これはちょっと余談ですが、業者名簿というのをご存知でしょうか?

その業者のこれまでの概要や実績が記されている名簿です。

現在、検討中の業者が信頼できる業者かどうかの判断基準のひとつになる大事な名簿ですので、

ぜひ確認しておきたいところですね!



特に見ておきたいのが、行政処分を受けているかどうかということ。

これは【監督処分簿】というものに載っています。

いわゆる、建築業者のブラックリストです(^_^;)




では、これを見に行くにはどうしたらいいでしょう?

まず、免許番号が「○○県知事(○)××××号」となっている場合は、

その都道府県の都庁・府庁・県庁の建築・土木担当部署で閲覧することができます!

そして、免許番号が「国土交通大臣(または建設大臣)(○)××××号」となっている場合は、

その本店から最寄りの地方整備局で閲覧することができます。

また、本店が所在する都道府県の都庁・府庁・県庁にもコピーを置いていることもあります。



業者名簿は処分関連だけでなく、ある程度の活動内容が把握できる内容となっていますし、

担当者に評判などを聞いたりすることもできますので、

できればこれらの場所に足を運んで、1度は読んでみると意外と知らないことがわかるかも?、

また、なかなかそういった場所に見には行けないという方は・・・



現在は、2006年以降のデータしかないんですが、

監督処分情報は国土交通省のホームページでも見ることができますので

検討している方はもちろん、興味本位だけで見てみるのも面白いかもしれません(^^)





では家を建てようと色々と土地探しをしていると、その中に【建築条件つき】というものがでてきます。

これは、その土地を買った日から3ヶ月以内に、土地の売主となっている業者と

建物の工事請負契約を結ばなければならない、という制度です。

ということは、その土地を買って家を建てるのに、業者(工務店)を選ぶことができない。

・・・ということなんです。

それでも、『この立地は捨てがたいが、業者を選べないという以外は、

フリープランの注文住宅と同じようなものだし、別にいいかな!」って思う方もいるでしょう。

決して悪くはありません!

がしかし、ちょっと冷静に考えて下さい。

建築条件つき物件は、極端に言うとお客側にとって有利な点はナイ!と言ってもいい物件なのです(^_^;)

それはなぜか??

まず、建物部分でも相見積もりを取られる心配がありませんから

一般的な注文住宅と比べると、かなり業者さんペースで話を進めやすい物件といえます。

業者側が『プランの例』として出してきたものから変更を加えたりすると、

どんどん金額がつりあがることも珍しくありません。

また、この建築条件つき物件の、業者にとってのもうひとつの大きなメリットは、

『お金の面でのリスクが格段に減らせること』。ここが一般の建売住宅との最大の違いです!

完成してから売る建売住宅は、それこそ売れるまでは土地・建物全てのお金が業者もち、

しかも、いつ売れてお金が回収できるかは、実際販売してみるまでわかりません(^_^;)



ところが、建築条件つきの場合は、とりあえず土地だけは買わなければいけないものの、

建物を建てる前から、確実に建物分まで含めたお金が入る、ということが確約されるのです。

これはまとまった資金をなかなか先行して出せない業者にとっては、とてもありがたいことです。

これらのことを考えると、【建築条件つき】というのはきわめて業者寄りのスタンスで考えられた制度で、

注文住宅よりも建売住宅よりも業者にとってかなり有利な条件で事を運べるものだということが、

わかっていただけるでしょうか。

でも、これが全てではありません。

購入者側からのすれば、ある程度その土地いっぱいに入るプランが出来上がっているので

間取りなど1から全てを考えるのが面倒な方にとっては、かなり良い条件とも言えます(^^)

それと併せて、注文より若干なり建物の価格が安く設定されてること多いです。

ただ、やたらと建築条件つきばかりを勧めてくる業者さんには気をつけましょう。

極端に悪い例では『相見積もりをしたら他者に勝てない価格と質の家しか建てられない上に、

土地を買うだけでアップアップなほどに、資金繰りも悪い』なんて、

ろくでもない業者さんだったという可能性も・・・(^_^;)



ゆえに、立地は間違いなく物件選びにおいて大事な要素のひとつですが

少しでもリスクを避けるためにも、立地だけで決めないようにしましょう(^^)



さて、前回の続きですが・・・

内容がわからない方は、お手数ですが1つ前の記事をご覧くださいひらめき電球



最近、この10年目の点検を迎える人がちらほら出てきていますが、

メンテに数百万円必要といわれた例もあるようです(^_^;)

最初の10年目でいきなり数百万って、かなりなものですね・・・。

20年目、30年目にはいくら必要だと言われるのでしょう?

仮にですが、累積するとしたら建て替えができるほどの金額になる可能性も。


ちなみに普通の建売でも、10年毎に適切なメンテナンスをしていたら、

よほどの欠陥住宅でない限り、自然倒壊とか、まずありません!

それを考えると、適切なタイミングでのメンテナンスをして長持ちするというのは、

特別スゴイことでもなく、本来『住宅としてごくごく当たり前のこと』だと思うんです。

そんなわけで、こういった制度も悪くないのですが、機関として施主さん第一の保証ならば

少々極端かもしれませんが『第三者機関はこちらで選ぶことができて、

発生したメンテナンスはすべて無償でやってくれる。万が一、保証期間中に業者が倒産しても、

きちんと保証会社等があって、同条件のまま最後までフォローしてくれる。もちろんその分も無償』なら、

本当の意味の長期保証であって、とても魅力的かなって思っちゃったりもします(^_^;)



ですので、あくまで極端な発想ですが、この制度を批判しているわけではないので

誤解なさらないでください(^_^;)

メンテナンスを考える手間が省けるというのは、人によってはすごく助かることですし、

制度上では一応保証もあるわけですしね(^^)

でも、これがあるから全面的に大丈夫!!などと盲目的になってしまうのは

やはり危険なのかなとも思いますし、この制度を選択要素のひとつとしてカウントする程度ならともかく、

これを大きな根拠にしての業者さん選びというのは、筋違いになっちゃうかな?

・・・という風に思ったりもします。



皆様のお考えはいかがでしょうか。