何年か前の事、ルグリのガラ公演が怪人の地元で行われた事がある。
その舞台は素晴らしく、怪人もオペラ座のスターダンサー達の妙技を堪能させてもらった。
しかし、見るだけで帰るのは勿体なさすぎる。
「出待ち番長」を名乗る怪人、今までゲットした有名ダンサーのサインは数知れず。
その時も楽屋口で出待ちする事に相成った。
さて、しばらくすると・・。
ルグリ、ガニオ、ルテスチュ、当時放送されていたスーパーバレエレッスンに出演していたアクセルなど、スター軍団が普通に歩いて出てきたもんだから、ファンはたまらない(」゜□゜)」
ダンサー達はあっという間にファンに囲まれ、ちょっとしたミニイベントと化した。
そんな群集から少し離れた所に、やや年配の女性が一人でポツンと立っていた。
何やら近づき難いオーラを発している。
誰かと思ってよく見ると・・。
かっての大エトワール、モニク・ルディエールだった!。
ルディエールはこの日の出演者の一人でもあったが、ファンはなぜか見向きもしない。
これはチャンスだ!。
恐る恐るペンとプログラムを差し出して「シルブプレ」(オネガイシマス)と言ってみると・・。
「あら、私のサインでいいのかしら?、あなたも変わった人ね」と言うような不思議な表情でサインしてくれた(^O^)。
ルディエールは気さくな人とは言えないかもしれないし、この時の笑顔も破顔一笑だったという訳ではない。
しかし、人はこんなに魅力的な表情が出来るのか、そんな事を感じる微笑。
この日の舞台で一番印象に残ったのは、そのルディエールの微笑だったような気がする。
今は指導者として大活躍してるそうだが、彼女の元で多くの名ダンサーが育っていく事を願ってやまない♪。
え、ルグリやガニオにサインは貰わなかったのかって?。
まあ、せっかくの機会ですから・・。
ゴルゴ13と出待ち番長は狙いを外しませんぜ( ̄∀ ̄)。