nosubject
情報ありがとうございます。

年末にイスラエル大使館前の抗議集会に参加しました。
mixiで知ったのですがマイミクの青い鳥さんも参加されていて、その詳細を青い鳥さんは日記で伝えています。

情勢は泥沼のていをなしてきました。

もっと強い横の繋がりによる抗議が急務とされてきます。

ワコウ
nosubjectさん

<もっと強い横の繋がりによる抗議が急務とされてきます。>

本当にそうですね!世界的な繋がりが重要です。

ガザの現在起こっている生の映像を見ていると、ここまでやる人間のおぞましさが堪りません。

青い鳥さんの日記拝読しました。
色々感じさせていただきました。
日本でもこのように直ぐに一般人が行動できる素地があることに勇気が出ます。
nosubjectさんを通して今までも何度か(失礼ながら読み逃げでしたが)拝読させていただいておりましたので、内外の文学、思想にはたいへん造詣の深い方と存じ上げておりましたが、意外にも(失礼)パレスチナ問題についてもご専門でいらっしゃるようですので、わたくしの勉強のため、より一層の感覚を高めるためにもマイミクになっていただくようにお願いしようかと思っております。
こんなわたくしですので、断られないか心配です(笑)
青い鳥さんの昨秋の一ヶ月に懸けての素晴しい学術的、感覚的、造詣の深い旅行記、楽しく拝読していました。

青い鳥
はじめまして。
足跡からたどってまいりました。
写真拝見いたしました。

DAYSJAPANのブログで以下のサイトが紹介されていました。
http://picasaweb.google.com/tigrimpa/wLVhCF?feat=directlink#

http://daysjapanblog.seesaa.net/

広河隆一氏のブログだからソースは確実だと思います。
ご参考まで。また訪問させていただきます。

ワコウ
青い鳥さん

コメント情報ありがとうございます。
nosubjectさんを通じて今までも何度か拝読させていただいておりました。内外の文学、思想に大変造詣の深い方とお見受けしております。

tigrimpa さんの写真は、5日の「ガザの現在」に同じモノをアップしております。
広河隆一氏や「DAYS JAPAN]のカメラマンの方たちによる試写会や講演をわたくしの関係しております「現代史研究会」で何度かやっていただいております。命がけで頑張っていらっしゃる彼らに、イラクやパレスチナの現況を、コードのある(政府の息の掛かった)、またコマーシャルリズムに流された日本のマスメディアでは決して報道されない映像や写真の報告をいただき、その現場の鮮烈さに、魂が震撼したことを覚えています。何度かワナワナと身震いしました。

そして累々と続いてきた中東という歴史的背景、地域の複雑さに、わたくしのようなものは呆然としてしまうのです。

この明らかな殺戮に、世界の誰もがとめることが出来ないことの不思議に思いを馳せざるを得ません。

青い鳥さんは、またパレスチナ問題の研究者でいらっしゃいますが、ソコのところの紐時をどのようにお考えになっていらっしゃるのでしょうか、無知蒙昧のわたくしですが、より処としての少しの示唆を与えてくださいませんでしょうか。mixiのこのような場でお尋ねすることではないと重々承知しておりますが、、。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

青い鳥
ワコウ様

こんにちは。
お返事を書くのがすっかり遅くなってしまいました。
まず、僕はパレスチナの研究者でもなく、中東の研究者でもなく、まったくの素人で、数年前からちょこちょこと本を読んで勉強している程度のものです。(職業もたんなる一サラリーマンです。)

そういう素人(=一市民)の立場からいくつか僕の考えを述べてみたいと思います。

ひとつは、パレスチナ問題は日本とは遠い、地球の裏側の問題です。そういう僕たちの生きている社会からまったく遠い地域の他所の国の問題に関心を持たなければいけないのかどうか?もし、これが100年前の日本とはぜんぜん違う遠い国の話しだったら「自分達に関係ない」といって無関心でいられることもあるいは許されたのかもしれません。しかし、現在では、国際社会の問題はいろいろな面で全てが複雑に絡み合い、日本で日常を生きている僕たちもそうした状況に既に巻き込まれてしまっています。それを自覚したうえで、どう引き受けるかというのは良心の問題として問われていると思います。

第二に、国際社会というのはふたつの顔を持っています。ひとつは各国の政府によって形成される上辺国際社会、もうひとつは、僕たち市民によって形成される底辺国際社会。今日多くの国が民主主義を謳っているにもかかわらず、パレスチナ問題を扱うときには、前者の見解と後者の見解が乖離してしまうのはなぜか?

第三に、パレスチナ問題がどんなに複雑な歴史的経緯のうえに成り立っているにせよ、パレスチナ人の人権と生命が抑圧されているのは明確な事実であること、そして、国際社会における公正さこそが重んぜられなければならないということ。

第四に、遠い問題であるはずの、パレスチナ問題を調べることによって、日本に住んでいる僕たちが多くのことを学べるはずであること。たとえば、何故マスコミはパレスチナ問題の報道にコードをかけるのか?なぜ、政府がアメリカよりの発言をするのか?などなど。そういう点から僕たちの社会のあり方や平和の問題が学べるはずであること。

お答えになっているかどうかわかりませんが、僕がパレスチナ問題に関して考えさせられるのはそんなようなことです。
逆にワコウ様がなぜパレスチナ問題に関心をもつのかも差し支えなければお伺いしてみたいです。

ワコウ
青い鳥さん

お忙しい中、このように真摯にお返事くださいましたことに、先ず、心から感謝するとともに、青い鳥さんのお人柄を感じて感激しております。
ありがとうございました。

第一~第四にお書きになっていることどれも仰るとおりだと思います。

>現在では、国際社会の問題はいろいろな面で全てが複雑に絡み合い、日本で日常を生きている僕たちもそうした状況に既に巻き込まれてしまっています。

日米安保条約(日米軍事同盟)がある限り、アメリカが関与している世界中の戦争に、何らかで日本も十分加担しているといえますから。我々国民も知らぬ存ぜぬとはいえない情況にあります。
国際的には、積極的なアメリカ支援国と見なされています。
ご存知の通り、我々国民の血税から巨額の資金が米軍に贈与されている事実があります。

>パレスチナ人の人権と生命が抑圧されているのは明確な事実であること、そして、国際社会における公正さこそが重んぜられなければならない

18日目現在(今も爆撃が続いています)
  パレスチナ:死者910(その3分の1は子供) 負傷者4,250
  イスラエル:死者 13            負傷者   70
この非対称の数字だけ見ても、明らかに、戦争というより一方的な殺戮です。
圧倒的な軍事力量の差。(イスラエルの軍事力は世界第4位)

>何故マスコミはパレスチナ問題の報道にコードをかけるのか?なぜ、政府がアメリカよりの発言をするのか?などなど。そういう点から僕たちの社会のあり方や平和の問題が学べるはずであること。

日本のマスメディアは、本当に骨抜きになっています。政府に都合の悪いことは、決して書きません。
隠蔽するか、歪曲するか、はたまた事実とは全く正反対のことをお眼も置く背もせず書きます。
報道としてのモラルが殆どありません。

パレスチナ問題に対して特に関心を持っているわけではありませんが。
昨年、DAYSJAPANのカメラマンや広河隆一氏や綿井健陽氏の映像や写真を何度か見る機会があり、それに心の縮む思いがしたことがきっかけです。それまでは殆ど詳しいことは知りませんでした。
ですが。今起こっているこの非常な事態に対しては、人間として憤りを感じるのです。
素朴です。 
「なぜ子供が女が人間がこのように無残にも殺されていくことが止められないのか」
と何かせずにはいられないのです。