中年サラリーマンはミタ「裁判傍聴日記」 -7ページ目

中年サラリーマンはミタ「裁判傍聴日記」

刑事裁判を傍聴した、裁判所内での裁判官、検察官、弁護人、被告人、証言人のやり取り。
事件の内容などを、ザックリと書いています。
法律とは無縁の私が書いています。
変な事を書いている場合がありますので、ご了承願います。

名古屋地裁豊橋支部


401号法廷


平成26年1月23日


道路交通法違反、道路運送車両法違反、自動車損害賠償保障法違反←(正確な罪状ではないかも?要するに、無免許、無車検、無保険の車を運転した罪です)


被告人(男性60才)


裁判長(長橋裁判長)


検察官(男性50代)


弁護人(女性30代)



 今年初の傍聴記事です。

 久しぶりに傍聴すると、メモが上手くとれなくなっていました。

 いつにも増して、精度の悪い記事になりますが、ご了承願います。


 今日は、イラスト描く余裕もなく、いつもの下手くそイラストは無です。


 公訴事実は、平成25年11月18日、愛知県豊橋市岩屋町の路上において、法定の除外理由がないのに、自動車運転免許を所持せずまた、自動車検査証が失効、及び自動車損害賠償責任保険が失効した自動車を運転した事による、道路交通法違反、道路運送車両法違反、自動車損害賠償保障法違反の罪に問われています。


 それにしても、これほど完璧な違反を5年間続けていたとは驚きます。

 平成19年12月18日に、運転免許更新時に手数料を払いたくないとの理由で更新せずに、失効させたようです。


 しかも、捕まった理由がシートベルト未装着でパトカーに停められて判明したとの事ですから呆れるにもほどがあります。


 事故を起こさなかっただけでも、良かったと思わずにいられません。

 

 罪状認否「はい、間違いありません」


 弁護人の意見は「乙号証5号証18行目から3行は不同意します」


 不同意部分は、被告人の供述調書で、車を運転した理由の事のようです。


 検察官からの冒頭陳述によりますと、身上経歴は静岡県内の高校卒業後、美容専門学校卒業後は美容師、トラック運転手、派遣等で稼働していた。

 平成19年12月18日に運転免許の更新時に、手数料を払いたくないとの理由で更新せずに失効した。

 自動車についても平成19年に、車検の有効期間が経過後もお金が無い理由で車検を受けずに使用を続けた。

 平成25年11月18日、パトロール中の警察官にシートベルト未装着で捕まり上記の違反が判明した。


 弁護人からの証拠請求は、被告人質問のみです。


 先ずは弁護人からです。


弁護人:今回なぜ車を運転したのですか?

被告人:腰が悪くなってトラック乗れなくなったから、それで・・・

弁護人:そうではなくて、自分の車を運転した理由です。

被告人:足が悪くて歩けなくなり、スーパーとか買い物に行くのに乗りました。


弁護人:毎日乗っていましたか?

被告人:いいえ、3日に1度くらいです。

弁護人:どのような時に、車を運転していましたか?

被告人:近くのスーパーへ行ったりコンビニに行ったりです。


弁護人:しかし、無免許で、無車検、無保険の車を運転してはいけない事は分かっていますよね?

被告人:持ってない事は分かっていましたから・・・・・はい

弁護人:車検を受けなかったのはなぜですか?

被告人:お金が無かったから・・・・


弁護人:今は、どのように生活しているのですか?

被告人:年金もらって生活しています。

弁護人:自動車には乗れませんから、今後はどのようにするつもりですか?

被告人:自転車を使います。


弁護人:面会は誰か来ましたか?

被告人:女性が・・・

弁護人:女性とはどのような関係ですか?

被告人:よく行く飲み屋のママです。

弁護人:ママさんが、心配して面会に来てくれたのですね?

被告人:はい

弁護人:社会に出たら、車は使わずに生活すると誓いますね?

被告人:はい、誓います。



 この被告人質問聞いていると、行きつけの飲み屋へどうやって行ったの?と、思いましたが。。

 まさか、車じゃないよね?

 すごく、怪しいのですが。


 飲み屋に行くお金あれば、車検受けれるでしょう!

 後で分かるのですが、タバコも吸っているのです。

 お金の使い方間違っていませんか?



