私が小さかった頃、おもちゃを作ったり、色々なものの穴あけに使っていたハンドドリル。今はボール盤、電気ドリル、ハンドルーターなど子供の頃には考えられなかったツールが存在しており、夢のようである。このハンドドリルは以前住んでいた家を整理していて出てきたもので、終戦後、父が住んでいた向島近辺の焼け野原で見つけ、他にあった色々な部品を釣り付け改造したものである。最近、この古いハンドドリルに「MOHAWK MADE IN USA」の刻印を見つけ、この名前をWebで検索したところ、型番No.2500M-Sであることを確認した。このメーカー(Mohawk-Shelburne)復元した純正品が掲載されてあった。
スイスの鉄道模型店のHOゲージ真鍮製ディーゼル機関車。細部までよくできている素晴らしい。このようなハンドメイドのブラスモデルはアート作品として存在している。
プラスチック成型品と違いその存在感は圧倒的である。このようなブラスモデルはアメリカでは
かなり存在しているが、ヨーロッパでは、精密プラスチック成型の鉄道模型がほとんどで、
この会社は珍しい。このような真鍮製ハンダ組立モデルは以前はほとんどが日本製であったが
このモデルはFULGUREXのプレートのみで、JAPANの刻印がないのでどこで組み立てたのかは
わからない。現在もFULGUREX社はこのような作品を販売しているかどうかはわからない。
去年、小学生の時、遊んでいたOゲージの湘南電車の模型をオークションで見つけ懐かしくて手に入れてから、たまに、そのオークションを見ていたが以外と多くの出品があり、当時相当量のこの湘南電車の模型が販売されていたように思った。その後、自分でも納得できるものがあり、それを入札後手に入れた。結局、ボディを2台購入することになったが今回の方が程度が良く、各部品を取り付けてあった為、再生はうまくいった。パンタグラフ、床下機器などは全て外し塗装を剝がし、磨いて、新しい床に取り付け直した。電気配線はしていない。結果、ほぼ同じに復元した、Oゲージ湘南電車の模型を手元に置いてみて懐かしさと満足感に浸っている。他の人が見たら笑われそうな話ではある。