深き霧まとう

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第三十九候「ふかききりまとう」
新暦:8/18-22日ころ。

「霧しばし旧里に似たる
 けしき有り」-凡薫

現在は「洋ろうそく」と「和ろうそく」の
二種がありますが、
それぞれ使い方がちがいます。
和蝋燭(わろうそく)は、南北朝時代の歴史書
「太平記」に記述があり
そのころから作られ始めたと思われます。
はぜのき(主に九州、四国地方)やウルシ(主に東北)
の果実から採取した木蝋を火であぶり、
溶かしたものを芯のまわりに
手でかけて、乾燥という過程を繰り返しながら、
作っていきます。
一番高価なのははぜのきの木蝋だけのもの。
光が強く、長時間もつのが特徴。
オレンジの独特の炎が、癒し効果があるとして、
重用されています。

旬のくだものは「桃」。
中国が原産地で、
縄文時代ころからあったとされますが、
一般的になったのは明治以後です。
岡山周辺の「白桃」が有名。
桃の葉をお風呂に入れた、
桃葉湯は皮膚に良いとされ、
果実は整腸作用があり、
便秘などに効果があります。
また、血圧降下、二日酔いに良いとも言われます。

旬のさかなは「すずき」。
出世魚でせいご、ふっこなどと呼ばれます。
すずきは60センチ程度に成長した時の呼び名。
また「こち」もこのころ。
ふぐのように薄つくりもおいしいと言われます。

旬の野菜は「とうもろこし」。
イネ科の植物で、米・小麦とともに三大穀物とされます。
ひげが茶色く、ふさふさしたものがよい。
鮮度は落ちやすく、甘さや栄養価も半減します。
早めに食べるのが良いと言われます。

旬のくだものは「かぼす」もです。
大分原産の酸味がまろやかな果実。
食酢にも使われて、
刺身などを食べるときに良い。

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