4年半ほどおつきあいして昭和17年父・三井弁蔵は開発に携わったため、何区画も別荘地を引き受けることに。小坂且子さんが受け継いだ別荘は、そのうちのひとつ、以前はゴルフ場に面していたが、一部を手放し今は接していない。綻戦を迎え経済環境が激変、零下20度の冬を越して出産した苦労と、それでも静かな平和のありがたみを知った月、私が21歳のときに結婚しました。
父が徳三郎の母の所へ私を連れ、「娘を嫁に差し上げたい」と言ってくれたのです。
父が両肘に革を丸く切ったつぎのあたった洒落たジャケットを着ていたことがなぜか忘れられません。