蒸気機関車をさわっているといろいろな人に
いろいろアドバイスしていただける
先回車輪の軸受け部のみの給油で引っ張ったが
どうやら無謀なようだ
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シリンダーロッドは磨いていたが
見えるところだけであった
この中の固着もあるらしい
ではOHしてみようってことでやってみました
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外から見えるところはこんなふうに分割になっています
中には割メタルが入っています
割メタルは細いバネで固定されています
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このように何枚も割メタルが入っています
まだ奥に入っていましたが
ロッドに錆がなかったのでここまで外しました
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外から1枚目は2分割メタル
他は3分割メタルとなっていました
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錆とペンキを剥がし磨き込みました
奥のメタルに油を吹き付け完了としました
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元に戻して完成
公式側と非公式側の両方やりましたが
雨が強くなりちょっと手抜き
後日またやります

今回ここを開けてみて良かった
割メタルには油がなく固着しており
ペンキも残っていました
このまま無理に引っ張ると
間違いなく割メタルが割損していたでしょう

達人からはロッドの付け根のコッターを外し
シリンダーを切り離して引っ張ればよいとの
アドバイスもいただきましたが
動態となると絶対やらないといけない作業なのでやってみました
これをやるとクロスヘッドもやらないと
いけないのかなあと思ってしまいます
引っ張りをやるまでまだまだかかりそうです


岐阜梅林公園のD51470の加減弁が動かないので
蒸気ドームを開けて整備するというので整備に参加
以前名古屋市科学館のB6整備にも参加したので
蒸気ドーム内整備は今回が2回目
C11の整備の参考としたいので楽しみでした
今回はその道のすごい人も参加されていました
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ドームカバーは砂箱と一緒なので分割できます
昔はこのカバーを手作業で板金製作したのでしょう
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いきなりドーム内の画像
作業員の1人でしたので途中の画像がありません
このドームを外すのが大変な作業
錆びた1インチのナットがなかなか緩みません
幸い道具なんかは事前準備していただいたので
力作業があるのみ
30本のボルトを3時間ほどで外しました
ドーム内は比較的きれいな状態でした
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蒸気弁の状態も良好でしたが
念のため切り離し固着ヶ所の特定をします
面白い割ピンでとまっていました
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弁を切り離したが動きません
B6のときもそうでしたが
ここの連結部が怪しい
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蒸気弁作動アームをレバーブロックで吊り
弁の開き方向に力をかけておきます
①の部分を大きなバールで叩くと
②の方向に徐々に動き出しました
レバーが緩むとまた力をかけバールで叩きます
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弁を取り付け動作確認良好
画像の弁にスパナを入れているのは
弁が落下してけがをしないための安全養生
この後弁内や連動部にグリスを塗っておきました

今回の作業はB6の整備が大変役に立ちました
おそらく加減弁の固着はこの部分がほとんどだと思います
キャブ内でハンドルをレバーで引っ張り
動かそうとしてもまず無理でしょう

今回の作業は2日間を予定していましたが
1日で完了しました
私も機械の保全をやっておりますが
蒸気機関車という専門の部分は
その道のベテランにはかないません
暑かったですが得るものの多い1日でした

機体引っ張り時の治具を作ってみました
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前回はこのようにバカデカいシャコ万にワイヤを掛けていましたが
そもそもシャコ万はこのような使い方はしません
強度的にも不安です
そこで専用治具を製作してみました
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t16の鋼板を切断し成形
2セット製作します
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ガッチリ溶接しました
しかしまだ強度的に納得できません
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更にt16で裏表補強します
これなら開くこともないでしょう
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このようにシャックルが入ります
2点のボルトは治具を機体に固定させるための物
このボルトには荷重は受けないのでM10で十分

これを作るため丸一日かかりました
機体に穴をあけたり溶接したりして改造することなく
ワイヤを掛けることができます