検察官→被告人質問


 まとめると、去年10月に車内で寝ているところを、警察官に職務質問受け、送検され取り調べられたようです。

 車を運転していた訳ではないので、その時は起訴猶予になったようです。

 状況から車を使っている疑いはあるので、検察官からも車は処分しなさいとさんざん注意されたようですが、結局車を使い続けて捕まり検察官に怒られていました。



裁判長→被告人質問


裁判長:スーパーやコンビニ行くのに車使っていましたよね?足が悪いのですが、今後自転車で行く時に足が痛くなったらどうするのですか?

被告人:押して行きます。


裁判長:あなたの供述調書で、近くのコンビニにいつも吸ってるタバコの銘柄がなくて、車で10分ほどのコンビニまで行っていましたが、車で10分は遠いですよね?自転車で行って大丈夫ですか?

被告人:タバコかえますかね・・・(タバコは止めないんかい!)


裁判長:検察官から、去年10月に車は処分するように注意されているのに使っていますが、今後使わないと約束出来ますか?

被告人:そんなに乗っていませんから・・・・


裁判長:いや、回数が問題じゃなくて無免許で1回でも乗ってはいけませんよね?(この被告人の発言には流石に裁判長も苦笑いです。私も笑いをこらえていました)

被告人:はい


裁判長:今後は絶対に、車を運転しないと誓いますか?

被告人:はい



論告求刑


 事実関係については、当公判廷で取り調べた証拠よりその証明は十分である。

 無免許、無保険、無車検の状態で、長期に及び使用続けていた。

 事故を起こした場合は、被害者への損害賠償も出来ずに被害は甚大になる。

 規範意識が著しく鈍磨している。

 去年10月に、検察官から車を処分するように注意されていたにも関わらず車を使用した。

 被告人には、監督者がいない、再犯の可能性が高い。

 相当法条適用の上、被告人を懲役10月に処するのが相当であると思慮します。


 (もっと色々論告されていましtが、メモが追いつきませんでした)


弁論


 公訴事実を全面的に認めて反省している。

 無免許、無保険、無車検の状態を自覚して運転していたのは、悪質と言われても仕方がないのですが、被告人には酌むべき事情があります。

 被告人は、足が悪く生活に必要な食料などを購入する為だけに車を使っていた。

 収入が少なく、車検代が払えなかった。

 2か月以上勾留されており、一部分ではあるが処分を受けている。

 行きつけの飲み屋のママさんが、被告人を心配しており今後も被告人の監督が期待できる。

 よって、再犯の可能性はない。

 処分は、罰金刑または、執行猶予付の判決が妥当と思慮します。



最終陳述


被告人「別にありません」



判決期日平成26年2月3日10:00~



 この被告人は、5年以上無免許、無車検、無保険で車を日常的に使っていたのですが、事故がなったのは幸いと思いました。

 本人はどう思ってるのかが問題ですが。。。


 前科はないようですから、今回は執行猶予付き判決になると思いますが、今後は車を乗らない生活を、しっかり守れるのか不安で仕方がありません。


 被告人質問聞いていても、どうも反省が足りません。


 このような悪質な被告人からは、車を強制的に処分させないと危なくて安心出来ません。


 世の中には、無免許、無車検、無保険で車を運転する人もいます。

 あなたも、無保険の車に対応した、自動車保険に加入する事をお勧めします。


 


 この日の公判で印象に残ったのは、道路交通法違反、自動車運転過失致死の判決です。

 

 自動車運転過失致死の公判は、被告人は通常保釈されている場合がほとんどですが、この被告人は刑務官と入廷しました。

(被告人は口髭のちょいヤンチャ風、男性22才の若者です)


 それから、傍聴席に10人くらいの人の気配を感じます。(最前列に座っている私は、後ろを振り返らないと正確に把握できません)


 私の隣の席にも、女性が3人座ります。

 いつもと違う空気を感じながら、判決を聞きます。


 裁判長「主文、被告人を懲役2年6月に処する。未決勾留日数30日算入する事とする」

 「訴訟費用が発生していますが、その費用は被告人に負担させない事とします」

 

 訴訟費用とは、国選弁護人の費用の事ですが、被告人には負担させずに国が支払いますとの意味です。(要するに税金で払いますよと言う事です)


