ちゃ~ら~へっちゃら~ | 萬の萬ごと

ちゃ~ら~へっちゃら~


フランスからのお客様。アントニ&アリシア。
このアントニの瞳。吸い込まれそうな色だわね。

ご縁があってカップルでご来店頂き、彼女のアリシアが「桜と日本語」のタトゥーを入れました!

なんやかんやと話が弾み、彼らが滞在しているホテルのある池袋へ飲みに出る事に。
(俺カッコとかポーズとかサムみたいっしょ)

彼女はフランス語のみ。彼はカタコトの日本語と、カタコトの英語。そして僕の拙い英語。
「どこ行きたい?」
「KARAOKE!」

つうことで一緒にドラゴンボールを熱唱!


ものすごく親日家のアントニ。日本どう?
「ビューティフルです!でもちょっとクレイジー」

どこ行った?
「ASAKUSA,GINZA,SHINJUKU・・・・・」
「でもONSENはいれなかった。タトゥーNOといわれた。Why?」
彼の左手首の小さいトライバルを理由に日帰り温泉への入場を断られたそうです。

同じ質問を外国人からよく問われます。
お決まりの「日本はYAKUZA=TATTOOだから?そしてYAKUZA=コワイ、キライだから?」って答えるの。

「ワタシYAKUZAに見える?日本人ワタシコワイ?キライ?」
いやいやそうじゃねんだけど・・・。ん~アントニ、ゴメン説明できん。

これなんか恥ずかしくありません?

日本ではある意味常識。タトゥー入れるとプールや温泉に行けなくなる。タトゥー入れたいけど入れない人の多くが理由に挙げる事。
まぁ行けないってのは少々言い過ぎで、実際僕は年に数回温泉へ出かけます。プールも行きます。
でも確かに行きづらくはなるよね。私営プールとか街の日帰り温泉みたいなトコは入場できませんね。
だからつって僕個人的には文句も不満も無いですよ。

区民プール行くときはイアンソープばりのw全身タイツのような水着を着るし、温泉旅館では女将に話して、許可されても万一他のお客からクレームが出たらスグに退散するからおっしゃって下さい。と添えます。十分か不十分かはわからないけど、やりたい事やる責任として自分なりにそうしてます。

刺青は彫りたい、無刺青の方々と同じようにプールや温泉に気兼ねなく行きたい。
これは少なくとも今の日本では無責任なワガママだと思います。
そんなリスク?デメリット?も分ってやってんだからさ。

勿論日本に来る外国人観光客も、僕らが外国で外人になる時も滞在先の伝統・文化を尊重して重んじるべきです。
その一つとしてタトゥー有りは日本のプール、温泉に入れない。当然。

って事なんだけどね。なんかそう言い切るのもコワイよね。

っつうかやっぱなんか恥ずかしいな。
アントニ、ゴメンて言ったとき説明できないのもゴメンだけど、なんか折角来てくれたのにそんな国でゴメンって思った。


どうなんすかね。

ちゃ~ら~へっちゃら~ 何が起きても気分はへのへのかっぱ~
って思えなかったなぁ。



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