今日の日経新聞の法務面で、社長2人体制の会社について紹介されている。
一部引用すると
2人社長制のメリットは、いざという時の事業継続性が保てること。
一方のデメリットは、意思決定の難しさ。
2人社長制が有効に機能する条件は、
1.社長を2人にすることで多角化する事業の役割分担を行い、スピード経営を実践するため。
2.社長の代替わりがスムーズになされるよう政権移行をおこなうため。
実際に企業経営するうえで、社長が2人の方がよいのだろうか?
機能する条件2の「社長の代替わり」のために、一時的に2人社長体制にするというのは、有効だろう。
特定の事業を担ってきた人材が、いきなり全事業の経営を見るのは至難の業。
先代がどのように全体を見ていたのかということを、共有した上で将来の戦略を考えられる。
では、機能する条件1の「事業の役割分担」のための2人社長体制というのはどうだろうか?
これは、率直にデメリットの方が強力である。
2名の社長が、必ずしも、未来永劫二人三脚ですすめるとは限らない。
内部分裂により、最悪、会社解体などという結果になることもありうる。
実際、「チームワークが悪くなって経営陣の一部が役員から外れる」という例は、ベンチャー企業では結構多い。
メリットとしてあげられている事業の継続性について、
特定の事業を1人に権限集中するために、事業担当役員をおいている企業は多い。
注力事業を担当役員に任せず、社長直轄にした方が、即断即決で確かにスピードは上がるので、大きなメリットにはなるのだが。
やはり、内部分裂の可能性というデメリットが強烈すぎる。
船頭多くして船山に上る
最後は1人に権限が集中すべき。