 そうです、実刑でした。


 量刑の理由を裁判長が述べられました。


 平成25年10月30日、午後4時ごろ愛知県豊橋市石巻町の路上で、被害者(男性51才)を時速約40㎞で自車右前方ではねた。

 被害者は、豊橋市民病院に緊急搬送されたが、脳挫傷で死亡した。


 被告人は事故後、被害者の救護処置を放棄してその場から逃走して自宅に帰った。


 フロントガラスに、被害者が衝突しているのを認識していたにも関わらす立ち去った。


 被告人に有利な情状は、任意保険に加入しており適正な賠償見込みがある事。

 被告人の父親が、公判廷で社会復帰後の監督を約束している事。

 前科は無い事。


 以上の事情を考慮しても、執行猶予付の判決を出すには至らなかった。


 

 自動車運転過失致死は、通常執行猶予付き判決になります。

 しかし、ひき逃げは許されません。


 被告人には、自分が犯した罪の反省を刑務所で償って欲しいと願うだけです。 

 この日、判決4つを含めて全部で9つ公判開廷していました。

 最近新聞見ても、地検豊橋管内でも、事件多いです。

 長橋裁判長は、今後も多忙な日々が続きそうです。


 豊橋支部では、刑事裁判は長橋裁判長しか見た事無いのですが、万が一裁判長が病気や怪我で法廷に来られなくなったら、どう対応するのでしょうか?

 

 裁判長は国家公務員ですから、有給休暇あると思うのですが、有給使う時あるのかな?

 (余計な心配ですね。すいません)


以上です。




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名古屋地裁豊橋支部


平成25年12月12日


401号法廷


覚せい剤取締法違反(新件)


被告人(男性45歳)


裁判長(長橋裁判長)


検察官(男性50代)


弁護人(女性30代)


 この日は、10時30分頃に法廷に入ったのですが、傍聴席がほぼ満席になっていてビックリしました。

 地元の高校生が、社会見学で傍聴に来ていたようです。

 (401号法廷は傍聴席48席ありますから、40人くらいは高校生が座っていました)

 空いている席をなんとか探して座りました。


 いつもはガラガラなのに、違和感ありありです。(しかも制服着た高校生だらけ。。。)

 大麻取締法違反の公判終わりかけで、その公判終了したら全員いっせいに帰って行き、いつもの401号法廷に戻りました。(やれやれ)


 すぐに空いた指定席?に座り直しました。

 (いつも私は、被告人の顔が比較的見えやすい、検察側の最前列の席に座ります。)


 そんな事はどうでもいいのですね^^;公判へ戻ります。

 

 検察官から起訴状朗読です。


 「検察官が、証拠によって証明しようとしている公訴事実は以下の通りです。」


 「法定の除外理由がないのに、平成25年10月○日、豊橋市内の被告人かた自宅近くの倉庫で、覚せい剤フェニルメチルアミノプロパンを含む水溶液を、腕に注射した事による覚せい剤取締法違反、刑法41条の3第1項1号。」


 罪状認否前に、裁判長から黙秘権の説明があるのですが、前科5犯の被告人は6回目の裁判になります。


 黙秘権の説明は、もう必要ないでしょ~!

 何度も説明聞いていますから!!


罪状認否 「間違いありません」


 

 豊橋支部でも、覚せい剤取締法違反の公判は多いです。

 何度も、フェニルメチルアミノプロパンと聞く事になり、覚えてしまいました。


 

 検察官からの冒頭陳述によりますと、身上経歴は中学卒業後は父親の跡を継いで、建設解体業で稼働していた。

 前科は5犯あり、同種の犯罪では平成23年に覚せい剤取締法違反で実刑を受けて、今年1月20日に出所した。

 出所後は、元妻の自宅で生活していたが、そのうちに追い出され自宅近くの倉庫で寝泊まりをしていた。

 

 外国人から、覚せい剤をツケで手に入れ、倉庫で覚せい剤を使用した。


 「情状他、関係カード記載の証拠について、証拠の取り調べを請求いたします。」



 前科5犯とは、かなりの悪党です。

 被告人の見た目も、見るからに犯罪たくさんやっていそうな感じです。

(あっ、人をみかけで判断してはいけませんね。すいません)


