宇宙で繰り広げられる力と力のガチバトル ASO | スタッフブログ

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ヴァルシュトレイの開発日記

 少し時間が開きましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。カルピス飲んでます?

 Bitsummitが終了してひと段落ついたのもつかの間、次はヴァルシュトレイ4.0の調整と新作の作業で大わらわ。シエスタはスタッフも少なく、そのうえ本業との兼ね合いでいつでも人手不足になってしまうのです。もちろん作っているのは楽しいですが、連日連夜なにかに追われていると、いろいろと滅入ってくるのも仕方のないことです。どんなに忙しくたって少しくらいは休まないといけません。でないと作業のほうにも影響するからね、クオリティの高い仕事のためには、これってとっても大事なことだったりもします。

 さりとてこういう時の休憩が油断ならないことも事実です。出かけたが最後、ゲーセンにでも引きこもって現実逃避を楽しみつくすまで戻ってこないですからね、注意が必要なのです。なんかね、忙しい時って無性に別のことがしたくなるですよ。そんでそれやらないと気が済まなくなるですよ! クリエイターってのは技量の良し悪しもさることながら、やりたいことに対していかに忠実且つアクティブかってところも大事な素養の一つ。遊興にマジメでありこそすれグズグズしている暇なんぞない。日が昇っちまう!  そう、これはもはやロック! ……ほんとか? というわけで本日はASO。SNKさんの名作ですね。

 

 

 

 

 

 

 ASOといってもアーケード版ではありません。前述の通り、自分いま、遊びにいったらヤバいですからね……じゃなくて、自分の知る限り、置いてあるところがないの。誰か東京近郊に置いてあるところ知ってたら教えて! ……と、それはともかくファミコン版でもありません。PSP版です。SNKアーケードクラシックスゼロですよ!

 

 こいつはすごいよ。だってASOはもちろん、ヴァンガード2HAL21バミューダトライアングルも入ってる! おまけに怒号層圏TANKもなにもかも遊べて(だがゲバラ、てめーはダメだ!)こんなん買わんヤツいるの? 的なソフトです! SNK様の黎明期における名作がすべて入ってる。TWNでお世話になったからというわけでなく……いや、ちょっとはその節のお礼の意味も込めて、まだ知らん人はぜひ買って遊んでみてくださいッ!


 さてASOです。「あそ」じゃないっすよ? Armored Scrum Objectの頭字語でございます。これ、85年のグラディウスのちょっと後に出たSTG。初めて見たときはヴァンガード2の続編だなーなんて思ってましたね。ヴァンガード2とは同じSNKから84年に出た全方向スクロールタイプのSTGですが、絵面が似ているだけでASOとは特に関連しないようです。


 当時ASOは近所だと一か所にしかなくてあんまり遊べなかったですね。なんというかグラディウスもあってギャリバンもあってASOもあって……みたいな、花形タイトルが全部そろったゲーセンっていうのがなかったンですよ。だからグラディウスやりたいときはASO遊べないし、その逆もまた然りでしてけっこう悩みましたね。友だちと一緒だったりすると、オレはあれやりたいオレはこれやりたいでなおのこと、収拾がつかなくなる。まあ、みんなして自転車で移動すりゃいいだけの話なんですけどね。ゲーセンに行くのに隣町まで行かねばならなかった我々田舎者にとっては、それもいささかならずしんどいことなのでした。それでもけっこう移動してましたけどね!


 閑話休題。ASOとは対地対空の撃ち分けがある縦シューです。小隊で襲ってくる空中の敵キャラはレーザー(といってもただのショットですが)で撃ち落とし、漆黒の宇宙に浮かぶいかにもメカメカしい地上に設置された砲台やらコンテナやらをミサイルで破壊します。パワーアップは「ポイント」というパネルを取ることで行われるのですが、これは地上物であるコンテナ(本当はピラミッドというらしい)を壊すと出現します。こいつを拾うわけです。スピードアップしたければ「S」を三つ集め、レーザーをパワーアップしたければ「L」を三つ、ミサイルなら「m(なぜか小文字なんだよ)」を三つ集めるといった要領です。各々三つ集めると1段階パワーアップするので最高段階である2段階目までパワーアップさせるには、それぞれ6個集めないといけないわけですね。さらにこのポイントには「青」「黄」「赤」の三色があるのですがこれ、重要度を示しています。は普通、黄色はそこそこ重要、は重要すぎて取り逃したら最悪レベルです。そのほか、やられてもパワーダウンしなくなる「K(キープ)」とか、アーマー装着時(後述するよ!)に必要なエネルギーである「E」とか、逆にパワーダウンしちゃう「逆ポイント」とかいろいろあるんだけど、そのあたり詳しくはウィキでも見てちょーだい! ってことでここでは割愛します。

