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今日は、涼しく過ごしやすかった。
連休最後は、家事を午前中に済ませ、
午後から読書。

ナンシー・クレス(著) のベガーズ・イン・スペイン
刊行日:2009/03/25

初めて読む作家だったけど、遺伝子操作の本で、短編集だったので
通勤時とかランチに読もうと思ったのに、とても読みやすかったので、
まず、7作あるうちの1作を読んだ。

あらすじは、21世紀初頭、遺伝子改変技術により睡眠を必要としない子供たちが生まれる。
IQを遺伝子操作しなくても、無眠人の方が、知能が高く、問題解決能力に優れ、快活で、
美しい容姿だけでなく驚くべき特質を持つ無眠人は、やがて一般人のねたみを買い…

題名を見たときに、スペインの物乞いの話?
と思い、そういえば、日本では路上生活者の姿を見ても、その人達が物乞いをしているのは
見ないなぁ。
と、別のことを考えていたのですが・・・

タイトルどおりの物乞いではなく、その考え方なのかと読んで判りました。
「物乞いに1ドルあげるか?」
お互いに思いやらない契約は契約といえない。
何も取引せず、何も与えず、何もしないような人に与えたとして、得になるのか?
でも、結果はすぐにでないだけかもしれない。

面白かったのは、主人公の無眠人と双子で生まれてくる有眠人の姉妹が、
必要としあった時に、有眠人が力を発揮すること。

なんとなく、DVDで見た ガタカを思い出しました。
あれも、優性遺伝子の子供でないと、就職も限られる世界で、宇宙飛行士を目指して、
努力する話。
優性であるがために、ストッパーがあって、自分がダメだと思うと諦めてしまう
が、後がないと思っているから、諦めない普通の人の違い。

残りの6作を読むのが楽しみです。