別荘 in 軽井沢 -8ページ目

別荘 in 軽井沢

ひしょひしょ

『金色夜叉』は新派の当り狂言となり、熱海の海岸を舞台とする貫一・お宮のラブ・ロマンスは、熱海を訪れる保養客を明治初期の六倍に増やした。

もっとも紅葉自体はさほど熱海を訪れる機会がなかったというから面白い。

結局、「金色夜叉」は未完のまま終り、長田幹彦、小栗風葉らがその続編を書き上げた。

大正に入るとそうした客を当て込んで、温泉旅館や別荘の多かった熱海にリゾートホテルが建ち始める。

その第一号は1919年(大正八年)にオープンした熱海ホテルである。