バレエ鑑賞が趣味だった怪人が何故バレエをやってみようと思ったのか。
そのプロセスは曖昧で、今ではよく覚えていない。
ふと思い返してみると、ABTバリシニコフ版ドンキの映像を見た衝撃もその要因の一つだったような気もする。
そんな怪人にとって特別な存在のバリシニコフ版ドンキ、本家のABTでは改定されてケビン・マッケンジー版になってしまった。
別にマッケンジー版も悪くはないのだが、バリシニコフ版で味わったような絶頂感は味わえない。
確かロイヤルでもバリシニコフ版を上演していたはずだが、やはり改定されて、カルロス・アコスタ版になってしまった。
こちらの印象というと、アコスタは踊りだけやっとけばいい・(以下自粛)(≧∇≦)
いずれにしても、もうバリシニコフ版ドンキを生で見る機会はなくなってしまったという事になる。
さて、先日知人が出演する教室の舞台(ドンキ全幕)を見に行った時のこと。
これがまさにバリシニコフ版そのままの演出だったのだ!。
もう会えないと思ったのに、地元でバリシニコフ版と出会えるとは、なんという感動!。
キトリのフェッテの後に登場人物が次々に入場してくる場面では号泣してしまった(T_T)(余談になるがマッケンジー版ではこの場面がバッサリカットされていた。怪人は強く抗議する!→誰も気にしない)。
宝石のような名場面で彩られたバリシニコフ版ドンキは、移りゆく時代の流れの中で、人々の心の中だけで生きる存在となってしまうのかもしれない。
しかし過去の名演出を保存する事は、単なるマンネリや感傷的なノスタルジーとは別の問題だと思う。
またいつの日か、どこかの団体がバリシニコフ版を上演してくれる事を怪人は願ってやまない☆。
だからトレアドールの衣装は青でキマリだって!
そう思わない?(くどい男)( ̄∀ ̄)。