今日は十界互具(じゅっかいごぐ)について書かせていただきます。
十界互具とは簡単に言うと、人の心が十の状態(十界)を行ったり来たり(互具)するということです。
今日は十の状態のうち、割りと一般にも馴染みのある6つの状態について書かせていただいて、残りは次回にしようと思います(全部一遍にだと、ちょっと上手く説明できそうにないので)。
地獄界…誰かの事を恨んだり呪ったりしている状態
(誰かに復讐してやりたいとか、悔しくて眠れないとか…)
餓鬼界…欲しているものをどんなに手に入れても満足できない状態
(どんなに愛されても満足できない(不安)とか、もうお腹一杯のはずなのに満足できない(まだ食べたい)とか…ひょっとしたら、かまってちゃんと言われてる人達はこの状態なのかも。愛に飢えてる感じなのかな?)
畜生界…自分さえ良ければ良いという状態
(まるで動物のように自分のことしか考えていない、本能のままに突き進む感じ。)
修羅界…話し合いや正義に関係なく、「力(権力・腕力・話力など)」を利用してゴリ押ししている状態
(勝つためなら手段は選ばないといった感じでしょうか。)
人界…善悪の判断ができる状態
(善悪の判断ができる状態というような事も言われていますが、要は普通の精神状態ということかなと私は思っています。)
天界…天にも昇るような喜びの瞬間の状態
(目標達成や、○○大会優勝、第一希望が通った、大好きな彼と結婚した等々、その瞬間は絶頂的な喜びを味わえるでしょう。…ただ、「魔は天界にあり」とか「幸せすぎて怖い」なんていう言葉があるように、その状態は続きません。新婚夫婦も1年も過ぎれば慣れてしまいますよね。)
六道輪廻(ろくどうりんね)という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、その六道がこの6つにあたります。
解釈については宗派などによっても様々なことが言われているようです。
上に書いた「地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界」の6つについての解釈は、私自身が納得出来たものです。
普通の人はこの六道(六界)を行ったり来たりして抜け出せないけれど、仏教を信じている人は、残りの4つの状態「声聞界・縁覚界・菩薩界・仏界」の状態にもなれると仏教では説いています。
次回はこの4つの状態について書きたいと思っています。
不定期更新でいつになるか解りませんがご容赦くださいませ。
それでは本日はここまで。
ナムナム。