 今年1月20日に刑務所を出所したばかりなのに、10月にまた覚せい剤取締法違反で逮捕されるとは、言葉もありません。。。



 女性弁護人からの証拠請求は、証人尋問、被告人質問です。


 情状証人に、元妻であり現妻が証言台へ立ちます。

(後から分かるのですが、逮捕された時は離婚していたのですが、11月22日にまた籍を入れたとの事です)


 証人は尋問前に、嘘を言わない趣旨の宣誓書を読み上げるのですが、宣誓書を持ったまま固まっていました。


 裁判長が「読めますか」と、証人に聞きます。


 証人は「大丈夫です」と、少したどたどしく宣誓書を読み始めました。

 そうです、証人は外国人でした。(たぶんフィリピン人)



弁護人→証人尋問


弁護人:あなたは、被告人の奥さんですね?

証人: はい

弁護人:逮捕された時は、あなたと被告人の間はどのような関係でしたか?

証人: えっ・・・分かりません・・・

弁護人:それでは、逮捕された10月は、被告人とは結婚していましたか?

証人: いいえ、離婚していました。

弁護人:刑務所を出所した後は、いっしょに住んでいましたか?

証人: 何日かは、家に泊めましtが、その後は近くの倉庫に住んでいました。


弁護人:被告人が覚せい剤を使ったと聞いて、どう思いましたか?

証人: 信じられないよ・・・・

弁護人:お子さんは、何か言いましたか?

証人: 子供も驚いていました。


弁護人:逮捕されてからは、会いに行きましたか?

証人: 毎日行きました。

弁護人:どんな話をしましたか?

証人: もう、やらないと言いました。


弁護人:その後、籍を入れたのですね?

証人: はい、まだ愛している妻として信じてあげたい・・・・

弁護人:被告人は刑務所行きますが、待ってあげるのですね?

証人: 娘からは信じられないと言われましたが、お母さんが考えてそうするならと・・・・


弁護人:出所した後、指導とか出来ますか?

証人: 嫁として助けてあげたい。

弁護人:被告人にして欲しい事はありますか?

証人: 普通の旦那のようにして欲しい。

弁護人:普通とは、どのような事ですか?

証人: 普通に働いて、欲しいです。


弁護人:前回の裁判でも、証言されたと思いますが、また覚せい剤に手を出しました。どういう気持ちですか?

証人: 今回は、なおると信じて、もう1回信じてあげたい。

弁護人:また繰り返したらどうします?

証人: わからないけど・・・・


弁護人:被告人に伝えたい事はありますか?

証人: 私は外人、今まで私はつらい思いしてきた。家族3人が幸せになるようにして下さい。



 旦那が何度も逮捕されて、証人は日本でつらい思いをしてお気の毒です。

 長身でスタイルの良い証人は、ポンコツ旦那は捨てて他で探すのもアリなのでは?と思いましが。。

 (余計なお世話ですね。。すいません)

 

 弁護人に説得されて、無理やり籍を入れたような気がしますが、どうなんでしょうか?

 私が親族だったら、絶対再婚させませんが。。


そして、被告人質問です。



弁護人→被告人質問


弁護人:前回ね、覚醒剤で裁判受けて服役しましたね?いつ出所したのですか?

被告人:今年1月20日です。

弁護人:今回覚せい剤を使った理由は何ですか?

被告人:出所後、仕事が見つからなかった事や、妻と口論になってイライラしました。


弁護人:それでも、奥さんや子供の事を考えたら、余計に覚せい剤をやってはいけなかったのではないですか?

被告人:意思が弱かったと思います。妻と子供の事もあったのですが・・・・

弁護人:覚せい剤はどのようにして手に入れたのですか?

被告人:外国人からです。

弁護人:お金は有ったのですか?

被告人:お金は持ってなかったので、ツケでもらいました。


弁護人:刑務所に行く事になりますが、真面目になる為に頑張れますか?

被告人:前回は、ケンカして満期まで入る事になりましたが、真面目につとめて早く出れるようにします。

弁護人:出所後、覚せい剤を止める為に考えている事はありますか?

被告人:病院やダルクに行って、止める努力をします。

弁護人:それから、持ち物や体を家族に見せて、不審な事が無いか確認してもらいますね?

