海賊という名のバレエ~その⑤~ | 流れよ我が涙、と怪人は言った。

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先日、テレビで放送されたウィーン国立歌劇場バレエのルグリ版海賊はご覧になった方も多いと思う。


そのルグリ版海賊、ダンサーのレベルは高いし、ウィーンだけあってオケも素晴らしい。


なんと言っても、ちょっと汗臭い匂いがする海賊(それが魅力なのだが)にルグリ風の洗練された雰囲気が加わって、素晴らしい作品になったと思う。


しかし、何かが欠けている・・。




アリが出てこないじゃあーりませんか!!\(☆o☆)/。


物語の主役→コンラッド、踊りの主役→アリ、という二重構造を打破する狙いがあったのだろうか。


アリVaは同じ音楽、似たような振付でコンラッドが踊っていたが、アリ的な絶頂感は感じれなかった。


実は近年の海賊の新演出版はアリが出てこないという演出がかなり多い(キッカケはラトマンスキー版?)。


今のアリの立場を見るとふと思い出すキャラがいる。


それ白鳥の湖のベンノだ。


ベンノは元々は主要キャラで、初演のライジンガー版では踊りの見せ場的には主役級だったという説もあるくらいだ。


それが道化師の登場と共に登場機会が減りだし、今ではイギリスやその流れを組む一部のカンパニーの版にひっそりと生息するキャラになってしまった(ちなみに怪人はベンノもスキ)。


う~む、アリはこのまま「ベンノ化」して行ってしまうのだろうか。


怪人はアリあっての海賊だと思うのだけれども・・。




ここで、ルジマトフさんの意見を聞いてみよう。ルジさん、今の流れ、いかがでしょうか?。




「喝!!!!!」(byルジマトフ)




アリがとうございました(^O^)。