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バニラ日誌

平成24年4月から平成25年7月まで、近畿大学通信教育部で図書館司書資格を勉強し、修得するまでをつづったブログです。さらに、その後小学校図書館司書の臨時職員としてのこともつづります。さらに、その後認知症介助士の勉強と認知症の母について書いています。

ご無沙汰しております・・・。なんだか、忙しいですね~。

2校勤務と娘の小学校のボランティア活動・・・いろんな予定がごっちゃになってて、いつポカをやらかすか・・・。危ない危ない(汗)


さて、もうすぐ夏休みということで、課題図書も学校に届いたので、低学年だけ読み聞かせを行うことにしました。

片方の学校では各クラスに1冊づつ本が入るのですが、もう片方の学校は図書室に1冊づつしか入らないので、担任の先生が読み聞かせを行う時間もなさそうだなと思い提案したところ、了承されました。


実はわたしは読み聞かせは得意ではありません。人前で大声で話すのも苦手だし、感情をこめて読むのも苦手なのです。家で子供に寝る前に読むのは好きなんですけどね~。大勢が相手だとどうもダメなんです。


しかし、そんなことも言ってられないので、中休みの15分間で空き教室で行うことにしたのですが、昨日はまず1年生を集めてしました。一応担任の先生に中休みに読み聞かせがあることを児童たちに伝えてもらっていたのですが、やってきたのはたったの4人・・・。

お天気も良かったので、男の子も女の子もみんな外に遊びに行ってしまいました(泣)


結局、10分で1冊読めただけでした。『ミルクこぼしちゃだめよ』というアフリカの女の子が山でヤギの世話をしているお父さんにミルクを届けるというお話で、アフリカらしいとってもカラフルで楽しい絵本です。

子供たちの反応もまあまあでした。

あと3冊あるのですが、紹介する間もなかったです。やはり中休みは無理だったかな~。

でも、授業の時間を借りてすることは、こちらからお願いすることはほぼ無理な感じなので、仕方がないかと思っていました。


ところが、中休みの終わりのチャイムが鳴って、空き教室のカーペットをかたずけていると、1年1組の担任の先生が来られて「次の時間空いてたら1組の国語の時間に課題図書の読み聞かせをやってくれませんか?」とおっしゃってくださいました!

「3時間目いっぱい使っていいので、何冊でも読んでください」とのことだったので、準備もあまりしていませんでしたが、4冊のうち3冊を読んで残りの1冊は内容紹介だけしました。

1年生に3冊続けて読んでも、私の読み聞かせレベルでは飽きられてぐだぐだになるかと心配しましたが、みんな静かに聞いていてくれました!

1冊ごとに感想を何人かに聞きましたが、みんな自分の意見をきちんと発表してくれてうれしかったです。


この学校では読み聞かせをしたのが初めてだったので、どうなるか心配していて、実際4人しか来なかったときはなんだか不完全燃焼だったのですが、1組の先生のおかげで完全燃焼できました~!!


感想文を書いても書かなくてもいいです。自分で読まなくてもいいんです。低学年は特に。

自分では手に取らない本ですが、いいお話なので、おうちの人に読み聞かせしもらえたらいいなと思います!


来週は2年生・・・また中休みなので、きっとくる子は少ないのだろうな~。

先日、NHKテレビで「課外授業 ようこそ先輩」に童話作家の角野栄子さんが出演されていました。

この番組は、いろんな分野の有名人が、自分の母校に行って特別授業をするというものです。

角野さんは、6年1組の子供たちに「魔女が出てくるお話を考えよう」という授業をされていました。


角野さんといえば『魔女の宅急便』が有名ですが、学校図書室には『おばけのアッチ』シリーズもいまだ健在です。『魔女~』は高学年向けなので、アッチは低学年~中学年の子たち向けです。

私が『魔女の宅急便』を初めて知ったのはジブリのアニメのほうでしたが、実際の本の主人公キキはアニメのキャラクターよりもお姉さんな感じでした。ストーリーもあの飛行船事件はありませんし・・・。

