noriちゃんのブログ

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木、特にチーク材を主にミニチュア椅子、自動車、動物などの作品を作っています。詳しくはhttps://nori-art.comにて掲載しております。

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Bugatti Type 57S Coupe Atlantic 1938.このクルマ昔から気になっていたもので、木製のものは数種類製作した。初期の頃は、特徴である継ぎ目の立ち上がりラインの処理が難しくてそれをなくした状態で製作していた。その後、どうしても納得いかず、色々考えた末、治具を作り、ルータービットを使用して溝を彫り、別パーツの立ち上がりラインを付けることができた。後部の曲線部は手加工で溝を彫った。それで、一応納得できるレベルになった。

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私は1/5サイズのミニチュアチェアを作っている。VitraやFritz Hansenで販売しているミニチュアチェアのスケールは1/6でコレクション用サイズ。私の作るスケール1/5は、作家などが椅子をデザインする時、立体にして全体を確認するときに使うスケールで、1/5の縮小は計算し易い。私が作るミニチュアチェアの場合、Finn JuhlやWegnerなどの椅子は細かい曲面などが多く、それが表現でき丁度良いと思っている。

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Sergio Mazza デザインのTOGA Chair1968。椅子の裏面に刻印がある。メーカーのARTEMIDE MILANOでは「This item is out of production」となっている。FRP製で大きめだが座り心地は良い。丸いクッションを置いてもずれないように手前が少し窪んでいて細かい所にも気を配っている。裏側の刻印をさがすときに背の部分に、後からグラスファイバーを貼って補強したあとがあった。背の裏が大きくえぐれている為かもしれない。下が大きく空いている為、息子が小さいとき、よく中に入って遊んでいた。(写真は孫)

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Finn Juhl, ‘Adjustable lounge chair’ NV55 Material: Teak, cane and leather

この作品、ほぼ図面通りに1/5スケールで製作したが、フレーム見ると全体に細い部材を使用していて華奢に見える。背部を可動式にしてある為、実物の強度は大丈夫なのかと素人ながら心配してしまう。背部に1.5mm幅の籐皮を編み込んだがフレームが若干変形してしまった。非常に難しいモデルではある。金属、籐皮、成型合板、など多種な素材を使った魅力的な椅子。

 

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GAULINO CHAIR 1/5model

Design Oscar Tusquets

#gaulinochair #bd #oscartusquets #oscartusquetsblanca

この椅子、大胆な構造で魅力的。私がミニチュアでこの椅子を作るのには原寸を採寸するほかない。たまたま部分破損したこの椅子を入手して採寸したが、ミニチュアであっても組立方法には苦労した。これだけのデザインが出来るデザイナーの才能には感服。

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MERCEDES=BENZ T.80 1939

Western Models

以前、ベンツ博物館を訪れた時、斜めにディスプレイ展示されていたのを思い出して、ジャンク品を購入。片方の翼の差し込みバーが破損していたため両翼に2mmのタップをたて固定。

しっかり固定したが、つなぎ目が気になりパテで修正。いい感じになったが、実物のモデルもつなぎ目があり、やりすぎた感あり。このウェスタンモデルのホワイトメタル製品は量産品でありながら全体に手作り感があり好感が持てる。

#mercedesbenz #mercedesbenzt80

#westernmodels #madeinengrand

 

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父が亡くなってからずいぶん経つが、私の作業場に置いてあった小さな箱の中に、父が年中弄り回していたパイプがはいっていたのを見つけた。今頃になってと思ったが、父の思い出の一品として、飾り棚におくことにした。黒かった樹脂の部分は変色してしまったが、木部のブライヤーは全く変色しておらず、綺麗なものだった。STANWELL REGO No.969-48 HAND MADE IN DENMARK と刻印してある。表面の傷のような部分を見て思い出したことがある。木部のブライヤーとはつつじ科の木の根の部分で非常に硬く火にも強いもので、木目もとても綺麗である。これをパイプのカタチに削っていくわけだが自然のものだけに細かい凹凸があり、完成したパイプの表面にキズのような凹みが残ってしまうことがある。その部分は、たぶん同質のパテのようなもので埋めてわからないようにして磨き完成させていると思う。父はそれが気に入らなくて、新規に購入すると、その、パテ?で埋めたところを探し、ほじくり返してそれを取り除くというような話を聞いたことがある。いわゆる、自然のままにしたいということかもしれない。

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「THE SHAKER FURNITURE シェーカー家具大全 宇納正幸 白木克洋 西川栄明

誠文堂新光社」

私は以前からシェーカーの椅子に興味があって、数点ミニチュアを作っている。その後の椅子のデザインに大きな影響を与えたものである。恥ずかしながら、私はシェーカーの椅子などはそれなりに興味を持って調べたが、シェーカー教については詳しくは知らなかった。この本はその点についても解説してくれている。

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先日、医院にて診療費をの支払いで、980円だったので、1000円を支払い20円のおつりをもらった。何気なくポケットに入れて、家に帰って着替えた時、あらためてその20円を見て少し驚いた。一枚は令和六年、もう一枚は昭和二十七年。製造から70年以上経過している。平等院も細部が摩耗してよくわからなくなっている。長い間、日本中を回ってきてもよく頑張っているといった感じ。自分もほぼこの年代に近く、令和六年製と比べ、人間も長い時間を生きているとからだの摩耗もしてきていると感じた。

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私の作るミニチュア椅子の製作を依頼したポルトガル在住のデザイナーの方が、完成した作品を受け取りに私の家まで来られた。これは、たまたま1年前に私が注文を受けたものが完成したのと、ポルトガル在住の依頼者家族の日本旅行の時期が一致してたことで実現した。彼らは家族旅行であり日本での旅行計画があったのだが1日を私の家に来るために割いてくれたということだった。私の家が鎌倉といういわゆる観光地にあり少しだけ近くを案内した。後日、彼のアトリエに私の作品を展示した写真を送ってくれた。