先日、ハイナン島へ出かける前日に出先で偶然会った友人
彼女は5歳年下で20年来のお付き合いです
共通の趣味があったので独身時代は一緒にお出掛けしていました
疎遠になっていた時期もあったけれど私が現在暮らす町に
偶然彼女も嫁いでいましたのでこれをきっかけに
我が家にも遊びに来てくれる様になり彼女との仲も再び近くなりました
ここ2ヶ月は子供の夏休みもあり「どうしているかな」と考えていた矢先の
久ぶりの再会!
彼女はとても美しく上品なお洒落さんなのですが珍しく
目深にニット帽を被っていたので私はすっかり新しいお洒落だと思いこみ
「久ぶり~、素敵ね!・・・」と声を掛けると
「vanvesちゃん、私、乳ガンだったよ
先月手術したけれど既にリンパまで転移しているって・・・
抗がん剤で頭髪は全て抜けてしまったし
見て・・・爪も真っ黒なの
抗がん剤は健康な細胞を殺してしまうんだよ
息子が高校を卒業するまでは何とか頑張りたい。。。。」
2ヶ月振りに偶然再会した友人から放たれた言葉に
何の心の準備もしていない私は呆然
彼女の黒い爪を見ながら手を握る事しか出来ませんでした
この様な場面でどのように冷静に対処できるものでしょうか・・・
「気が利く言葉が見つからなくて。。。」と言う私に
「当たり前だよ、vanvesちゃん、私が反対の立場でも同じだもの
誰にでも話せる事ではないから聞いて貰えてよかったよ」
抗がん剤の影響が嘘の様に彼女の美しい顔立ちに変化はありません
10分程立ち話をした後に私が旅行から戻ったら連絡するので
10月にゆっくり会いましょう。。。と言う事で別れました
ハイナン島に滞在中も彼女の事がチラチラと頭を掠めます
そしてハイナン島から帰国し10日が過ぎ既に10月です
そろそろ約束どおり彼女に連絡しようと思います・・・
哀しげな笑顔でガンを告白してくれた彼女に会ったら
何から話そうかと悩みましたが聞き役になろうと考えています
「人生って解らないよ、vanvesちゃん・・・」
彼女の言葉がとても重かった
そして もう10月
時間は皆平等に与えられたものであってほしいと願います。