横浜のイヴェントではパネリストの

ひとりとして「水の大切さと水の意識」

についてお話しさせていただき、

デニスもヒーリングについて話を

してくれました。

 

2017年7月には、アメリカに

サンダンスに行き、そこでもデニスに

会うことができました。その帰りに

ミネソタ州リーチレイクのご自宅にも

浅葉先生と共に滞在させていただきました。

その時にパイプセレモニーをしていただき

「Beautiful Lake (Leech Lake)Woman」

というインディアンネームをいただきました。

本当に光栄なことです。

 

蚊に刺されまくっている私をとっても

不憫に思ってくれて、殺虫剤を買いに

行ってくれたり、病院で塗り薬を買い、

塗ってくれたりしました。

本当にやさしい方でした。
デニス自ら、名物のワラエという白身の

お魚のフライをディナーに作ってくれたり、

一緒にブランチや買い物に行ったことも

楽しい思い出です。

 

デニスから短い間でしたが、たくさんの

ことを教えていただきました。

 

「恐れではなく、希望から活動しましょう。

勝利は、どんな困難にも負けない者の

元にあると信じています」

 

体験から滲み出るデニスの言葉は、

本当に力強く私たちの心に響いてきます。

 

デニスの著書

「聖なる魂」

「死ぬには良い日だ」

を読めば、どんなに大変な経験をして

きたかわかります。

アメリカのネイティヴの人権のために

奮闘したデニスの勇気と行動力、

深い智慧とやさしさに感銘を受けました。
「愛と平和を生きましょう」など

スピリチュアルなメッセージを

言葉にすることは簡単ですが、

それを実際に生きるのは、なかなか

難しいことです。
平和のメッセージを話すだけでなく、

自らが行動、実践し、存在で表すー

デニスのあり方が本当にすばらしいと

感動しました。

 

オジブエ族の7つの美徳についても

教えていただきました🍀
それは、Wisdom(智慧)Love(愛)

Respect(尊敬)Bravery(勇気)

Honesty(誠実)Humility(謙虚)

Truth(真実)だそうです🌼

 

日本の文化ともたくさん共通点が

あるそうです🇯🇵🌸

 

デニスがスウェットロッジの時に

友だちの大切さについて語って

くれました✨
「みんなと友だちになろう。

彼氏彼女とかだけではなく、

男女や年齢とかに関わらず、

友だちになることが大事だ。

今はスマホで用件は足りるけれど、

友だちは会いに行くものだ。

それが友だちだ」と。

 

私も人との「縁」と「つながり」を

大切にしています。これからも

出会った縁を大切にして、性別や年齢、

国籍や人種を超えて、みんなと愛のある

つながりの中で協力し合い、成長して

いきたいと心から強く思います。

舞鶴のイヴェントの休憩時間に、

デニスに「ネイティヴの歌を

もっと覚えたい。どうしたらいい?」

と聞くと、山ちゃんの方へ私を連れて行き、

「エツコに、あのCDをコピーして

渡してあげて」と言ってくれました。

なんてやさしく親切なんでしょう!
こんなふうに真摯な対応をしてくれる、

このあたたかい人柄にみんな感動する

のだと思います。

 

デニスの著書と映画のタイトル

"Good day to die"「死ぬには良い日だ」

というのがあります。

それはネイティヴアメリカンの言葉で

「悔いのないように一日を精一杯

生きていれば、今日が死ぬのに

良い日になる」

「今日死んでもいいように今を生きよ」

という意味でもあります。

私はこの言葉をいつもハートに想い

日々を過ごしています。

 

デニスとの出会いの中でも

「未来は誰にもわからない」

と痛感させられる出来事がありました。

孫のローズさんが亡くなったため

急遽帰国されたり、来日イヴェントに

急病のため来日がキャンセルになったり…。

私の方も、家族が急に入院することになり、

大阪のイヴェントに行けなくなったり…。

 

