9/21(金)はいつもどうり九段飯田橋スタジオの早朝マイソールクラスからスタート。ヨガフェスタでクラス3本(座学含めて)受ける予定なので練習は軽めに。マイソールクラスもちょこっと早めに抜け出していざ、横浜へ。

会場に到着、早速受けたクラスは11:00~指導者向けのディーサンヨガ~アートオブアジャストメント/スダカー・ディーナン

最近日本でも一躍有名になった今やアジアを代表するくらい、香港では人気No1のインド人ヨガマスター。15歳からヨガを指導しベストヨガマスターアウォードというインドでも最も高い評価を受けた先生で今回のヨガフェスタで最初から一番受けてみたいクラスでした。

クラスが始まりマスターは真剣な表情でクラスを始める。今回は指導者向けのクラスなので参加者はほとんどが先生。まず、ヨガを指導するにあたっての注意点。Learn how to learn.まず「好き」「嫌い」について、自分が今「好き」と思いこんでいることも一瞬のうちに「嫌い」になることもあるといのを例え話を通してユーモアを含めた説明。マスターは表情を動かさないとちょっと恐い顔だけどたまに面白いことを言うとき無邪気ないたずらっ子のような表情をする。

これは僕らの心の作用、その心をどうアジャストしてゆくか。クラスの代名はアートオブアジャストメント、でもアジャストメントてそもそも何?アジャストメントとは肉体へのアプローチだけではなく①言葉②身体③思想へのアジャストメントがある。マスターは語る、そもそもインドではヨガを教えるとき人の身体をむやみに触らない。(確かにシバナンダヨガでは肉体へのアジャストメントは殆ど無い、心へのアジャストメントというかアプローチは良くある)。

このクラスは指導者クラスだからあなた方は舌をアジャストするべきだ、舌は唯一骨のない肉体の組織であり、最もコントロールしにくいところ。「舌をコントロールしなさい」とクラス中マスターは何度も繰り返した。つまりメンタルアジャストメント、まず自分の考えを正すこと。「自分の知っていると思っていることは本当にちっぽけでいかに自分が何も知らないことを知る」「あなたは人を騙すことはできるだろうが自分を騙すことはできない」「知らないことを知っているふりをして教える事により自分のカルマを作り出している罪深さを知るべき」など厳しい言葉が続く。

とクラス前半は主に講義。ついにパタンジャリのヨガスートラの一説「ステラム・スカーム・アサナム」=「安定して快適である、それがアーサナ」に触れ何人かの生徒をステージに上げ何種類かの前屈をさせた。そこでマスター、前の真ん中あたりに座っていた僕を使命して「ステージに上がりウッターナアサナをしている人をアジャストしてみなさい」と。さっきインドでは肉体に触らないっていってたのにどーしよー!と思いながら、いつものアシュタンガヨガのクラスでやってる軽ーく腰から背中を伸ばす方向を促す感じで触る。他にも何人かステージに呼び出されて普段やってるアジャストしなさいと指示れる。全員が上から下へ押すアジャストをした時、マスターは「前屈では絶対に上から押さないように!」と一言。それからマスターの前屈の指導が始まる。僕を含めた何人かの男性を実験台にマスター流のアジャスト?誘導の仕方を説明。




写真を撮ってくれたヨシエさん、ありがとう!

アーサナの指導法は写真を見て想像してみて下さい。アーサナの指導法は言葉にしにくいしマスターの知識をブログでシェアするのもどうかなと思うので細かくは書きませんね。

その後残り時間で参加者の希望を聞き後屈のやり方の説明と誘導の仕方。

結局、アートオブアジャストメントというこのクラスではちょんと指先を触るくらいしか人の身体は触りませんでした。

始めにマスターも言ってましたが「この90分でどうやって良い指導者になるためのコツなど教えられる訳あるはずないけれど、僕は皆さんに種を蒔くことはできる、あとは皆さんの中でその種が成長することを願います」と言ってました。

始めからディープなクラスだったので長い文章になりブログ一回分使ってしまいましたが、これからは肉体面のアーサナは活字にしてもあまり面白くないので僕の感じた事を中心にメンタル面などを短く書いてゆくつもりです。





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