 

 

 

 

 

 

 そしてこのゲームの最大の特徴である「アーマー」。アーマーはそれぞれ個別の特殊な攻撃方法を持っており、装着ボタンで装着・解除ができます。PCであるSYD(シド)は必要に応じてこのアーマーを装着し、あらゆる難局を乗り越えてゆくのです。 アーマーは全部で8種あり、SYDは初めから「オクトアーマー(8方向攻撃)」「シールドアーマー(シールド)」の二つを持っていますが、残りの六種は現地調達です。道中のピラミッドを倒すと出る「パーツ」を、これまた三つ集めると完成し、画面下のインジケーターへ収納されるのですが、アーマー完成前に誤って別のアーマーのパーツを取っちゃうと、それまで構成中だったパーツは全部消えてなくなります。なんというアイテムトラップ! 後述しますが、このゲームの最大の敵はなにを隠そう、このアイテムトラップだったりします。

 

 そしてアーマーは、装着すると画面下のエネルギーを消費します。アーマーインジケーターの上にあるのがエネルギーゲージで、アーマー装着時に攻撃するたびに一定量が減っていきます。そしてアーマー装着時被弾したり敵に接触したりしてもミスになりません。その代わりエネルギーを2マス消費します。エネルギーは最大で24マス。つまり12回ぶんのシールドにもなるわけですね。シールドアーマーがあるので、他のアーマーをそのように使いはしませんが、あっ死ぬ! みたいな時にはとっさにアーマー装着ボタンを押すというのは、戦闘機乗りならぬSYD乗りにとってはあまりにも当たり前すぎる危機回避方法。知っておいて損はないですぞ? でもサンダーアーマーでそれやるなら死んだほうがマシですぞ?

 

 ……ふう。ここまで長いですね。非常に仕様が多い。そう、ASOは当時のゲームのなかでも、とりわけルールの多い戦略タイプSTGだったのです。そのうえボスが凶悪でアドリブなんぞほとんど利かず、完璧なパターンを自分で作らないとクリアできない緻密なゲームバランスは、どちらかといえば超高難易度寄りだったと思います。当時小学生だった我々にとっては、とっつきの悪いゲームとして知られていたASOですが、そのおかげでけっこう占拠出来ましたね。あの頃はまだグラディウスの全盛期で、こちらのほうにはあまり人が寄ってこなかったというのもあります。とにかく自分はこのASOを心ゆくまで遊べたのです。そのゆえもあって自分の好きなSTG第四位です。

 

 

 

 

 

 

 さて、早速コインいっこ入れてプレイ! ……ではなくプッシュ・スタートボタン!おおう、始まりましたね。ぐわーん! という出撃音は当時、ゲーセンのどこにあっても聴こえたものです。そして間髪入れず襲ってくるザコ編隊。SYDの初期速度をはるかに上回るスピードで難解な軌道を動きまくるので、体当たりに要注意。STG作る者ならば覚えておくがいい。

 

「PC速度を上回る攻撃は、反射じゃ避けられんので使いどころ要注意」

 

なので、しっかりと軌道を見切らないとね。そしてこのザコ、毎度微妙に軌道が違ううえ、特に前衛ということもなく、ステージ中、突如猛スピードで横から現れては体当たりされたりするので、ホント、侮れません。グハかよおまえは!

