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ヴァルシュトレイの開発日記


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 このところだいぶ日が伸びましたね。これを書いている午後6時半を以てして西の空は未だ、ラベンダー色の光彩をしっかり留めております。もう少し経てば東の方から迫りくる藍の帳が、夕焼けに泥む伊奈の光景を丸ごとすっかり覆ってしまうのでしょうけど、そんな薄暮の空もまた、この頃の楽しみの一つですね。そいつをひとつ仰いでみようじゃないかと、つつましやかな我が家のベランダなんかに出てみますと、天頂から西の秩父の山並にわたる青から赤へのグラデーションは澄み渡っており、たゆたう雲はその切れ端にいたるまでが夕映えに煌いておりまして、それらの為す様々な色に染められた近所の景色もまた、どことなーく魅力的というか、なんだかエキゾチックな感じがしたりするものです。自分なんかは日々のモノトナスな退屈が苦手なもので隙あらば妄想してますからね、どこか遠い外国にでも来ているような、そんな気分を楽しめたりもしちゃうわけなのですけども、でも旅行に行くったって仕事があるし、長期休暇なんてとれっこねーぞ? 第一、そんなお金どこから出てくるんだ? この時期、家を一週間も放置しようもんなら庭が草ボーボーになってんじゃないか!? などといらんことまで考えはじめ、まあ今夜は仲間とお酒飲む程度にしとこうか! ……と、そういうところへ無事に落ち着くわけです。幸いにも友達はおりますからね、そこは妄想ではなく、気分も浮き立ってくるというもの。日の沈まぬうちから舐めるアイラのうまいことといったらないですが、そこは夏の夜の短さです。調子に乗って深酔いなどしてると、あっという間にが来ますので要注意。次の日が辛くなりますからね。

 なんてことはどうでもいい……! 
どーーーーでもいいんだホントにまったく! 
と力強く思ったところで、今回はどうして僕らはゲームを作るのか、そんなことについて考えてみたんですね。
 昨今では個人や独立系企業などが制作するインディーゲームが面白いですよね。先日出展させて頂いた「東京インディーフェス2017」や、今週京都で開催された「BitSummit 5th(行きたかった!)などなど、インディー支援のためのイベントも多く開催され、その勢いは増すばかりです。たくさんのクリエイターたちが国内外から集結して、自分たちの作品を紹介したり互いに親交を深め合ったりして、とても活気にあふれております。自分たちも出展させて頂くたびにいろんな作品に触れて勉強させてもらったし、多くの人との出会いがありました。なにより感心しきりなのは、みなさんすごく自分のゲームや仲間たちにがあり、作るということにマジメということ。だからすごくピュアな自信にあふれている。上から目線みたいでちょっとな言い方になっちゃうかもしれないけど、とうに業界ズレしてしまった僕らにはまぶしくさえあった、というのが正直なところです。いやホント、素晴らしい!
 みんな、どうしてこのゲームを作ったか? どうしてゲームを作るのか? それがすごく明確なんですね。理由は人それぞれなれど、それへの意気込みがとてもたくましい。これってゲームのみならず、ものを作るうえでとっても大事なことですよね。つーかこれなくしてなにを作るというのだ? ってオハナシでもある。物理定数の一つでも違っていたなら人類は誕生していなかったように(ぜんぜん違う)。
 同時にとても難しいことでもありますよね、自分の思ったとおりにやるのって。上手くいかなくても失敗しても誰のせいにもできないし、頼れるのは基本、自分だけ。仲間がいれば協力も仰げるけど、甘えられるかといえばそうではない。だって思いどおりのものを作るなんて、最終的には自分にしかできないんだし、そのための勉強努力全部自分でやるよりないのです。インディーゲーム作るのって思うよりもストイックですよ? そういうのを自力でぜんぶやり遂げるんだから、これはすごいことですよ! ……などと他人事のように思ってしまうのですけどね、これ、もちろん自分たちにも当てはまるわけで、そういうことを改めて感じさせてくれた「東京インディーフェス2017」にはホント、感謝です! 次回もきっと出展させてもらえるよう、来年までに新作作っとかなあきまへん!

 それはともかく、なぜゲームを作るのか? もちろんこれは僕らにもありますよ? それはね、
作りたいものがあるから! 
以上、終了! ……っていうのも強ち嘘ではない! のですけどね、なんというか、これは循環のようなもんであると、思っています。ゲームは僕らにいろんなことを見せてくれた。偉人の名前も神話に出てくる神様も、土地の名前も星の名前も、英雄の生き様も人間世界の哲理も不変の真理も、今、自分を構成する見識のほとんどがゲームをきっかけとして得たものであり、それには学校じゃ教えてくれなかったものだってたくさん含まれているのです。
……いや、半分は映画からかも。
ゲーム作るのなら映画だってたくさん観ましょう! ……というのはおいといて、僕らは僕らがゲームから得たいろんなものを受け継いで、それを新しい形にして次の世代へ残したいんですね。ここで大事なのは、受け継ぐってこと。過去の偉大なゲームが残したものを捨ててしまってはダメ絶対なんです。進化ってのは時系列で達成される。懐古趣味に流されて遡るのもなんか違う。そこに僕らはひどく頑固だし、誰よりもまじめであろうと自負してます。でなきゃ請負やりながら自分たちのオリジナルなんて作りません。本業に支障来すわけにも行かないですからね、ホントしんどい!
 ……と、なんだか堅苦しくなってきましたけどね、ホントのところは先も言ったとおり、作りたいものがあるからです。こんなことしたら喜んでもらえるだろう、こんなゲームがあったら楽しいだろう、なんてアイデアは山ほどあるし、企画だって何本もある。残りの一生をかけても作りきれないかもしれません。なにより、そんなものを作ることができて、それを遊んでくれたいろんな人と出会えたらどんなにかいいでしょうね。文化の成熟に合意形成は必要不可欠です。それが楽しい! 
 ヴァルシュトレイも、そんな思いで作られた、新しいSTGです。なにが新しいかっていうと、これはゲームで遊びたいときはもちろん、
むしゃくしゃしたときにこそやるものってこと。史上最強の大火力でイヤなこともなにもかも吹き飛ばす、生活密着型シューティングエクスペリエンス(なんじゃそれ!)をふんだんに提供します! 
 僕らのゲームは温故知新。そんなゲームを今後もたくさん作っていきますので、よろしくおねがいします。
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