【真顔スパゲッティ】 | Natural virtua!

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コミュニケーションの進化と深化~無為多言~

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現代人は、日々、なんとなく知ったように、パスタパスタ言う。でも、たまには原点回帰で、スパゲッティって言っていいんじゃないかな。

『週末、僕と一緒にスパゲッティでも食べにいかないかい?』って、言うことが年に一回くらいあってもいいんじゃないかな。昭和の気分で。文豪の気分で。

その昔、京都で「イノダコーヒー」という老舗の喫茶店でナポリタンを食べた。その店ではナポリタンは『イタリアン』というメニュー表記だった。

昭和の時代、イタリアンと言えば満場一致でナポリタンだったということが容易にうかがい知れる。

結論から言うと、イノダコーヒーのナポリタンは、すごい美味しかった。最近の、裏路地にある全く読めそうもない長い横文字系レストランでは、よもや食べられそうもない味わい。

ナポリタン。それはまさに日本人の、日本人による、日本人のためのスパゲッティ。イノダコーヒーのナポリタン、それは、決してパスタじゃなく、確実にスパゲッティ。

というわけで、イノダコーヒーのナポリタンの味を再現するべく色々やってみた。もっとも近づいた味のレシピはこちら。

【材料】1人前
たまねぎ 1/4個
ピーマン 1/2個
マッシュルーム 適当
ウインナー 適当
ホールトマト ちょっぴり
ケチャップ 大さじ3くらい
中濃ソース 小さじ1くらい
生クリーム ちょっぴり
粉チーズ ざっくり
バター 適当
塩こしょう 適当
パセリ 適当

【作り方】
バターで具材を炒めて、真顔で白ワインを加える。強火でアルコールを真顔で飛ばし、ホールトマトとケチャップ、中濃ソース、生クリーム、粉チーズを投入し、真顔でかき混ぜる。茹で上がったスパゲッティを、ビショビショのまま真顔で投入。すかず真顔で素早くかき混ぜる。塩こしょうで味を整え、もう一回粉チーズパラパラして、仕上げにパセリ。おこのみで真顔でタバスコ。

そんなこんなで、真顔で作って真顔で食べた僕なりのナポリタン。「これぞイノダコーヒーのナポリタンだ!」って錯覚した。

でも、いつかもう一回イノダコーヒーのナポリタン食べたら、「ん?あれ?全然違うやないかーい(笑)(爆)」ってなるのがオチなのかな。

人の記憶はいつも曖昧。
ダイヤモンドは永遠の輝きです。

※このブログは真顔で書かれています。

スーパーマクフライ