先ほどの話。

 

とある銀行の営業マンが、性懲りもなくコストの高い投資信託を売りに来た。

「投資信託は商品を選ぶのが面倒くさいからやらない」と断ると、話はファンドラップ(の営業)に。

 

ファンドラップの比較サイトをみてもわかるとおり、どの金融機関でもコストが高く、まったく買うつもりがないのだが。

 

フィデューシャリー・デューティー云々が言われている昨今。

トーク次第で、この銀行の「フィデューシャリー・デューティー」への取り組みが分かると考え、

遮らずに聞いてみた。

 

で、コストの説明にて。

 

「投資信託では、購入手数料が発生しますが、ファンドラップでは購入手数料がかかりません」

「ファンドラップでは、一任契約手数料がかかりますが、1.5%程度です。」

 

信託報酬には、一切触れないまま・・・。

コストはこれで全部なのか確認すると、

「はい、これで全部です」

と言う・・・。

 

いやいや、信託報酬がかかるでしょ?

 

2,3度確認してもコストは手数料のみと言うので、業を煮やしてこちらから信託報酬を確認。

すると・・・

「それは、投資信託でもファンドラップでも同じようにかかるんですけどね。」

と。

これ、金融リテラシー高くない人にやったら駄目な営業でしょ・・・。

 

コスト高いので断ると、次に進めてきたのは、外貨建ての生命保険。

またしても、銀行営業の王道商品。

手数料高い・・・。

 

この銀行、実は前の担当営業マンも投資信託の説明時に信託報酬のことを言わなかった。

(当然、紹介された金融商品は買うわけもなく・・・)

 

この銀行では自分で探した以外の金融商品は絶対買わん!

 

なお、長期目線での投資信託購入には、個人型確定拠出年金(iDeCo)を使うと、節税メリットがあるので使うべき。
iDeCoのメリットを理解するならこちらのサイトがおすすめなので、参考に。

 

今日の日経新聞朝刊2面に「米利上げ後に世界株高」という記事が掲載されている。

世界的な低金利と景気拡大が共存するという見方が強まっている

と。

 

今月のFOMCで決定されたアメリカの利上げは、今年2回目。

FRBによれば、今年中にもう一回。来年も3回の追加利上げが予定されている。

 

通常、利上げが行われれば、株価は下向きになり、長期金利が上向くのがセオリー。

(と、経済学では習う)

 

だが、依然、アメリカの株式相場は好調だし、長期金利は低いまま。

 

為替マーケットにおいては、

長期金利があがらないのでドルは強くはならず、金利差が開かない。

ドル円も、あまり動いていない。

 

同記事では、

アメリカ株の割高感が懸念され始めている

という機関投資家調査結果がでている。

 

景気は循環するもので、好景気が未来永劫続かない。

(と、経済学では習う)

 

日経新聞の将来に暗雲をこめた景況記事は、いつものことではある。

が、景気循環を考慮すると、景気の先細りが見え始めても良い時期ではある。

 

株式については、「実はチキンレースが始まっているのかな?」とも思う。

 

 

Uberが揺れている。

上級副社長が辞任(「辞めさせられた」に限りなく近いが、ニュースでは辞任となってるので)。

社長のカラニックも、創業者であるにもかかわらず、どうなるか分からない。

 

「急成長したベンチャーが、倫理の欠如した文化をもってしまう」という事例は、

日本でも結構多い。

 

ベンチャーとして、会社拡大を最重視。

業績を上げた社員を重用し、出世させる。たとえ倫理が欠落していたとしても。

社長やそういった幹部の太鼓もち社員が増殖していき、倫理の欠落した文化を持つ組織ができあがる。

 

こうなると、優秀であるにもかかわらず太鼓もちなどしない人材や、

まっとうな倫理観をもった人材は、会社から離れて行く。

 

結果として、会社が衰退してしまう。

 

面白いビジネスをしていた会社にもかかわらず、

社長が調子に乗ってしまったことで、

経営メンバーを含めた優秀な人材が離れ、会社の勢いがなくなってしまうというのは、

間近でいくつか見たことがある。多い、と言って良い。

最悪の場合、倒産したり、売却したりという結果につながってしまった会社もある。

 

会社に勢いが出ているときこそ、

「社長や主要メンバーの倫理観を保つ」ことが、非常に重要だ。

商売がうまくいけば何をしても良いわけではない。

(渋沢栄一の「論語と算盤」を読もう)

 

この記事を読んでいる「社長」の方へ。

会社を急成長させた社長は、社内外問わず、チヤホヤされることが増える。

銀行に行けば、金を借りてくれと頭を下げられるし、夜の街に行けば、モテる。

こういった中で自ら倫理観を保つ、というのは難しいもの。(人間、弱いものだから・・・)。

なので、社員にしろ、メンターにしろ、自分を諌めてくれる声を、日ごろから聞くように。

調子の良いときにこそ、耳の痛い諫言を大事に聴くこと。

 

この記事を読んでいる「社長以外」の方へ。

社長がアホなことしたら、しっかりと何度でも諫言すること。

(最悪、社長と喧嘩しても、会社を出てやって行けるだけのスキルを持っておこう!)