二十七候「梅子黄」
「日は宙にしづかなるもの
茗荷の子」林火
大野林火>大野 林火
(おおの りんか、1904年3月25日 - 1982年8月21日)は、
俳人。
本名は大野正(おおの まさし)。
神奈川県横浜市生まれ。
旧制県立横浜第一中学校、
旧制第四高等学校を経て、
1927年東京帝國大学経済学部を卒業。
大学卒業後は日本光機工業に入社。
1930年に会社を辞めて県立商工実習学校教諭となる。
中学時代より鈴木三重吉や佐藤春夫の抒情詩に傾倒。
俳句は中学時代の1920年、
親友の荻野清(のち俳文学者となる)の父から手ほどきを受け、
1921年、荻野の勧めをうけて「石楠」に入会、
臼田亞浪に師事する。-Wikipediaより
旬のものー梅です。
バラ科サクラ属。
奈良時代以前はさくらよりも
梅をめでたものでした。
桜を花見にしたのは、
以外に近代なのです。
魚はするめいかが旬。
食材は茗荷(みょうが)。
夏みょうがと秋みょうががありますが、
夏バテ対策によい食材なのと、
食中毒予防もあっての旬です。
東京文京区の「茗荷谷」は、
江戸期に茗荷栽培が盛んだったからと
いわれます。
またこの時期はほかに、
海鞘(ほや)、ウニも旬です。
そして六月十七日ころに
三枝(さいぐさ)祭りが奈良のいさかわ(率川)神社で、
行われます。
さいぐさは、笹百合の古名。
別名:百合祭りとも。
古来百合は疫病よけとされたので、
その祭りごとです。
巫女さんが百合を題材の舞をするのは、
美麗なものです。