本日、長い記事です・・・
（実は昨年下書きしたまま保存されていたものです）
２度目の結婚ではありません・・・（笑）
そして残念ながら
高級ジュエラーのお品でもありません・・・
昨年末、マリッジリング（結婚指輪）が完成しました
今度は細いピンクゴールドです
これならば先日リフォームしたピンクゴールド枠のダイヤリングとピッタリ
ほらね。。。
2個目の結婚指輪を2人で誂えたのは訳があります！
2003年に日本で結婚した私達ですが
挙式時にはお互いが持っていた指輪でお式を済ませ、
挙式後に出かけた イスタンブール(トルコ）にて
マリッジリングをオーダーする運びとなりました！（私の希望です）
イスタンブールで出合ったお店です
日本からお店を決めて出かける事無く
行き当たりばったりで現地の方に伺って訪ねた宝飾店です
(自由旅行の快適さ、はこのような時に痛感します！）
さて、現地の方お勧め通り 飛び込んだお店は。。。
オスマン帝国さながらの豪華絢爛の設えでした
床に敷き詰められたトルコ絨毯の美しさに暫し見とれ・・・
アラビアンナイトの世界に潜り込んでしまった錯覚に陥るほど（笑）
そしてオーナー夫妻の素敵な事といったら・・・
極東からやって来た新婚さん2人を快く迎え入れて下さいました
幼稚園レベルの私の英語で挑む宝飾店でのオーダー！
（先方様はお気の毒です・・・
）
私たちがオーダーする指輪の予算とは桁が違う宝石を横目に(笑）
オーナーご夫妻に堂々と要望を告げます
予算を恥ずかしがる事はありません＆小さな見栄を張る事もありません！
以前の私、自分自身の好きなところへは「ダメ元」で突き進む性格でした
なので、言葉の問題もへっちゃら！
１つのトルコ語も分からない私ですが和気あいあいと時間が進み
お店の計らいで豪華絢爛な宝石を試着をさせて頂き
購入するお品は私達の分相応なマリッジリングです（笑）
さて、予想以上にご親切なオーナーご夫妻は
私のデタラメイングリッシュに耳を傾けて下さり
念願のマリッジリングのオーダー全て終了・・・
その後、お店の屋上テラスにご案内頂き、お茶屋さんの出前到着～
トルコで有名なアップルティーと甘いお菓子をご馳走になり
しばしデタラメイングリッシュで会話を楽しみました
お茶を頂いたテラスの目の前はブルーモスクと言う絶好のロケーション
現在の生活の中でふっと目を閉じて過去の旅の1コマを思い出すにつれ
あれは現実だったの。。。？
そんな幾つかの夢の様なシーンが私の脳裏に焼き付いています
夢の様なお店で思い通りのマリッジリングのオーダー完了に感無量！
3日後・・・
お品を受け取りにお店へ向った際に予期せぬサプライズが待っていました
まずは、完成したマリッジリングですが
2003年の文字、 反対側には夫の名前が施され完璧！
奥様がお品を箱に納めて下さる間に オーナーが
ニコニコとびきりの笑顔で小さな包みを私の手に握らせてくれました
かしらん？
オーナー 「アナタ二サプライズプレゼントガアル！」
私 「really・・・？？」
ハネムーン先に選んでくれたトルコを忘れないで欲しい
２人の結婚のお祝いにお店からのプレゼントを受け取って欲しい
そう、言われオーナーが私に贈って下さったお品がこちら
トルコブルーが美しいトルコ石のペンダントです
ちなみにトルコ石はトルコでは無く、イランで採掘されます
もちろん、人それぞれの価値観がありますが 私の場合は
分相応と言う事も兼ねて行き当たりばったりの個人宝飾店でオーダーした事が
素晴らしい付加価値＆素敵な思い出セットのオリジナルハネムーンとなりました
毎度の事ながら少々の無鉄砲さは否めませんが（笑）
私にとっては海外で作る思い出の素晴らしさを実感する時でもあります
お店からのサプライズに感動した事は今も忘れられません
こうして、大切な大切な思い出が詰まったマリッジリングが私達と一緒に
日本へやってきました！
しかし・・・
現在は私の指輪が残るのみ・・・
帰国後、夫の指が少し細くなっていき、結婚指輪がゆるくなっていき・・・
とある夏の日、姪の
を連れて伊豆の海へ出かけた際にそれは
夫の指からスルスル～と抜けて海へ落ちていきました・・・
こうして夫のマリッジリングは伊豆の海に沈みました
それ以来、ずっと挙式時に使った仮リングをはめていた夫ですが
昨年末の夫のお誕生日に新しいマリッジリングをオーダーした事により
私にとっては2つ目の結婚指輪となりました！
しかし、本当の困り者は私・・・
新婚時代から結婚指輪を着ける習慣がありません。。。。。（笑）
