テレビ映画
ポセイドンアドベンチャー
その昔、子供の頃に見たと思っていたけれど何も記憶になかったし、てっきり船の冒険ものかと思っていた。
それがまさか豪華客船パニック映画だったとは!かなり衝撃的な内容、ヒーローが必ず生還してくれるとも限らない切なさがなんともいえない。
けれど、残された者はその意志を引き継ぐために生きる力を振り絞ることが出来るはず。50年前の旧き善きアメリカ映画、凄い!
タワーリングインフェルノ
上記と同じくパニック映画。こちらは何回もテレビでやっていたはずなんでよく見ていた。とはいえあまり良い気もしなかったので映画の細かな記憶は全くないけど、なんでこんなもの作るんだよとかは思っていて、高層ビルや高所が苦手になった理由のひとつでもある。
そんな高層ビルも当たり前ににょきにょき建っている時代。やっぱり防災対策はしっかりしてくれているのでしょうね…。
マネーピット
こんな映画をやっていたとはつゆ知らず。といってもいまから約40年前。ホームアローン的な超ドタバタコメディ??
トムハンクスの若い頃の映画はあまり好んでなかったようで、ほぼ見てないので、いま見ることができて有難い!
彼の作品はかなり面白いものが多かったように思う。この作品は涙流して声がでないほど大爆笑してしまった!!
主演女優さんも全く知らない方、恐らく当時40才くらいだったと思うけど、めちゃくちゃ可愛い。なんだかこのくらいの時代もアメリカ映画、良いもの沢山あったなぁ…。
映画
ハロルドフライのまさかの旅路
予告編を見てからかなり気になっていた映画。どうやら人気がある様子なので、上映開始からしばらくして観に行ってみたけれど、平日昼間でもけっこうな入りだった。
イメージとしては楽しい映画のつもりで見ていたら、どうやらそんなに単純な話ではなかったようで意表をつかれた。
とはいえ重たいストーリーともいえるが、必ずしも重た過ぎない軽妙なニュアンスを感じたのは、歩き続けるという行為の中で人生を振り返る視点があったからかも…。
自分も歩きながらフィードバックしていることがよくあるので、なんだかわかる気がするなぁと感心しながら人生という名の旅??あるいは苦行??のような感覚でスクリーンを眺めていられたので良かった。
ただ、この発想はフィクション??それとも現実にあった話を元に??そのあたりが途中から気になってしまった。
どうやら原作本があったらしく少しほっとした。これが事実に基づく話だとしたら、ちょっとナーバスなほうが残像として残ってしまったかも。
楽しいとは違ったけれど、イギリスの景色、抱える問題など、いろいろと奥が深い作品だった。
ミッシング
石原さとみ氏の演技評が良かったので見てみたくなった。確かに素?と思うような自然な演技というか、取り乱している姿はあまりにも普通にいる人っぽく演じていたので凄かった。
突然、家族が消えたら…ホントに尋常じゃなくなる。そうした夫婦の姿を通して、見る者に訴えているのは…。とてもわかりやすく問題定義してくれていた。やっぱりネット社会の闇は深いなぁ…。
朽ちないサクラ
桜がからむ映像の美しさが実に印象的な映画。展開もどこかでこうなりそうな気がすると思いつつも、それはないか…といった揺らぎを持ちつつドラマが進み、気がつくともうラスト??で驚いた。
ハラハラドキドキの緊張感ではなく、どこかリラックスしながらの鑑賞は、それだけ疲れず映画に入りこむことが出来たということ。
真相、真実はいかに??
ちょうど杉咲花さんのテレビドラマのイメージと、この映画の演技がどう違うかの楽しみも、ちゃんと応えてくれたような感じがして良かった。
これは是非シリーズ化して欲しいし、そのつもりで作られていると思いたい!私好みの作品。決して楽しい話ではないけれど、なんとなくいつまでも映画に浸っていたいような作りだった。