前記事で急にYoutubeが記事に貼れなくなってしまった事を書いたらコメント欄にたくさんのアドバイスを頂きました。

おかげさまで「埋め込みコード」をクリックした後に下の方にある「Used Old Embed Code?」の所にチェックを入れれば従来通りのタグが表示される事がわかりました。

PCの操作は全くダメダメなので改めて感謝です。

先日Led Zeppelinの初来日コンサートの映像がオフィシャル・サイトで公開している事を記事にしましたが、またまたskydogさんにとんでもない音源の存在を教えてもらいました。

1971年7月17日、当時中学3年生だった僕は「Kyodo Tokyo ロックカーニバル#6 Grand Funk Railroad」を見るために今は無き後楽園球場の内野スタンドにいました。
$Blues Power$Blues Power

オープニング・アクトはモップス、麻生レミ、マッシュ・マッカーン。

麻生レミはアメリカからWyndを引き連れての凱旋公演の予定だったのが、入国手続きのトラブルで井上孝之、大野克夫、山内テツ、原田裕臣によるスーパーグループがバックを努める事になったようです。

マッシュ・マッカーンは当時As The Years Go By(霧の中の二人)がヒットしたカナダのバンド。

マッシュマッカーンの演奏が終わる頃、急に雲行きが怪しくなって来てステージ前に飾ってあったGrand Funk Railroadの看板が突風に吹き飛ばされました。

それが前触れだったのかしばらしくして雷と激しい雨が降り出して観客はずぶ濡れに、写真のパンフレットも雨でボロボロになってます。

一時間位待たされたでしょうか、いつしか「We Want Grand Funk!!」の合唱が巻き起こり糸井五郎さんのMCでようやく9時半頃にグランド・ファンク・レイルロードが登場。

オープニングはAre You Ready! でもその後の事はあんまり良く覚えていません。

Inside Looking Outで終わった雨の中のステージは一時間位だったと思いますが、同じ頃来日したBS&T、シカゴ、EL&PのようにTV放映された映像がYoutubeにUpされる事も無くLiveの模様はずっと遠い記憶の彼方でした。

ところが昨日skydogさんの記事でその時の音源が紹介されているのを見てびっくりすると同時にあの時の記憶が鮮明に甦って来ました。

Grand Funk Railroad Live in Japan- Heartbreaker


明らかに観客が持ち込んだテープレコーダーによる音源ですが、録音状態は比較的良くってサビの部分の観客の大合唱など生々しく当時の会場の様子をとらえています。

後になってこの時の演奏は口パクだったと言われたりしましたが、この音源を聴いて確証は得られなかったものの僕はやっぱり実際に演奏していたんじゃないかなと思っています。

でも、熱狂のライヴを体験させてくれたのだから今となっては真相はどちらでも良いような気もします。

翌日の新聞では会場に入れなかったファンの騒ぎを交えながらセンセーショナルで批判的な報道がされていました。
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