 

 そして現れる地上。先頭のピラミッドをみっそーで壊すと、まあ、だいたい出るのが「F」ポイント。早速ゲットすると同時、画面中のピラミッドがすべて破壊され、その下に隠されていたポイントがあらわになります。「F」はフラッシュで、近辺のピラミッドをすべて破壊してくれる便利なヤツ。重要度は真ん中の「黄色」。見つけたら真っ先に拾いにいきましょう。

 そして現れたいろんなポイント。まずはスピードアップの「S」を取るのです。SYDの初期速度は非常に遅い。こう遅くちゃほかのすべてを取り逃すことになるです。グラディウス然り、STGは火力より、まずはスピード確保です。といってもこの「S」を三枚集めないと速くならないのがASOの辛いトコ。えっちらおっちらと進みます。

 

 

 

 

 

 

 一面冒頭はパワーアップ期間みたいなもの。ポイントを一つも取り逃さずに中盤へ差し掛かる頃にはスピード2速レーザーMAXミサイル2段階目となっています。(「W」はワープしちゃうので基本、取らない)こうなればもう、特に怖いものものなくどんどん進めます。……と思っていると、中ボスであるやけにメタリックな三葉虫が出現。三匹一組の複雑な動きで襲ってきますが、こいつが要注意なのです。上級者気取りで調子に乗って前に張り付いて連射してたりすると、突然3Way撃ってきたりして死にます。前兆ナシ攻撃の恐ろしいこと! 古いゲームはこれだから油断ならん……ところですが、2Loopさせることもなく難なく撃破。ASOのパターンは、どこでなんのポイントが出るかまで、ほぼすべて記憶しています。一度やり込んだものはなかなか忘れないのが自分の特徴。一気に12面までいっちゃいますよ!

 

 中ボスを終えるとステージは後半へと差し掛かります。一面も然り、そしてここから難易度が一気に上がります。その理由は二つ。3Way、5Way、16Wayの地上砲台が出現するようになるのと、SYDをパワーダウンさせる「逆ポイント」が出るようになるからです。ここからがASOのASOたるところ。いわゆる本番がようやく始まるのです。といっても一面は簡単ですね。多方向砲台は攻撃前にぴかっと光るのでちゃんと避けられます。まあ、光る前に壊すのがASOの鉄則ですがね、ここらへんはまだ余裕でしょう。ファイヤーアーマーのパーツを取り逃さなければ、一面で死ぬ要因は特にないってもんです。このファイヤーアーマー、一面ボスを楽に倒すうえでは重要ですからね。そしてやってきたボス前。ここは3Wayを撃ってくるザコが編隊を為して襲ってくるので要注意です。弾をかいくぐってそしてボス「ヘカテリアン」の出現を待ちます。本体から三本の触手がのびてウネウネ動く気持ち悪いやつ。このとき、よく訓練されたSYD乗りであれば画面前方真ん中でレーザー連射していることでしょう。ヘカテリアン出現と同時に本体を攻撃するためです。こうしないとこいつ、マジ倒せない! 
アンチレーザー弾という、SYDのレーザーを通さない弾を撃って来るんですよ。しかも3Way。初めのこのタイミングを逃したが最後、触手から3Wayは撃ってくるわホーミング弾はばら撒くわで手が付けられない! 一面からこんな強ボスで以て襲ってくるとはさすがASO! 85年当時、どうりで超高難易度と言われるわけです。

 

 だがそれも過去のハナシ。もはや熟達の域に達したSYD乗りである自分には、なんてことのない虫のようなもの。出現と同時に真っ赤 ――ASOのボスはダメージを与えるとくなって最後には黄色くなるんですけどね―― にしてやって、一発目のアンチレーザー避けたところで大撃破。レオンティーナさんよろしく「よゆうですね」のひとことで一面は終了です。いやあ、よゆうですね。

 

 

 

 

 

 

 ヘカテリアンの倒し方はもう一つあって、先ほど少し話に出たファイヤーアーマーですね。こいつを装備して画面前方真ん中で待ち構えていてもOKです。ファイヤーアーマーってその名の通り、装着するや否や、前方に火炎放射するんですけどね、こいつで本体を炙っちゃうってわけです。これぞまさに瞬殺。アーマーコンプリートで20万点狙わないなら、素直にそれで倒すのもよいでしょう。触手はね、だめですよ? 触手にダメージ判定はないのでいくら攻撃しても無意味。このあたりのわかりづらさもあって当時小学生だった我々は軒並み、このヘカテリアンにやられたもんでした。だからファイヤーアーマーは取り逃せなかった。そうでなくとも重要度2番のレアアーマーですからね、一面はこいつをちゃんとゲットできるが大事だったりするのです。

