『神隠しの教室』 | バニラ日誌

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平成24年4月から平成25年7月まで、近畿大学通信教育部で図書館司書資格を勉強し、修得するまでをつづったブログです。さらに、その後小学校図書館司書の臨時職員としてのこともつづります。さらに、その後認知症介助士の勉強と認知症の母について書いています。

 昨年野間児童文芸賞を受賞した作品です。
 突然学校の中から消えてしまった5人の子どもたちと、子どもたちを必死に探す先生や親たちのお話が、それぞれの視点で描かれています。
  神隠しという題名からもわかるように、ミステリー的な要素やパラレルワールドというファンタジー要素あり、いじめや虐待と言った社会問題の要素もありますがそれらがバラバラにならず、きちっとまとまって行く様子が素晴らしいです。
  
 仕事柄、物語の舞台と同じような築40年以上の小学校で放課後ひとりで読んでいたら、自分も「もうひとつの学校」に来てしまったような気持ちになりました…!

 ページは多いですが、会話が多く、お話のスピードもあるので一気に読めます。
 自分の小学生時代を振り返る、大人のためにもおすすめです。