- さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)/山田 真哉
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【所感】
話題になっていたので読んでみましたが、個人的には
それほど心に響くということはありませんでした。
きっと、自分自身が「これは会計の入門書だ」という意識を事前に強く持っていたので
より深いものを求めてしまったのかなと思います。
身近な例を挙げて会計に対する抵抗感をなくすという意味では、
違わない内容になっていると思います。
【まとめ】
①利益の出し方(さおだけ屋)
・企業とは継続することが大前提(ゴーイング・コンサーン)であり、
そのためには「利益」が必要である。
・利益の出し方は「売り上げを増やす」「費用を減らす」の2種類のみ。
・費用の削減はパーセンテージではなく「絶対額」で考える。
(1億円に対する1万円削減も、10万円に対する1万円削減も同じ1万円の利益)
②連結経営(ベッドタウンの高級フランス料理店)
・商売の原則は等価交換。同じ価値のものを交換し合う。
・企業は本業のみで儲ける必要はなく、副業で儲けても経営が成り立つ。
・本業と副業は、密接に係わり合い、相乗効果の高い状態が望ましい。
・「ローリスク・ハイリータン」を狙う。
自社の得意分野で、予算内の投資で勝負する。
③在庫と資金繰り(在庫だらけの自然食品店)
・「在庫」があると損をする(在庫コストがかかるため)。
・加えて「資金繰りのショート」の危険性が発生する。
・資金繰りショートとは、
(1)仕入れ代金を払う期日が迫っている。
(2)しかし、商品は売れていない。
(3)期日に支払いが間に合わず倒産。
という状況。
・資金繰りのショートを防止する鉄則は、
「支払いは遅く、回収は早く」である。
(支払いを遅らせるため手形を利用)
・「早く代金を回収する」「遅く代金を支払う」は、
企業がキャッシュを保有している状態を長く作り出し
「無利息でお金を借りている」のと等価の状態である。
④機会損益と決算書
・商売の基本はチャンスゲイン(売り上げ機会の獲得)
・機会損益とは、新たな売り上げ機会を失うこと。
この機会の損失をゼロではなく、マイナスと捉える。
⑤キャッシュ・フロー
・お金があることと、儲かっていることは別次元。
・常に手元にお金がある状態を作るにはどうするかを考える。
- ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)/梅田 望夫
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【所感】
本書は、「個人」として情報化社会を生きる術が主に述べられている。
本書内で言う、「大組織の中の人」にあたる一介の会社員 には、
チョット物足りなかった。
日本全体・日本の大組織における情報技術に関して
方向性を示しているという点で、野口悠紀雄氏の書かれた
「ジェネラルパーパス・テクノロジー」の方が
読んでいて面白いなと感じた。
【基盤】
ネット空間における知と情報は、 「もうひとつの地球」と呼べるくらいに
大きなものになろうとしている。
「リアルの地球」と「もうひとつの地球」が存在する時代を
私たちはどう生きるべきか?
【ネット空間の特性】
ネット空間には2つの特性がある。それは、
①1人の小さな力を増幅させる。
②学習の高速道路化
である。
①1人の小さな力を増幅させる
これまで自分ひとりの力では手の届かなかった物に
力を及ぼせる。自由な創造的行為の可能性が誰にでも
開かれた。
ex)オープンソースプロジェクト、ブログ
※オープンソースPJでは、同じ志向性をもつ者が集まり、
最先端のソフトウェアが構築されている。
そこには、誰にでも参加の権利が与えられているが、
内部には完全な実力主義による秩序が存在する。
PJへの貢献度の大きいものには大きな権限、
同じ志向性をもつ者からの大きな賞賛が与えられる。
参加者はこの充実感を求め無償で働く。
②学習の高速道路化
ネット空間では、あらゆる知識が得られる。
能動的に動けば驚異的な速度での学習が可能(高速道路化)。
【ウェブ時代の働き方】
働き方には2つの道が現れる。
①学習の高速道路上で他のものと競争し勝ち残る。
②高速道路を途中で降り、個を輝かせる。
②では、自分にしか生み出せない価値を作り、
提供することで、新たな方向性を作り出すことである。
自分の志向性を見つけ、コモディティ化(差の不明瞭化)
を防ぐことが重要である。
【自分的まとめ】
・ネット空間では、あらゆるひとに自由な創造行為の
可能性が提供され、小さな力を増幅させることもできる。
・自分の思考にあわせいくらでも学習が可能。
そこで同じ方向性の下競争するか、新しい方向性を
創り出すかも選択可能。
★如何に能動的に動けるかがいずれにおいても重要。
★リアル空間の価値観に依存しない。
★まずは自分の志向性を見つけ出すことが重要!!!!!!

ページ数も文字数もそれほど多くなく、
ホントにサクッと読めてしまいました。
短い物語なだけに、伝えたいことも明確で、
頭にスッと入ってきます。
初めは立ち読みして「こんな薄い本に900円も払えないなぁ」
と思ってましたが、下の一ページを何度も見返したかったので
購入しました。
「もし恐怖がなかったら何をするだろう?」
何事にも保守的な自分に、はじめの一歩を踏み出す勇気をくれる
一言です。
2匹と2人に自分を重ね、物語を読んでみて下さい。
【登場キャラクター】
・スニッフ … 状況の変化に敏感なネズミ。
・スカリー … もう1匹のネズミ。考えるよりもまずは行動。
・ヘム … 変化に怯え、変化を認めず、変化に逆らう小人。
・ホー … うまく変化の波に乗ろうとする、もう1人の小人。
【物語の流れ】
2匹と2人は、チーズを求め、迷路をさ迷う。
そして、2匹と2人はチーズの山を見つけ、
毎日のようにそこへ通うようになる。
しかし、ある日そこを訪ねるとチーズはなくなっていた。
すぐさま次のチーズを見つけに動き出す2匹のネズミ。
現実を認めず「明日になればチーズは戻ってくるのでは?」と
なかなか動き出そうとしない2人の小人。
2匹と2人の結末は…?
【まとめ】
「チーズ」 … 私たちにとって大切なもの。 仕事、家庭、財産、健康。
「迷路」 … チーズを追い求める場所。 会社、地域社会、家庭。
状況の変化に、どう対応し「チーズ」を手に入れるか?
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①変化は起きる
⇒ チーズはつねに持っていかれ、消える。
②変化を予期せよ
⇒ チーズが消えることに備えよ。
③変化を探知せよ
⇒ つねにチーズの匂いをかいでいれば、
古くなったのに気が付くことができる。
④変化にすばやく対応せよ
⇒ 古いチーズをあきらめれば、それだけ早く
新しいチーズを楽しむことが出来る。
⑤変わろう
⇒ チーズと一緒に前進しよう
⑥変化を楽しもう!
⇒ 冒険を十分に味わい、
新しいチーズの味を楽しもう!
⑦進んですばやく変わり 再びそれを楽しもう
⇒ チーズはつねに持っていかれる。
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