『小学生はこれを読め!』 | バニラ日誌

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平成24年4月から平成25年7月まで、近畿大学通信教育部で図書館司書資格を勉強し、修得するまでをつづったブログです。さらに、その後小学校図書館司書の臨時職員としてのこともつづります。さらに、その後認知症介助士の勉強と認知症の母について書いています。

『小学生はこれを読め!』 「小学生はこれを読め!」編集委員会/編 北海道新聞社


 今年の夏も、やっぱり暑いですね~。暑くないと自然の摂理としては成り立たなくなってしまいますが、暑さが苦手な私にとっては厳しい季節です。早く涼しくなってくれないかな・・・。


 夏休みに入り、私の仕事もお休みですが、娘たちが家にいますので実際は働いているときよりも忙しい毎日を送っています!

 キャンプやプール・海に連れていくのはもちろんのこと、宿題のマルつけや自由工作のネタ探し、社会科の宿題の素材さがしなど・・・「親がここまで手伝うもんなのか?」と疑問ですが、緊張感のない娘をほっておけず、悩んでいます(泣)。


 そんなわけで、本を読む時間もないのですが、2学期からの参考にと大きな町の本屋に行って前から読みたかった本を買ってきました。それがこの「小学生はこれを読め!」です。これは、ある街の1軒の本屋さんが、子供たちにこんな本を読んでもらいたいという思いから、おすすめ本を自分の本屋に並べたことが始まりで、それが評判となり、「中学生はこれを読め!」「高校生はこれを読め!」「小学生はこれを読め!」が発行されました。

 「小学生はこれを読め!」編集委員会は、道内の学校・図書館・書店などで子供の読書推進活動にかかわるメンバーで構成されており、道内の図書館や札幌市内の学校図書館関係者、書店員らに呼びかけて推薦本リストを作成し、推薦文の取りまとめを行ったそうです。


 この本のいいところは、まず645冊のおすすめ本が低学年・中学年・高学年別にリストアップされていて、推薦文までついていることです。これまで個人や出版社のおすすめ本リストはありましたが、いろんな立場のかたが推薦している本のリストってあまりなかった気がします。

 さらに、道内で読書推進に先進的な活動を行っている剣淵町の絵本の館や、恵庭市の活動、札幌市の学校開放図書館の取り組みなどを紹介しています。


 恵庭市は公立図書館と学校図書館が同じオンラインデータベースにつながっていたり、連携体制がとても整っています。さらに、学校司書が常勤しているだけでなく、読書TTという図書館専門教諭がいるというのも全国的に見ても先駆的な活動だと思います。

 私が司書の勉強をした近大通信教育のスクーリングの先生はこの恵庭市の図書館館長さんだったのですが、いままでの図書館像を打ち破る、いろいろなアイディアを教えてくださった素晴らしい方でした。

 いつか私の町でも恵庭市のような取り組みが進んでいったらいいなと思いながら、仕事をしていきたいです。


 札幌市の学校開放図書館とは、市内の約半数の小学校で放課後地域の住民に小学校図書館を開放するという取り組みです。図書館は市教委から委託された開放司書とボランティアで運営されています。これからどんどん地域と学校の連携が呼びかけられていますので、こういった取り組みも進んでいくのではないかなと思います。