「予定通りの明日がやってくる保証は

どこにもない。だから今ここしかないんだ。

今ここを生きたら後悔することはない。
よく生きることはよく死ぬことにつながる。

だから今ここを精一杯生きよう」

そんな想いを再認識しました。

それにより、インテンスな日々を

過ごしています。生きる密度が

濃くなった気がします。

 

私がデニスから本にサインをもらったときに

「誰かがあなたに望む生き方ではなく、

あなたが望む生き方を生きなさい」と

メッセージをいただきました。

私は私。私にしかできないことがある。

だから私らしく、できることをできる時に、

できるだけやっていこう。
本当にやりたいことにエネルギーを

かけていこうーそんなふうに心に誓いました。

 

綾部でデニスと二人だけで話していたときに

「私の夫の難病が悪化し、今は暖かく

環境のよい沖縄で療養中である。

離れていて辛いけれど、今はこれが最善の

やり方だから、お互いがんばっている(当時)」

という話をしました。
別に何かを期待したわけでなく、

ただシェアしたかったから話したのですが、

それを聞いたデニスは即

「よし。彼に会いに行こう!」

と言ったのです!
私は耳を疑いました。そして”Really?”と聞くと

「沖縄に行くから、その時に会いに行くよ」と

本気で言ってくれたのです!
そして実際に会いに来てくれたのでした! 
私はたくさんのスピリチュアルリーダーの

方にお会いしましたが、こんなふうに決、

即行動に移す方にはお目にかかったことは

ありませんでした。本当に感激しました。

 
デニスがスウェットロッジの時に言っていた

「みんなと友だちになろう。友だちなら

メールだけじゃなくて、会いに行くものだ。

それが友だちだ」

いうことをデニス自身がちゃんと実行して

いるのです。 

 

理論や夢、理想を述べているだけではなく、

それを実行しているーまさに有言実行。
私の求めている生き方、あり方を

実行している方がここにいるんだと、

心から感動しました。
生きているマスターに出会えたと

思いました。
こうしてデニスとの出会いは、

私の人生に大きな変化を与えました。 
この出会いに本当に感謝しています。

デニスは「自分も事故にあった時に、

後遺症が残ると言われたけれど、

でも全く問題がない。 だからきっと大丈夫。

Never give up!」と希望を持って

生きるようにたくさん励まして

くれました。
進行性の難病を二十年も患っていると、

希望を持つことさえ、時として

なかなか難しいこともあります。

このことは一生忘れません。

 

「デニスにたくさん教えていただきたい。

私もできるだけサポートさせて

いただきたい」と、

心から感じていました。

それだけにデニスの死は残念で

なりませんでした。 

 

「人は生きたように死んでいく」

といいます。

デニスは心臓手術の前後も、ハイテクな

機械やコードにつながれながらも、

明るく全力を尽くしていたと聞いています。

まさにNever Give Upの精神を最期まで

体現したのだと思います。

もしかしたら本来の寿命を超えてまで、

その生き様を見せてくれたのではないかと

私は思っています。

 

デニスの勇気と使命をやり遂げる強さ、

大きなハートと懐の深さ、あたたかな

眼差しと笑顔、やさしさと思いやり、

ユーモアといたずらっぽさ、深みのある

歌声と力強く響くインディアンドラム、

スピリチュアルな教えと祈り、

そして大きな愛を決して忘れません。

 

みんなを愛したから、愛されたのだと

思います。

私と同じように思っている人が

世界中にたくさんいるのでしょう。

 

デニスはとにかくすてきで、かっこよかった!

デニスから教えていただいたネイティヴ

スピリットは私たちの中で生き続けています。

私もそれをみんなに伝えていきます。

 

デニス、ありがとう!Miigwech
ニカニガナ
Beautiful Lake Woman✨ Coco💕

 

Live,Love,Laugh and be Happy💖
武藤悦子✨💕🐬🐚🧜‍♀️💙🦄🧚‍♀️🌸🌼🍀😼⭐️