 

 そして二面へ。二面以降はまあ……長いのでポイントだけ押さえて行きましょう。

 

  1. 多方向砲台の位置はちゃんと覚えておく。
  2. 逆ポイントの位置も然り。スコア狙いじゃない限り、逆ポイントのピラミッドは無理してめくらない。 
  3. 誘導弾は恐らく1フレーム単位の高性能誘導。ただしSYDに近づくと誘導性を失ってその時のベクトルに沿って飛んでいくので、引き付けてかわす。
  4. ポイントはミサイルを通さないので、取ったらまずい逆ポイントが出現するピラミッドの向こうにある砲台を壊す際には、ピラミッドを破壊してポイントになるまでの間に素早くミサイルを発射する。非常に重要なテクニック。
  5. 無理してポイントを回収しない。初心者によく見られるのですが、エネルギーマックスなのに無理して「E」とっても意味ないのです。「V」も然り。
  6. アーマー集めてる最中、いいアーマーに浮気しない。
  7. 5Way,16Way,およびジョジョゼゼの破壊音気持ちいい。

 こんなところですかね。


 王道パターンで行きますと、二面冒頭でシールドアーマー装着して、以後はそのまま行けるところまで行きます。シールドアーマーはその名の通り、シールド張ってくれるんですが、被弾するたびにエネルギー2マス消費します。ですので以降は、「E」ポイントをいかに取るかが重要です。

 

 

 

 

 

 

 そして二面からは「逆ポイント」がわんさか出現するようになります。初めにも言いましたがこのASO、真の敵はこの逆ポイントと言っても過言ではありません。詳しくはWikiでも見てもらうとしてざっくり言うと、S、L、M、Eが逆になった茶色いポイントがあるのですが、それぞれがそれぞれのパワーを一段階下げる効果があります。つまり、逆Sを取るとスピードが一段階、逆Lを取るとレーザーが一段階、パワーダウンし、キープ効果もなくなるといった具合ですね。ですので絶対に取ってはなりませぬ! かてて加えて恐ろしいのが「逆C」すべてのパワーアップクリアするとんでもない逆ポイント。これ取った日には、黙って席を立ったほうがいいかもしれないってくらい絶望的なやつ。絶対絶対取ってはなりませぬ。そのほか「W」「R」というのもありまして、「W」はワープで一定区間を高速移動します。スコア下がるので基本取りません。「R」はリバースでワープの逆。一定区間戻れるので、スコア稼ぎに役立ちます。出たらとりあえず取っときます。そして「P」。これが出たら今日の運勢はラッキー! SYDの残機が一機増えます。無理して取りに行って逆に一機失うこともしばしばですが。

 

 さてさて、二面中ボスはイモムシ二匹。左右対称のジグザグ軌道で頭が弱点。一面の三葉虫同様、特に問題ないですね。そしてボスのハノマス・ズイ。一面と同じく画面前方真ん中で待ちかまえます。ただし撃つのはミサイル。こいつは地上物なのか、ミサイルでしかダメージを与えられないのです。といっても攻撃は前方に早い弾を撃つのみで至って単純。シールドに被弾しないよう気を付けるのみで、一面ボスのヘカテリアンよりも楽に倒せます。

 

 三面は冒頭から誘導弾。こいつもまた、ASOにおけるもう一つの真の敵ですね。STGにおいて誘導弾が厄介でなかったためしはなく、これはその最たるもの。ホーミング・オブ・ホーミング。これほどまでに誘導弾がハバを利かせたSTGって、他にありましたかね。そしてこの面から16Way砲台が登場します。ビグザムのメガ粒子砲のごとく全方位に弾を撃つその様は当時圧巻でしたね。まあでもそれだけで、特になんてことはありません。ただし破壊音は素敵ですので、見つけたら必ずぶっ壊しましょう。この「ぎゃぶし!」みたいな破壊音、好きすぎてヴァルシュトレイでもパク……もといリスペクトしてますね。我ながらよくできたと気に入っております。そして大事なのがサンダーアーマー。STG史上最も強力な攻撃を可能にするこのアーマー、この面でそろいますからね、必ずゲットだぜ!

