Facebookで採用を変える人事コンサルタント日記 -30ページ目

Facebookで採用を変える人事コンサルタント日記

Facebookをはじめとするソーシャルメディアの普及によって、企業における採用活動が大きな変革のときを迎えています。
霞が関の人事コンサルタントがソーシャル採用コンサルタントに転身し、変わりゆく採用の手法やマーケットの姿をリアルにお伝えします。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA、藤江一正理事長)は、IT関連産業の人材動向やグローバル化への対応、オフショア開発動向などに関する「IT人材白書2011」の5月20日の発行に先立って、ポイントを発表した。


 「IT人材の意識と環境」については、IT企業の47.3%が人材育成に関する全体方針を発信しているのに対し、それを意識しているIT人材は26%にとどまる。また、将来のキャリアに不安をもつIT技術者は20.6%で、不安を抱えていても行動に至らない割合が高いという。


 「IT人材のグローバル化」については、5000人以下の企業に勤務するIT技術者にとってグローバル化は不安要因、としている。また、IT技術者はグローバル化の流れを認識しているが、実際に外国語習得に取り組む率は低い。


 「オフショア開発」については、調査を実施して以来、2009年度に始めて開発金額が前年を割り、930億円となった。2010年度は回復する見通しだ。


 このほか、産学連携による実践的教育や突出したIT人材の活用などについて調査を実施。「IT人材白書2011」は、5月20日からIPAのウェブサイトで無償ダウンロードできる。(5/6 Asahi.com)
人事業務アウトソーシング受託会社で国内最大手のエイチアールワン(東京都、武谷啓社長)が6月に浦添市西原のオフィスビルに沖縄センターを開所することが29日までに分かった。同社は2年後には社員約400人体制を目指している。沖縄センターは人員11人で中小企業の給与計算を中心に業務を始め、体制整備を進める。2年目以降は年末調整などの集約業務センター機能や大規模顧客への業務なども手掛け、最終的に実務的な機能全てを移管、順次社員を増やし、約9割を地元採用する考えだ。
 エイチアールワンは住友信託銀行やパナソニック、三菱商事、花王、SPAジャパンの大手5社が出資し、2009年10月に設立(統合)した。資本金は5億1935万円。10年3月決算の売上高は約46億円で、本社と大阪オフィスを合わせ、社員約400人。給与計算受託実績は現在、約200社、33万人に上り、人事や経理などの間接業務を1カ所に集約するシェアードサービス、人事給与業務処理、外資系企業向けサービスを受託する主要業務の実績は国内最大という。
 沖縄センター開所に向け、同社はIT(情報技術)環境の整備などで2千万円ほどの初期費用を投じ、準備を進めている。
 同社は競争力強化を模索する中、人件費などが安い中国への進出を検討していたが、業務過程を一部切り出すなど予想される事業内容の非効率さや為替の危険性などを考慮し10年8月から、あらためて国内に拠点設置を検討してきた。有効求人が少ない沖縄は、優秀な人材でも仕事に就けない若年者が多いとして設立を判断した。
 同社の担当者は「沖縄進出を機に、事業の大幅な拡大も目指している。加速度的に求人要請も高まるだろう。今後優秀な人材の確保を目的に、県が推進する人材育成事業へ協力していきたい」と話した。
(4/30 琉球新報)