CEATEC JAPANに3メガバンクが揃って出展する。

 

CEATECは、そもそも家電の見本市だったのだが、去年からは、IT系技術展示会へと方針転換。

IoT(モノのインターネット)がメインになっているそうだ。

(知らなかった・・・。)

 

で、3メガバンクがCEATECで何を出展しているのか。

・三菱UFJ:仮想通貨

・みずほ:AI

・三井住友:生体認証とAIチャットボット

 

みずほに関しては、グループの情報総研が出展しており、金融ではなくコンサルティング系。

 

三井住友は、生体認証を用いた脱ID、パスワード管理と、AIチャットボットを利用した顧客サポート。

 

三菱UFJが、かねてから開発していた「MUFGコイン」。

他の仮想通貨同様、ブロックチェーンを用いており、今回初のデモンストレーション。

特長はというと。

・1円=1コインの等価交換

・事前登録した「友達」と取引可能

・(Suicaなど)既存電子マネーとは違い、コインから円への交換も可能

・送金のリアルタイム性

・低コスト(手数料)

 

ビットコインやイーサリアムなどの既存の仮想通貨と異なる等価交換なので、

投資や投機ではなく、あくまで使い勝手の良い電子マネーを目指している印象。

参考:仮想通貨について

 

一方で、みずほは、CEATECには出展していないが、「Jコイン」という仮想通貨を複数の金融機関と連携して打ち出している。

さてさて、「MUFGコイン」と「Jコイン」。

何か差別化されたものなのか、はたまた、(いつものように)ほとんど同じものを別々に提供するだけなのか。

昨日の日経新聞では、日本金融機関の仮想通貨への参入について、特集されていた。

 

仮想通貨は、その値動きの激しさから投資としてメイン利用されており、個人投資家の株式・FX投資からの移動組が結構な割合でいるようだ。

こうした個人マネーの流入により、日本はビットコインの取引量が世界最大に浮上したようだ。

それにあわせて、SBIやGMOは仮想通貨取引所を設立している。

 

今後、日本の金融機関は、更に、マイニング事業に参入するということだ。

 

マイニングとは、「取引台帳に取引内容を書き込む作業」で、報酬として仮想通貨が付与される。

取引台帳への書き込み権限は、最初に取引台帳の暗号を解いた人が取得でき、

取引台帳の暗号が10分ごとに出されるため、高性能のコンピューターが必要になる。

大量の高性能のコンピューターをいかに安く運用できるかが、勝負となるということだ。

 

マイニングでは、中国勢が安価な電気料金を武器にシェアの7割を握っているようで、

そこに、日本勢のGMO、DM、SBI、マネックスが相次いで参入。電力料金の安い海外に大量のコンピューターを並べてマイニングを行うそうだ。

 

仮想通貨は、取引量にしろ、マイニングにしろ、中国がメインの舞台。

そこに、日本勢が切り込んでいくということで、是非とも存在感・発言権を増して欲しい。

 

このサイトでビットコインの購入におすすめの取引所を紹介しているので、参考までに。

 

まったく話が変わるが・・・。

日曜日の日経新聞について、

数ヶ月前から日経STYLEという文化的な内容に重きをおくようになり

個人的には、正直つまらなかったのだが、

昨日は、仮想通貨ネタのほかにも、世界的な低インフレやサイバー戦争など

非常に興味深い記事が多く、楽しく読ませてもらった。

 

今日の日経新聞によると、日立がAIを使った人事コンサル事業に参入するということだ。

 

・人材情報についてビックデータ分析を行い、社員・採用候補の特性・タイプをAIで適性判断する。

・社員の特性が分かるのと同時に、特性・タイプが偏らないように手薄なタイプの人材の採用を促す。

 

というのがコンサルサービスの骨子のようだ。

 

採用において、適性検査の一環として、アンケートを行い特性を診断するというサービスは以前から存在したし、実際にチーム分けに参考情報にしていた。

ただ、経験的には、採用時の特性・タイプ診断が、確度が高かったかというと・・・どうだろうかなぁという感じ。

 

例えば、「ストレス耐性が高いと出てる割には、仕事で追い込まれたときのパフォーマンスがイマイチ」というように「あてが外れる」ことも多く・・・。

(まぁ、こちらの期待するレベルと異なるというところもあるのだろうけど)

 

今回、日立は、ビッグデータ・AIを利用することで、

特性・タイプ分けについて、より精度があがるということだろう。大歓迎である。

 

コールセンター、人事、金融投資などにおけるAI技術の事業利用は着実に増えているようだ。

ただ、一口にAIを使っているといっても、同レベルのはずもない。

 

必然、どのサービスを使うかというところが重要になる。そのためには、情報感度のアンテナを高く張っておきたい。

例えば、金融投資であれば、このようなロボアドバイザーを比較検討するサイトがいくつもあるのでそういったものを複数参考にして検討するべきだろう。