 

 中ボスはチョウチョ? 三葉虫と同じく三匹一組で襲ってきます。これ2Loopさせると誘導弾ばら撒いてくるので要注意。とても避けられん。ボスはシャリプトラ。アリジゴクのようなフォルムで両手の拳(??)をガシンガシンと打ち付けています。基本的にはハノマス・ズイと同じような攻撃ですが、手を開いたときしかダメージを与えられず、ちょっとだけやりにくい。倒し方としてはやはり画面前方にはりついて、中央より1キャラ分くらい横にずれてレーザー連射ですかね。このとき、シールドに弾が当たらないよう気を付ける必要がありますが、まあ、それくらいです。これはどの面のボスもそうですが、ダメージを当てそこなって倒すのに時間がかかっていると、そのうち、誘導弾をやたらめったらばら撒いてきます。3Way→5Way→3Way誘導弾といった順です。こうなったらもうお手上げ。とても倒せたもんじゃないので観念するしかないですね。恐るべしASOのボスたち。

 

 

 

 

 

 

 そして四面。ここから先はとても難しい。トリッキーな敵、大量の3Way砲台、そして常に撃たれる誘導弾と、上級者でも油断がなりません。このへんで攻略をあきらめる人も多かったことでしょう。ですがこの面からこそが自分にとってのASO。誰が考えたか知らないが、中ボスのイモムシを倒してからしばらくするとBG面パレットが変わり、それまで漆黒(そうでもないんだけど)だった宇宙の色が真っ青になるのです。これが実にカッコよい! ここまで到達せし者だけが見られる光彩陸離な宇宙……などと当時、ひとりで悦に入ってたものでした。こんなカッコいいこと誰がどうして思いついたのかと、SNKさんへお邪魔したとき、訊いてくればよかったですね。

 

 ボスはボンボネラ。頭が弱点のヘビ型なのですが、こいつ、STG史上最もアクティブなボスの一つと言えるでしょう。動きが早すぎてレーザーがロクにあたりません。そのうえ巨体を生かした攻撃はSYDの動きをも大いにさえぎります。かなりの強敵です。自分はこのへんでシールド切れちゃいますので、どうせあと一発しか撃てないんだ! とビームライフル投げ捨てるアムロよろしく、すかさずキャノンアーマーに張替です。思い切りのいいこの方法こそ、このボンボネラを確実に倒す唯一の手段でしょう。青い宇宙の果てで繰り広げられる死闘は、今日も今日とて自分の勝利へと帰趨したのであった。

 

 五面……もう言うことはありません。ただただ激しい攻撃かいくぐり、中ボスを撃破し、そしてボスのギガビットへ。……でもこれね、見えないんです。全部で4機いて画面中をワープしてるらしいんだけど、時折ちらちらと見えるだけで基本、見えない。しかのみならず、バンバン弾は撃ってくるわPC座標にさえ無遠慮にワープしてくるわで瞬殺される。ほんとこれ、STGでやっていいことなのか未だに疑問なボスであったりもするわけです。でもそれは、これがASOでなかったら……のハナシ。このゲームにはサンダーアーマーという、これまたSTG史上最強の攻撃手段があるのです。あらかじめ装着しておき、ギガビットが一瞬見えた(ヤツは画面下に潜んでいる!)そのとき、ミサイルボタンでサンダー発動! 画面中の生きとし生けるものを残らず破壊しつくすこの超攻撃は、この厄介極まるギガビットをも一撃で粉砕するのであります。おかげで勝負は一瞬。STG史上最悪といって差支えないこのボスは同時に、STG史上最も瞬殺されるボスでもあるわけです。でもサンダーアーマー持ってない場合はどうなるの? 順当な良い質問です。誰もが気になるはずですね。でも答えは簡単。死あるのみ! ……実はやって倒せないことはないですけどね、それは普通ではない人の話ですので、またの機会に。

 

 

 

 

 

 

 どうでもいいことなのですが、自分は高校生のころ、STGつくーる68K「ヴァリスト・レスナルト」というSTGを作って何らかの賞をもらい、TAKERUで販売してもらっていたことがあるのですが、そのゲームの五面ボスでギガビットをパク……もといリスペクトしましたね。知ってる人もいないだろうけど。

