タクシードライバー
公開年:1976年
主演:ロバート・デニーロ
制作国:アメリカ
職業あっせん所に行き、タクシー運転手に就いた。
家族もいないトラヴィスは、今は将来の当てもなく、
ただ毎日タクシー運転手としてその日暮らしで働いていた。
一方、彼の中では、次第に社会への怒りやいら立ちが
募ってきていた。孤独や空虚、そして自分自身を
理解してくれる者が誰もいないことを悟った彼は、
ある決心をする。自分自身と言う存在を世間に知らしめる。
キチガイを演じきっているロバート・デ・ニーロに
気色悪ささえ覚えます。
13歳のジョディ・フォスターが娼婦役で出ています。
13歳といえども、完成された女の色気があります。
生きる目的を失い、絶望を超えると、自暴自棄になる。
キチガイは、キチガイ行為をしている自分自身を見て、
その一瞬だけ、自分が生きている価値を感じることができる。
この快感は、学校、会社に見捨てられた人間にしかわからない。
いじめられたことのある人なら、誰でも社会にたいする憤りや、
被害者意識、劣等感があるはず。それを口に出すことは、
人間の良心で止めることが美徳とされていたけど、
もうそれは我慢の限界にきている。2000年代あたりから、
そういった敗者が全ての敵に対して、毒を露わに牙を剥く
ことが、正義と認識されるようになった。