被告人:はい


弁護人:先ほど、奥さんの言葉を聞いてどう思いましたか?

被告人:身に染みて感じました。

弁護人:奥さんに思う事はありますか?

被告人:障害に負けて、覚せい剤に手を出しましたが、次は止めます。


弁護人:前回と今回で、気持ちに何か違いはありますか?

被告人:ラストチャンスと思っています。

弁護人:何のラストチャンスですか?

被告人:妻が待ってくれていることです。


弁護人:2度と覚せい剤を使わないと誓いますか?

被告人:はい、誓います。



検察官→被告人質問



検察官:あなたは今まで、何回刑務所に入ったのですか?

被告人:4回です。

検察官:なぜ何度も刑務所に入る事になったのですか?

被告人:意思の弱さだと思います・・・

検察官:待ってくれる奥さんや、子供の事を考えてもうやらないと約束出来ますか?

被告人:はい



裁判長→被告人質問



裁判長:反省文に書いた内容が、動機という事ですか?

被告人:はい

裁判長:なかなか仕事が見つからないのは、今後もあまり変わらないとは思いますが、次に社会復帰したら何をやるかは考えていますか?

被告人:セミナーへ行ったり、リフトの免許を使った仕事を探します。

裁判長:覚せい剤の事は、先ほどダルクとか出ましたが、あなた自身が止める気持ちがないと止められませんから、分かっていますか?

被告人:はい



論告


 事実関係は、当公判廷で取り調べた証拠よりその証明は十分である。

 前刑から出所後、8か月でまた覚せい剤に手を出している。

 親和性は根深い。

 4回服役しているにも関わらず、規範意識が鈍磨している。

 動機に酌量の余地なし。

 覚せい剤は暴力団の資金源になる。

 一般予防の見地からも厳罰が必要。

 依存は深刻である。

 もはや社会で更生は不可能である。

 矯正施設での長期の徹底した矯正が必要である。

 相当法条適用の上、被告人を懲役3年に処するのが相当であると思慮します。



弁論


 公訴事実は認めて争いません。

 事実を認めて反省している。

 逮捕後は、覚せい剤の入手ルートの供述を捜査機関に協力している。

 妻が社会復帰後の管理監督を約束している。

 再犯の可能性はない。

 寛大な判決をお願いする。



最終陳述


被告人:今回を最後にして、妻の事を考えて出所後は、薬物を使う事は止めます。


判決期日平成25年12月24日13:25~



 豊橋支部でも、覚せい剤取締法違反の公判は本当に多いです。

 この被告人は、ほぼ求刑通りの判決になると思います。

 3年後に社会復帰しても、被告人の状況は変わらないと言うより、年齢も重ねて余計悪くなります。


 1度使った覚せい剤の依存は、本人にはコントロール不可能なものになると思われます。


 覚せい剤を止める薬の開発とか、無理ですかね?

 例えば、覚せい剤フェニルメチルアミノプロパンを体内に摂取したら、気持ち悪くなる薬とか、頭痛がするとか?


 そんな薬あれば、止めるきっかけになると思うのですが。。。

 覚せい剤は、国益に悪い影響を及ぼしています。


 安倍総理様へ:何とかして下さい!



以上です。

 

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名古屋地裁豊橋支部


平成25年12月2日


401号法廷


児童福祉法違反


被告人(男性37歳)


裁判長(長橋裁判長)


検察官(男性50代)


弁護人(男性30代)


 


 公訴事実は、平成25年5月12日、愛知県豊橋市野黒町ホテルユアーズにて、17才少女に売春せた。


 出会い系サイトから援交目的の客を探して、客付させ援デリを行った事による児童福祉法違反の罪に問われています。



 援デリって何だろう?と思いまして、自宅に帰ってウェブ検察したところ(無許可のデリバリーヘルスの事です。)

 (風営法に違反している非合法の風俗です。)

 出会い系サイト内で援助交際している女性を探して管理し、客付や送迎を行い、売り上げは女の子と折半します。←折半する話は、公判で被告人が証言していました。



罪状認否では「間違いありません」


 検察官からの冒頭陳述によりますと、身上経歴は大阪府寝屋川市出身、高卒後調理師専門学校を卒業後は、調理師や建設作業員で稼働していた。

 8年前からは、風俗関係の仕事をしている。

 

