Facebook就活生は何人いる? | Facebookで採用を変える人事コンサルタント日記

Facebookで採用を変える人事コンサルタント日記

Facebookをはじめとするソーシャルメディアの普及によって、企業における採用活動が大きな変革のときを迎えています。
霞が関の人事コンサルタントがソーシャル採用コンサルタントに転身し、変わりゆく採用の手法やマーケットの姿をリアルにお伝えします。

本日のFacebook Japanからのプレスリリースで、日本国内のFacebookアクティブユーザー数が500万人を超えたと発表がありました。
http://jp.techcrunch.com/archives/jp20110914facebook-5m-active-users-in-japan/

このペースで推移すると、2011年末には700~750万人程度までユーザー数が膨らむ見込みです。


では、その中に何人のFacebook就活生(大卒)が含まれているのでしょうか?
2011年12月現在で700万人と仮定すると、計算上は以下のとおりです。

700万人×23%(18~24歳)×59%(大学進学率)=949,900人
約95万人はFacebookアカウントを持った大学生、大学院生ということになります。

さらに実際に就職活動を迎えるのはこのうち大学3年生、大学院生および4年生の一部となりますので、おおよそ20%と試算されます。よって…
95万人×20%=19万人
という数字が、計算上見えてきます。

リクナビ、マイナビといった大手ナビサイトが約60万人ですから、おおよそ1/3程度の就活生がFacebookアカウントを持っているということになります。


ここでFacebook広告の機能で、13卒生のFacebookユーザー数を調べてみましょう。
以下が2011年9月14日現在の検索の結果です。

$Facebookで採用を変える人事コンサルタント日記-FB広告

2013卒の大学生または専門学校生は約44,000人と表示されました。

この数字は、学生個々のプロフィール入力の精度によって左右されるため、一概にFacebookを活用している就活生すべてを示した数字ではありません。
あくまで現時点で、大学生、専門学校生であること及び卒業年次を登録している学生の数です。

私の予想よりも多い数字でした。思ったよりきちんとプロフィール登録されている学生が多い印象です。

今後、就職戦線が本格化するにつれ、この予想が上ブレする可能性は大いにありますね。
また、間もなく発表されるであろうニュースも、結果的にFacebook採用企業やFacebook就活生を増やすことになるでしょう。