会社の同僚の送別会で、
時葉山さんへこの日初めて利用しました。

森下、菊川というと桜鍋のみのや、もつ煮と言うより和風びるとろの山利喜が有名ですが、ちょっと下ると渋い居酒屋が目白押しです。ちゃんこというと両国から東一帯にいろいろあるのですが、こちらはその間に位置しており、お邪魔するのは初めてです。
店名にあるように昭和の力士時葉山が開いたお店です。

現在はてんぷらの天 時葉山と富 時葉山の3店舗で展開しており、親方の奥様と長男、次男さん(次男さんも関取だったらしい)でそれぞれの店を切り盛りしていらっしゃるそうです。
7時の予約に遅れること5分ほど、今年の桜も思わず縮こまるような小寒い天候で、4月中旬にもかかわらず絶好の鍋日和になりました。
店舗は板場と小上がりがあるお店とその左側には昔米屋であったという天井の高い2階屋があるのですが、その2階の松の間(8帖間)に通されました。
床の間この部屋は、床の間には親方の化粧廻しや式守伊之助の掛軸が飾ってあり、床脇には相撲褌と(親方のと息子さんの)断髪された曲げ、鴨居には現役時代の勇姿から、手形の入った書まで、相撲ファンなら盛り上がること請け合いの佇まい。仲間がそろうまでしばし部屋を見回すことに...
髷と回し全員そろったところでビールで乾杯、小生はすぐにお酒を頼みます。板場の前に冷えていた松の司を冷で頼み、お通しで出てきた小鉢を肴にしばし談笑します。
お通し続いて出てまいりましたお造りはマグロとカンパチ、とり貝に玉子焼きです。
お刺身そして、揚げ物として出てきた特製手羽先、これはほんのり甘くて香ばしくも中身はジューシーな出来栄えです。
特製手羽先
お皿も相撲これはビール(小生ならホッピー)なら何個でもいけそうな感じです。
そろそろ鍋に火が入りましたが、今日は歓送迎会コースの期間限定塩ちゃんことのことでした。定番は味噌か醤油らしいですが、うなぎちゃんこなんて言うのもあるそうです。
塩ちゃんこ鍋塩ちゃんこの出汁は、前の晩から米ぬかで仕込んだ鶏肉だそうで、博多の水炊きのような淡い味わいです。お味が薄ければ藻塩とゆず胡椒で味を調えます。総勢8人でしたが、あっという間に鍋が空になり、追加で4人前を頼んだもののこれもすぐ空けてしまいました。
デフォルト4人前食事はラーメンかおじやという選択肢でしたが、我侭で白飯を頂いて、まず、鍋の出汁で出汁茶漬けと洒落てみました。
鳥茶漬け(左)と雑炊(右)これがなんともいえない淡い味わいで抜群です。結局、おじやもラーメンもよそって貰ってもうお腹が受け付けないほど満腹に。特にラーメンは塩味のシンプルな鳥出汁とのマッチングが絶妙です。
兎に角、ここの塩ちゃんこは料理が天然だからなのか、すいすいお腹に吸い込まれていった印象ですね。
お酒はあと神亀をぬる燗でいただきましたが、H酒店さんから入れているそうですのでお酒に五月蝿い方でも安心ですね。
最後にデザートを頂いて歓送迎会コース一人前が4800円(4月一杯)お値打ちでした。
今度は定番の味噌か醤油かはたまたうなぎちゃんこか?
終始お相手いただいた女将さんのホスピタリティーも抜群だし、次回も楽しみです。
