ようよう、読み終えましたよ 『荘子』w
文の量も多いし、複数の手で書かれたものらしく、中には矛盾もあったりして、内容をまとめるのが難しいので、例によって例のごとく、Wikiさんにお願いします。
荘子の思想はあるがままの無為自然を基本とし、人為を忌み嫌うものである。(中略)荘子は徹頭徹尾にわたり俗世間を離れ無為の世界に遊ぶ姿勢で展開される。
軸となる傾向は徹底的に価値や尺度の相対性を説き、逆説を用い日常生活における有用性などの意味や意義にたいして批判的である。(wikiより)
『本性(ほんせい)』という言葉がよく出てきます。
地位だとか、名声だとか、富だとか、知恵だとか、美醜だとか……、そういう世間的な価値観に捕らわれず、人為を捨てて、
『天から授かった自己の本性を全うするだけで、それ以外のものを得ようとせず、ひたすら虚心で……(応帝王 第七 第六章)』
……無為自然に生きよと。
天から授かった自己の本性って……?
それが分かれば苦労しないんだけどねw
算命学で言うところの宿命なのかなぁ、なんてことを思ったり。
なににせよ、読了です。
「あー、読んだ読んだ。ゲームしよ」
と、いつものソシャゲ (文豪とアルケミスト@ DMM) に向かいましたところ、特別イベントシナリオで、こんなシーンに出会いました。
夏目漱石が、迷える弟子の松岡譲に、語っております。
「この言葉」とは、
自らを自然に任せて、個人的な考えや私欲を捨てること。
漱石が、晩年に文学・人生の理想とした境地、だそうです(漱石の造語です)。
『荘子』を読み終わった直後に、用意されたように出会った言葉。
これも、天の示唆、なんですかねぇ。
己を捨てるのは難しいなぁ。肉体+霊魂様がなぁ~w
せめて、自分が決めた事を実行する時は、無心を心掛けよう。