noriちゃんのブログ

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木、特にチーク材を主にミニチュア椅子、自動車、動物などの作品を作っています。詳しくはhttps://nori-art.comにて掲載しております。

私が小さかった頃、おもちゃを作ったり、色々なものの穴あけに使っていたハンドドリル。今はボール盤、電気ドリル、ハンドルーターなど子供の頃には考えられなかったツールが存在しており、夢のようである。このハンドドリルは以前住んでいた家を整理していて出てきたもので、終戦後、父が住んでいた向島近辺の焼け野原で見つけ、他にあった色々な部品を釣り付け改造したものである。最近、この古いハンドドリルに「MOHAWK MADE IN USA」の刻印を見つけ、この名前をWebで検索したところ、型番No.2500M-Sであることを確認した。このメーカー(Mohawk-Shelburne)復元した純正品が掲載されてあった。

亡くなった父が使っていたと思われる長さ約70mmのスプリングコンパス。このコンパスは余分な飾りのない美しいカタチをしている。通常のスプリングコンパスと違うのは針の取付部の構造と針の形状。ダイヤルを回すことで、出てくる針の長さを調節できるようになっている。針は先端が中心でなく、内側になっていて半径を決めるとき精度が出しやすいようになっている。今思うと、父はこういうこだわりのあるモノが好きで、道具として使うことと、そのものを分解したり調整したり自分なりに改造したりするのが好きな少し変わった人間だったのかもしれない。

40年以上前に販売されていたオーストリア製の卓上旋盤。それを完全にオーバーホールしたものを購入した。私は小さいものの加工しかしないし、工房は狭いのでこのような小型の旋盤はもってこいだ。形状も古いので当たり前だがクラシックな感じが心地よい。このような工作機械は古くなってもメンテナンス次第で長く使える。

家に2種類のサボテンがある。この花は開花後、比較的長い間咲いている。写真は2013年に初めて咲いた時のもの。1つで我が家でサボテンの花が咲くのは初めてだった。それから毎年少しずつ花が増えていき11年経過して8つの花が咲いた。株自体も大きくなり今後が楽しみ。

 

海外のコレクターからの依頼作品。2台のうちの1台。チーク材を2枚合わせ、合わせ面を中心線としそれを基準に削りだす。窓部を抜くのが私の作品の特徴。しかし窓部を抜くと全体の形状が乱れてしまうのもあるのでその時は考える。このPORSCHE911位の窓の大きさだと問題ないと思っている。全体の長さは約220mm。

スイスの鉄道模型店のHOゲージ真鍮製ディーゼル機関車。細部までよくできている素晴らしい。このようなハンドメイドのブラスモデルはアート作品として存在している。

プラスチック成型品と違いその存在感は圧倒的である。このようなブラスモデルはアメリカでは

かなり存在しているが、ヨーロッパでは、精密プラスチック成型の鉄道模型がほとんどで、

この会社は珍しい。このような真鍮製ハンダ組立モデルは以前はほとんどが日本製であったが

このモデルはFULGUREXのプレートのみで、JAPANの刻印がないのでどこで組み立てたのかは

わからない。現在もFULGUREX社はこのような作品を販売しているかどうかはわからない。

この数年、一年に一回、1日しか咲かないサボテンの花が咲いた。夕方か蕾が開きだし暗くなると満開になり翌朝までそのまま午後にはしおれてくる。毎年ほとんど同時期に咲く。

今回は2つが一日ずれて咲くようだ。これだけの花が一日でしぼんでしまうのは残念ではある。

作業場を片付けていて出てきたマイクロメータ(micrometer)。義父が貴金属関係の材料などを扱っていた仕事をしていた関係で使っていたらしい。ケースの内側に購入時だと思われる印字があって28.6.10となっている。28は昭和28年で1953年だろう。メーカーはStarrettというUnited States. Massachusetts にある世界的な工具メーカー。 このマイクロメータの型番はNo.230-Mとなっている。

特殊な計測器で私のような仕事にはノギス迄で、これは使わないのが残念ではある。

去年、小学生の時、遊んでいたOゲージの湘南電車の模型をオークションで見つけ懐かしくて手に入れてから、たまに、そのオークションを見ていたが以外と多くの出品があり、当時相当量のこの湘南電車の模型が販売されていたように思った。その後、自分でも納得できるものがあり、それを入札後手に入れた。結局、ボディを2台購入することになったが今回の方が程度が良く、各部品を取り付けてあった為、再生はうまくいった。パンタグラフ、床下機器などは全て外し塗装を剝がし、磨いて、新しい床に取り付け直した。電気配線はしていない。結果、ほぼ同じに復元した、Oゲージ湘南電車の模型を手元に置いてみて懐かしさと満足感に浸っている。他の人が見たら笑われそうな話ではある。

2010年に平凡社から出版された「ル・コルビュジェの愛したクルマ」に掲載されていた。

建築家ル・コルビュジェとクルマとのかかわりあいを描いたもので興味深い内容であった。

そこで個人的そこに登場するクルマを立体として鑑賞してみたくなり、ミニチュアモデルを集めて見た。見つからないものは自分で木製モデルなどで製作した。

これはCITROENのページ。Citroen 2CV [Vitesse]. Traction Avant [Eligor].2CV Prototype TPV 1939[Norev] 1/43scale model.