アニメはいかにも「ジブリ」らしく、本のほうは角野さんらしい「正統派」な気がしました。


角野さんはおかっぱの白髪で真っ赤な口紅に黒縁の眼鏡をかけた、おしゃれでかっこいい本当に魔法を使いそうな(千里眼とか・・・)魔女のような方でした。


小学6年生に、起承転結で構成されたお話を考えさせるというのはむつかしい題だったと思います。角野さんでもそれができるようになるまで7年かかったとおっしゃっていましたが、子供たちはたった2日間で力を合わせてよく頑張っていたと思います。

驚くような才能を持った子がいて、びっくりするような発表があったわけではないですが(テレビ的にはそういうほうがいいのでしょうけどね)、角野さんが意図したように、子供たちが自分たちで考え、想像力をフルに使ってそして人に伝えるということのはじめの一歩を学んだのではないかと思います。


学校の勉強はとにかく単元をこなしていくのに忙しいのですが、年に1回くらいはこういう授業があったら、子供たちの潜在能力を引き出すきっかけになるのではないかな~と思いました。

第60回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書が学校に届きました。

2つの勤務校のうちA小学校はクラスに各タイトル2冊づつ購入し、B小学校は各タイトル1冊づつで全部図書室に置くことになっていました。


学校によっても課題図書の扱いが異なるのですね~。課題図書ってコンクールが終わってしまうと、複本なのでほとんどが書庫行きか学級文庫行きになってしまいます。それなら1冊しか用意しないで、ほかの本を購入するという対応ももっともです。

課題図書は図書館にもありますし(予約が必要かもしれませんが・・・)、複本にするくらいならほかの本を購入したいですよね。


と、学校ごとに課題図書に対する熱の入れ方がうかがえるような気がするのですが、この辺りは学校司書の権限ではないので先生方にお任せしています。


ではでは、学校司書としてなにができるかな~と考えて、まずは図書室だよりで各学年ごとに課題図書の紹介をしてみました。低学年・中学年・高学年と別れていますが、それぞれ4冊ありますので、その中で自分が読んでみたいのはどれなのか、少しは紹介してもらわないとイメージがわかないですよね。

あと、B小学校では各クラスに本がいかないので、休み時間に空き教室で低学年向けの絵本だけ読み聞かせをしようと計画しています。


中学年と高学年の小説は読んでいないのですが、低学年の本とそのほかの絵本で読んだのは

・「まよなかのたんじょうかい」にしもとけいすけ/さく

・「どこかいきのバス」いのうえようこ/さく

・「ミルクこぼしちゃだめよ!」スティーブン・ディヴィース/さく

・「ひまわり」あらいまき/さく

・「ちきゅうがウンチだらけにならないわけ」松岡たつひで/さく

・「マッチ箱日記」ポール・フライシュマン/さく

です。

この中で個人的におもしろかったのは、「ひまわり」と「マッチ箱日記」です。

「ひまわり」は色鉛筆のような色彩の細密画で、ひまわりの種を植えてからまた次の種ができるまでをとても詳しく説明しています。私はこの本を読んで初めてひまわりには大きな花弁と小さい花弁の2種類が同時に咲いていることを知りました!

「マッチ箱日記」は、イタリアから家族でアメリカへ移民してきた家族が厳しい境遇にめげずに生きてきたことを、マッチ箱の中の品とともにやさしく説明してくれています。わたしも、子供の頃こまごましたものを集めるのが大好きで、自分で飾り棚をつくって保存していました。

今の子供たちはマッチ箱って見たことあるのでしょうかね?カメラのフィルムケースとか懐かしいですね。


読書感想文全国コンクールは、どうも先生の手直しが入って本来の目的とは違ってきているような気がしますが、純粋に自分が感動したことを人に伝えたいという気持ちを大切にして、今年の夏本を読んで感想文を書いてみてほしいと思います!