ワクチン後遺症による薬害で障害を負った南館さん。
現在、地元の二戸病院と岩手医科大学に通院している。


しかし今、医大への通院そのものが危機にさらされてしまっている

 

障害者用駐車場は、たった2台

岩手医科大学には、障害者用の駐車場が2台分しかない。
(しかもこの駐車場は、病院の入口から少し離れた場所にある。)


車椅子生活をしている南館さんにとって、この障害者用駐車場は「あると便利」ではなく、「使えなければ通えない」必須の設備である。

 

当然ながら、2台しかない駐車場はすぐに埋まってしまう。
 

しかし、医科大学側は特別な配慮や駐車場の確保をしてくれるわけではない。

 

先日は医大側から言われたのは


「駐車場があいている日に来ればいいのでは?」


というものだ。

 

「通院日を駐車場に合わせろ」と言われているようで

この言葉を聞いた南館さんは、強い違和感を覚えた。

 

「駐車場があいている日に合わせて通院しなければならないのか?」
(こちらは遊びに来ているわけではないのに・・・)

 

医師の診察や治療は、本来、患者の体調や医療上の必要性に基づいて行われるべきものだ。
 

それを「駐車場が使えるかどうか」で左右されるというのは、あまりにも理不尽ではないだろうか。

 

一般駐車場は、現実的ではない

医大には一般車両用の駐車場もあるが、一般駐車場はも午前中早くに満車になる。


そのため、そこに停めようとすると、南館さんは朝5時には自宅を出発しなければならない。

 

雪の多い地域で、体に障害を抱え、車椅子で生活している人にとって、これはあまりにも過酷な条件だ。

 

「もう通えなくなるのではないか」という危機感

このままの状況が続けば、岩手医科大学に通うこともままなくなる。
 

病院に通えないということは、治療や経過観察が受けられないということ。それは、生活の質の問題ではなく、健康や命に直結する問題である。

 

ここでも「障害者は我慢しろ」なのか

先の二戸市長選挙の投票の投稿にも感じたことが、今回の件でも同じ思いが頭をよぎる。

 

「障害者は我慢しろ」
「不便でも受け入れろ」


そう言われているように感じてしまうのだ。

 

医療機関でさえ、この対応である。


では、障害者は一体どこまで我慢すればいいのだろうか。

 

通院する権利、治療を受ける権利は、健常者だけのものではない。
 

それが「制度上は平等」でも、「現実には利用できない」のであれば、その制度は本当に機能していると言えるのだろうか。

 

この問題もまた、見過ごされていい話ではない。