( ったく! あの 小生意気な女のせいで ゆっくり休めやしね~ )




そう 呟きながらも 内心 絵梨花の鼻っ柱を折ってやったという 満足感もあった。




彰は また パーティー会場の中に紛れ コンパニオンが運んでくれる シャンパンを受け取ると 父親の健一郎の元へ戻った。




「おお やっと戻ってきたか 姿が見えないから 気分でも悪くなって 部屋でも とって休んでるのかと思っておったところだ」




「すみません ちょっと 外の風にあたっていました」




「そうそう おまえに紹介したいお嬢さんがいるんだけど…   あ~ そちらも 今姿が見えないようだな」




健一郎は そう言いながら 会場を見渡してみたが そのお嬢さんの姿を見つける事ができなかった。





「会長 それより そろそろ 体を休ませないと…  まだまだ 本調子ではないんですから」




彰は 健一郎を ”会長” と呼んでいた。




”父さん” と呼ぶには まだ抵抗もあったし 人前では やはり 会社関係者が多いせいもあって ”会長” と呼ぶようにしていた。




「そうだな 立食パーティーは 少し疲れるな」





壁際には 椅子も設置してあるが 入れ替わり立ち替わり 彰と健一郎の元には 挨拶に来る者があとを絶たない。




そのせいで 立ちっぱなしを余儀なくされるのだ。





それから しばらくして パーティーの締めくくりの挨拶を 主催者である健一郎によって行われ、それぞれ ホテル内の部屋を用意されてるキャストはそれぞれの部屋へ


自宅に帰るキャストには タクシーの手配がされ パーティーは無事に終わった。



彰は 自宅に戻らず この日 最上階の部屋をとっていた。



エレベーターのドアの前で上りのボタンを押そうとした時 赤いラメの付いたマニキュアの指が 彰より先にボタンを押した。





「さっきは ご丁寧に挨拶返しを ありがとうキスマーク




「あっ!」




つづく…





「なに! 酔ってるのか?




「うふふ 軽く挨拶しただけよ」




彰は いきなりのキスに 驚き半分 怒り半分といった感じの態度で 

絵梨花の両肩を押して自分から距離を離した。




「そういう お嬢様の気まぐれが 俺は 大っ嫌いなんだよ」




彰はメールでの一言で別れを告げた 気まぐれな紗絵に対しての怒りが

蘇えってきて 感情を露わにしてしまった。



絵梨花は 思惑が外れ プライドを傷つけられた事に腹をたて 

ふてくされた態度で 彰の頬をめがけて 右手を振りかざした。



咄嗟に彰は 絵梨花の振りかざした右腕をつかんで 自分に引き寄せると

生意気な絵梨花の唇を奪った。



「ん ぐぐ  や…や・ 



「どうだ!  挨拶返しだよ」



そう言うと 彰は 絵梨花を突き離し 又 パーティー会場へと 戻って行った。



つづく…

一方 彰は セレブが集まる 盛大な クリスマスパーティーの会場にいた。



彰の父 健一郎が シャンパングラスを片手に 名だたる業界のトップに 彰を紹介

して回っていた。




「こいつとは、暫く 離れて暮らしていたんですがね  そろそろ 後を引き継いでもら

わないと困るんですわ  まぁ まだまだ 勉強中ですが   ひとつ かわいがってやってくださいな」




そう言いながら 彰の背中を軽くたたいて うれしそうに 目じりにしわを寄せていた。





健一郎は 彰が来てからというもの 少しずつ 体調もよくなり 車椅子から降り 

ひとりでも なんとか 歩けるようになっていた。



彰は というと 工事現場で真黒になって 汗水流して働いていた時の面影など まったくというほど 消えていた。




シャキっとしたスーツを身にまとい 背筋をピンと伸ばし  丁寧に挨拶する姿は い

かにも 御曹司そのもの といった雰囲気を出していた。



一通り 紹介が終わったころ 彰は ホテルの中庭に出て行った。


壁にもたれ 目を閉じて 火照った体を夜風にさらしていた。



(あ~ 少し 飲みすぎたかな~ )



そう 呟きながら そっと目を開けると 目の前にいつの間にか 若い女性が立って

いた。




「 ねっ 驚いた?  さっき 出ていくのが見えたから  そっと後付けてきちゃった

の  ほら ヒール脱いで そっと歩いてきたから 気が付かなかったでしょ」




「君は…  えっと~   」




「絵梨花  エ ・ リ ・ カ  よろしくね」




そう言うと いきなり 彰の口にキスをした。




つづく…






「パパ ママ お帰りなさ~い」



紗絵は笑顔で 父と母を迎えた。



久しぶりの紗絵の笑顔をみて 母の恵子と 父の晴彦は お互い顔を見て ほほ笑んだ。




「ただいま~ はい お土産」




「わ~ シュプールのケーキだ~  ねぇ ねぇ 早くたべよ」




紗絵の好きな ケーキ屋さんの箱をみて さっきまでの淫☆乱の紗絵ではない


子供のように はしゃぐ 紗絵になっていた。




「紗絵ちゃん なにか いい事でもあったの? すごく 楽しそうに見えるけど?」




恵子は そんな紗絵の姿を久しぶりに見て 熱いものがこみ上げてくるのを なんとか誤魔化しながら 紅茶をカップに注いだ。




「紗絵ね パパの言うとおり 佐久間さんと 結婚する。」




「おお そうだ 今日 佐久間君は 来たのか?」




晴彦は 紗絵の前向きになった気持がうれしかった。




「うん さっきまで 話相手になってくれていたんだけど  紗絵が元気になったから


帰っていったの」




(あんな風に 二人が裸で絡み合っていたことなど この父も母も 想像もしてないだろう。)


( 一人で自☆慰をしていたこともだ。) 




そう 思いながら 紗絵は親の前では 無邪気な子供のままを演出していた。




つづく…






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2009年10月度 月間段位アップ賞
「感謝のごちそう、いただきます!」カード




2009年10月度


読者の皆様のおかげで月間段位賞 なるものを頂きました~


とっても うれしいです~


これからも 頑張って 更新していきますので 宜しく お願いしますニコニコ

暗い部屋に明かりがついた。




いつの間にベッドで寝てしまっていた紗絵が目を覚まし 壁のスイッチを押したのだ。



(あ~ もう 夜になってたんだ~  あの後 ずっと寝てしまったのね  あたしったら ウフフ)



紗絵は あの後 佐久間が帰ってからずっと眠ってしまっていた。




目が覚めても まだ あの行為の余韻が体に残っているようだ。




そっと 自分の指をパン☆ティーの中に入れてみた。



少し 湿っている。



(さっきは どうして あんなに感じちゃったんだろう…  あんなの はじめて

あ~ あたし どうかしちゃったのかな)




思い出していると またジワジワと 花弁が密で溢れてきて 体中が うずき出してきた。



紗絵は 自分の身体をどう処理していいのか分からずに ただ 夢中で 密で濡れた突☆起を 指で 擦りつづけるしかなかった。





つづく…