ある日の事だ。
怪人はいつものように某バレエショップ
のDVDコーナーで新商品をチェックしていた(たまには買えよ!)。
そこへ見るからにバレエをやってそうな小学生くらいの女の子が、お母さんと一緒にやってきて、なにやら探し始めたのである。
「ねぇー、お母さん、どれに入ってるの?。こないだのにはなかったよ」
会話の内容から察するに、この子は今度の発表会で白鳥の湖のロシアの踊りをやるようだ。
「ロシアの踊りはね、各国の踊りに何故ロシアの踊りがないんだとロシア皇帝に突っ込まれて慌てて作った曲で元々は黒鳥の踊りだった・・」なんて話をして子供をドン引きさせる訳にもいかないので、しばらく様子を見ていたのだが・・。
すると、お母さんは店員さんを呼んでいろいろと質問し始めた。
「すいません、る・す・か・や、ってどれに入ってますか?」
しかし店員さんは全くわからない様子・・。
さて、どうする・・。
「ルスカヤだったら、ボリショイとか新国のに入ってますよ。同じグリゴロ版でもベストルメノワよりミハリチェンコの方がオススメですね。」
なんて事を言うべきか?。
しかし、怪人は何も聞かれていない。
怪人は合コンでも聞かれてもないのに連絡先を教える事に躊躇してしまうのだ(だからいつも駄目なんだ!)(≧∇≦)。
それにそんなウンチクを披露したら、バレエを仕事にしてるショップの人の面子を傷つけてしまう。
結局、怪人は何も聞かれなかったので、静かにその場を去った。
さて、これで良かったのだろうか・・。
まあ、何とも言えないのだが・・。
押しつけがましい事はやりたくないし、某ショップにはお世話になっているし、無難な選択をしたという所か。
あの親子が無事ルスカヤの映像を入手できた事を祈っている♪。
怪人は死なず、ただ去りゆくのみ\(☆o☆)/。