みなさんは「ビブリオバトル」というのを知っていますか?
恥ずかしながら、私もこの名前を聞いたのも2年位前のことで、今日実際に図書館の入門ワークショップに参加するまでビブリオバトルというものがどんなものかもよく知らなかったです。
ビブリオバトルとは、なんと日本発祥の書評合戦のことです。その方法は、
①紹介する本を選びます。
②本をもって、みんなで集まります。
③1人5分ずつ、持ってきた本について話します。
④紹介ごとに2分間程度ディスカッション(質問タイム)
⑤みんなで投票して、「チャンプ本」を決めます。
と、このようにいたってシンプルなゲームなのですが、この活動で何ができるのかというと
・書評を用いたコミュニケーション・ゲームであること。
・参加者が集って本を紹介し合うことで、本についての情報を共有したり配信したりできること。
・学校、図書館、地域でコミュニティーが形成できること。
だそうです。
私はなんとなく、「本好きが集まって、自分の好きな本を語って、その中で一番良い発表をした人を決める」のかと思っていたのですが、もちろんそのことがメインなのですが、ビブリオ・バトルの真の(隠れた)目的は、「コミュニティー生成機能・・・書籍を通じた自己開示、自己の経験・体験を語る場」を提供することだそうです。
むつかしいですよね・・・。とにかく、人前で何かを語るのって難しいですよね。やっぱり練習しなくては上手くいかないです。だからといって、何かのテーマで話をしろといってもかなり勉強しないと人前で話す勇気も出ないと思います。
その点、ビブリオ・バトルでは自分の好きな本を話せばいいだけなのでかなり気が楽です。時間も5分間ですので、ある程度の起承転結を決めて自分の好きなように話せます。この時大切なのは「原稿を読んではいけないこと」「スライドなどを使って話をしないこと」です。完全に自分の「しゃべり」で聴衆を魅了するという能力を身につけるのです。
そして、コミュニティー生成機能とは、このような活動を通してバーチャルの世界ではなく、リアルな世界で人と人のつながりを大切にしようということがこれから必要になるであろうということです。
この活動は、学校でも地域でも会社でもどこでもできて、規模も大きいものから4人くらいの小規模のものまで気軽にできるところが素晴らしいと思います。
本好きな人は自分のしらない面白い本の紹介を聞けますし、自分のコミュニケーション能力アップにもなりますので、どんどん普及していったらいいなと思いました。
特に、日本人は人前で意見を言うのが苦手ですので、こういった取り組みは小学生のころから少しずつ慣れるためにも取り組めたらいいなと思いました!
ちなみに、私は4人グループでのバトルで参加しましたが、チャンプ本(一番読んでみたい本)には選ばれませんでした~。でも、また参加してみたいです!