池袋は立教大学内にある、憧れの『旧江戸川乱歩邸』は平日しか一般公開をしていないので、未だに足を踏み入れたことがないのですが、この度……、

 

 

鳥羽の江戸川乱歩館に行ってまいりました~♪

 

 

 

残念ながら、この8月の台風で離れの屋根が陥没したとのことで、一部見学ができないことになっておりますが、その分入館料がお安く(大人500円→300円)なっておりました。

 

 

乱歩の愛用品。左下はわかりにくいですが、ベレー帽です。

 

「うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと」 乱歩といえば、このフレーズ。

 

おー。これがかの『貼雑年譜(はりまぜねんぷ)』かぁー。

 

 

他にも展示品はいろいろあったのですが、この度のお目当ては、別にあって。

鳥羽の画家であり、風俗研究家でもあった岩田準一氏。

 

当時鳥羽に住んでいた江戸川乱歩と親交を結び、乱歩の作品『パノラマ島奇談』、『踊る一寸法師』、『鏡地獄』の挿絵を担当。その美青年ぶりから乱歩の『孤島の鬼』の美青年・蓑浦金之助のモデルといわれ、同作の発想のヒントを乱歩に与えたのも岩田である。(wikiより)

 

という間柄。そして、

 

ライフワークは日本の男色文献研究で、乱歩は同好の友でありライバルでもあった。『孤島の鬼』は二人の男色文献あさりへの情熱が頂点に達した頃に書かれた作品で、同性愛がテーマに描かれたのも乱歩のごく自然な感情の発露といえる。(wikiより)

はい、初めて彼の存在を知ったのは、

 

 

これですw 二人が男色本を巡ってきゃっきゃウフフしていたと……。

 

 

 

九州男児先生のコミックもあります。

 

 

さて。

本来、この岩田準一氏の生家を改装して作られたのが、「鳥羽みなとまち文学館『江戸川乱歩館』」という建物だったのですが、

2021年10月24日の火災により、消失。ニュースで見て、「ああ、なんと惜しいことだ」と嘆いておりましたが、その裏手に、今年の4月29日にリニューアルオープンされたのが、現在の『江戸川乱歩館』。

 

 

 

公式HPのお知らせを見てみると、天候やらなんやらで、なかなかの運営困難に見舞われておられるようで、ぜひとも頑張っていただきたいところです。

 

 

 

 

 

(おまけ)

ちなみに、今月10月は、「オクトーバー」で、『鳥羽の月』、

 

本日は10月8日で『鳥(10)羽(8)の日』だそうですw