 

 さあやってきました六面。青い宇宙をさえぎる地上は真っ暗で、そこかしこに16Way砲台が配置されている重武装っぷりはもちろん、なにやらピラミッドのような階層構造を思わせる地形が物々しい雰囲気を醸します。ホント、限られたリソースを最大限活用しております。ASOにはこういったスタイリッシュな演出の妙がてんこ盛り。メタリックで重厚でとにかくカッコいい。自分がずっとやり続けてきた所以は間違いなく、こういったゲームならではの演出にしびれたからなのですね。初めて見たときからずっと忘れられないでいるのです。わずかなリソースで、どうしたらこれほど強烈なインパクトを持たせられるのか、その秘密がここにはきっとあるのです。今なおやり込んで、シーケンスを隅から隅まで研究するのはそのためです。

 

 そしてASOはここで一区切り。ここをクリアすれば実質一週クリアとなりますからね、気合を入れて行きましょう。とはいってもやられないよう気を付けるだけで、あとは特にありません。ここまで生き延びてこられた腕があれば、きっと大丈夫。自分的には逆ポイント配置のいやらしい五面のほうが難しいってもんです。

 

 さてさて、万難を排して辿り着いたラスボス「ジョジョ・ゼゼ」ヘンな名前ですがこいつもまた、厄介極まるボスです。巨大なピラミッド構造の地上物で、3階層に分かれています。単純に3段階あるボスとして思っておけばいいですね。そして弱点は各階層を為す砲台で、地上物であるがゆえにミサイルでしか倒せません。この砲台からは、レーザーで破壊すると3Wayや誘導弾やアンチレーザー弾となる「845機雷」なるものを撃ってきます。この845(送信管か?)機雷の動きがまた奇妙で非常に避けづらく、そのゆえにまともにやるとかなりの強ボスです。ですがそこはASO。アーマーを持ってさえいれば楽勝だったりします。サンダーアーマーがあればサンダー三回。各階層一回ずつで瞬殺です。ファイヤーアーマーがあればじっくり炙っちゃう。これも瞬殺。自分は主に、ここでこそニュークリアアーマー使いますね。名前の通り、ミサイルが核爆弾になって超強力なのです。というかこのアーマー、ここを措いてどこで使うんじゃい! って感じです。あ、ハノマス・ズイにも有効か。とにかくこのニュークリアアーマー、爆風がどんな弾をも消してくれる上に音がかっこいいので大好きです。

 

 などと言ってる間に無事撃破。実質これで一周で、7面からはまた一面へ戻ります。ボスのデザインと名前が変わるだけで、攻略は基本的になんにも変わりません。11面以降の中ボスが「モンゴ」とかいう、紋甲イカみたいなやつに代わるくらいですかね。こいつがまあ、三機一組でアンチレーザー3Way撃ちまくるので、タイミングを逸すると倒せず、けっこう危ないです。特に12面のケツは、ASOにおける最大の難所といっていいでしょう。サンダーアーマーがあれば、真のラスボスであるジョジョ・ゼゼⅡよりもこのモンゴを優先して使ったほうがいいくらい。少なくとも自分はそうしています。

 

 

 

 

 

 

 結論から言いますと、自分、10面で力尽きましたね。難しかったというよりは、疲れてしまった感があります。だってPSPちっさいんだもん。やっぱASOはゲーセンでやりたいんですよ! ですからね、これを見たオペレーターの人がいましたら、ぜひあなたのお店で稼働させてください。そう遠くなければきっと、遊びに行きますよ。何度も言うけど、ゲーセンでのプレイって、ゲームの面白さを超えた体験なのです。小学生のころ、仲間と一緒に攻略に燃えていたあの輝かしい体験をもう一度味わえるなら、そんなに楽しいことはない。おじさんになった今でもきっと、仲間とわいわい囲んじゃうこと請け合いです。
 ASO。鋼鉄と灼熱の宇宙で繰り広げられる、圧倒的な力と力のぶつかり合い。こんな怒涛のドッグファイトを生み出したSNKへ敬礼しつつ、ではこのへんで!