瀧原宮 (たきはらのみや) | 神々の東雲

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わたくしたちの美しい国日本の成立を、記紀や神様のはなしを中心にまとめました。

参拝紀行のカテゴリーを立てましたが、実はずっと最初はどこを書こうか迷っておりました。

「参拝紀行」なので、一番新鮮なのは参拝させて頂いたそのときに書くのでしょうが、しかし、一方でこういうのは最初が肝心。第一話が肝心なのですね。でもそんなことを言っておりますと中々始められないので、兎に角スタートすることにしました。

 

そこで、今年の上半期に一番美しいと感じた場所。それがここ「瀧原宮」です。

所在地 三重県度会郡大紀町滝原872

主祭神 天照大御神御魂

社格等 式内社(大)・皇大神宮別宮

創建 804年以前

本殿の様式 神明造

「瀧原宮」は伊勢神宮内宮の別宮という位置付になります。

勿論、ご祭神は天照大御神です。

 

ここは伊勢神宮最古の別宮です。

 

「倭姫命世紀」によると、真奈胡神の案内で滝原にやってきた倭姫命が土地の美しさに心を惹かれ、新宮を建てられたのが起源と言われています。

 

広大な宮域に杉の巨木が立ち並びます。

域内を流れる頓登川の川原が自然の御手洗場になっています。

なんと美しい風景でしょう。心まで清められます。

瀧原宮と瀧原並宮

瀧原宮は天照大御神の和御魂を、瀧原並宮は天照大御神の荒御魂をお祀りしているというのが通説です。

若宮神社

長由介神社

この瀧原宮と瀧原並宮、さらに伊雑宮を、伊勢神宮内宮(皇大神宮)から遠く離れていることから、「大神の遙宮(おおかみのとおのみや)」と呼んでいます。

皇大神宮(内宮)、豊受大神宮(外宮)も美しくてすてきですが、足を延ばせたら是非、こちらまで。

瀧原宮のウェブサイトはこちらからどうぞ.... 

 

 

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