大連日記![]()
まずは 大連と聞けば真っ先に浮かぶ事は 日露戦争でしょう
大連は中国大陸において最も古くから実質的な日本統治が施されてきた地域であり
日露戦争後ロシアに代わり日本が中国大陸で統治し始めた初めての都市こそが大連でした
日本はこちらに満州鉄道の本社を置いて(大和ホテルチェーン)を作り
上下水道・電気などの立派な都市整備に努めてきた結果
大連駅等、多くの日本統治時代の建物が現役で残っています
又、日本は大連に美しい町並みを残し、数多くの殖産を行ってきました
大連も含め遼寧省など東北三省(旧満州地域)は他の地域に比べて対日感情は良好
日本に統治されていたにも関わらず親日的である点は
大連では反日デモが起きなかった事でも良き証明となっています
それ故でしょうか・・・
大連では私の知っている本来の中国とは違い(!)
旅行中に1度も不快な思いをする事がありませんでした
これには正直拍子抜け(笑)
大連の人々の秩序と生真面目さ・・・はきっと日本統治時代の最高の財産なのだろう・・・なんて思います
さて、ロシア街

芸術展覧館を通り過ぎると
ロシア風街が現れます

元旦の午前 店は殆ど開いておらず人もまばら
ここは物売りが凄いと聞いていたので私にとってこれは好都合!

それは。。。ロシア街と言うよりロシア風街なのですから・・・
過去の(本物のロシア建築物)を取り壊し
2000年に新たに観光用として建て直された38棟の建物には興味が無い私です

寒いけれど 歩道正面の目的地まで頑張ります
到着しました

自身の目で見たかった!
ワクワクするけれど 余りにも寒すぎるのよ・・・
近づく程に心臓がドキドキします

こちらは 帝政ロシアにより建てたれた 旧東清鉄道事務所 (1900年竣工)
後に ダーリニー市役所
満鉄(満州鉄道)初代本社
二代目 ヤマトホテルに利用され 夏目漱石も宿泊されたとか。
その後は博物館、資料館として使われていたけれど
現在は放置状態なので いつ取り壊されるかも解らず、その前に訪ねてみたかった私です

興奮を胸に沈め(笑) 放置状態の建物を隅々まで見学する私の背後で夫は少々退屈気味?
建物正面の立ち入り禁止柵にこんな穴を見つけました

穴を覗き、即カメラ挿入!
穴の向こうには正面玄関が見える

かつて ここから人々が出入りしていたんだわ・・・
柵をよじ登り、中へ侵入したい気持ちをグッと堪える・・・

沢山の歴史に翻弄され、そして放置状態となっているけれど人の魂は残っているのでしょう
サイドへ廻って見ると 見事に朽ちている・・・ここにかつての繁栄があったなんて。

しばし ひとり此処に佇みあれこれと思いを馳せた後は
先程のロシア風街に騙されないぞ!と私・・・

・・・本来のロシア街に潜入

驚くほどに朽ち果てた建物にそのまま住んでいる人々の風景をカメラに納める事は遠慮しましたが
本来のロシア街を見せて頂く事が出来ました

石炭のニオイが漂う真冬の大連ロシア街
お宿の外では

シーツが干されているけれどいつ乾くやら・・・(!)
立派な家

大連の人々のそれぞれの生活が共存していました
いったい何処の国に居るの・・・?なんて思ってしまう風景も多い



街でひときわ目を引くレストラン

残念ながらクローズドです。
はやる心を抑えて 今回最大のお楽しみへ向かいましょう。