 少女に成りすまし、出会い系サイトで遊客(ゆうきゃく)を探して条件交渉を行い、ホテルユアーズで17才少女と性行為させた。



 援デリの事をもう少し調べたところ、デリバリーヘルスの場合は本番行為は禁止されているのですが、援デリは無許可の風俗ですから本番もありです。

 相場は、15000~20000円です。

 しかも、カーセックスや野外セックスOKの子もいるようです。

 しかし、性病検査などしない子ばかりなので、性病をうつされる危険はあります。


 出会い系サイトを使って、援交を考えている男性は注意してください。

 

 性病をうつされた挙句の果てに、児童買春で逮捕されて、人生を棒に振る事になるかも知れませんよ!


 

 弁護人からの証拠請求は、証人尋問、被告人質問です。


 被告人の内縁の妻が、証言台に立ちます。


弁護人:被告人とは、何年前から知り合ったのですか?

証人: 2年ちょっと前からです。

弁護人:被告人と一緒に暮らしていますね?

証人: はい

弁護人:あなたの実家で暮らしているのですね?

証人: はい


弁護人:あなたも風俗関係の仕事をしていて、知り合ったのですか?

証人: はい、そうです。

弁護人:この商売から、足を洗う話は被告人としていましたか?

証人: はい、今年に入ってすぐに話をしました。

弁護人:しかし、すぐには辞めなかったのですね?

証人: はい、コンビニの経営をする話はしていました。


弁護人:逮捕を知ったのは、いつ頃ですか?

証人: しばらく経ってからからです。

弁護人:少し遠いのですが、面会には行きましたか?

証人: 少し前に知りましたから、今日初めて来ました。


弁護人:被告人に今の仕事を辞めるには、他の仕事を探す訳ですが、どのような仕事してもらいたいですか?

証人: どんな仕事でもいいと思っています。

弁護人:堅実な仕事をと思っていますか?

証人: はい



 証人は大阪に住んでいます。

 その大阪で、被告人は証人の実家で生活していたのに、なぜ豊橋で援デリの仕事をしていたのか、よく分かりませんでした。

 援デリは組織的にやっているので、色んな場所で仕事するのでしょうか?


 証人は、被告人の内縁の妻ですが、援デリで被告人と知り合ったようです。



検察官→証人尋問


検察官:被告人の仕事の内容は、ご存じですか?

証人: はい

検察官:被告人の今後の事ですが、仕事のあてはあるのですか?

証人: はい、飲食店とかを考えています。



そして、被告人質問です。


弁護人:今回逮捕された援デリの仕事ですが、何年前から今の仕事をしているのですか?

被告人:8年前からです。

弁護人:きっかけは何ですか?

被告人:仕事が無くて・・・それからです。

弁護人:以前は堅実な仕事もしていましたね?

被告人:はい、飲食店や運送業をしていました。

弁護人:○○クラシックという結婚式場でも仕事していましたね?

被告人:はい


弁護人:援デリは、1人いくらもらっていましたか?

被告人:15000から20000円です。

弁護人:あなたは、いくらもらうのですか?

被告人:女の子と折半します。

弁護人:風俗の仕事では、売り上げはどのくらい有ったのですか?

被告人:1日、3~4万くらいです。

弁護人:あなたの取り分はいくらですか?

被告人:1万円だけもらって、残りは組織に渡していました。

弁護人:あなたは1日1万円だけもらって、残りは組織にという事ですね?

被告人:はい


弁護人:社会復帰してからの話ですが、調理師免許を生かして仕事をするつもりですね?

被告人:はい

弁護人:調理師の資格を持っているのに、今の仕事を続けたのはなぜですか?

被告人:ずるずると、続けていました。豊橋では1人でやっていましたから、辞めるに辞められないと言いますか・・・・



弁護人:裁判は初めてですね?

被告人:はい、初めてです。

弁護人:今の仕事は辞めて、堅実な仕事をすると約束できますか?

被告人:はい


 

 売り上げが意外と少ないと思ったのは、私だけでしょうか?

 折半後の金額が3~4万円としても、どうなんでしょうか。



検察官→被告人質問


検察官:援デリで17才の児童を使って、あなたは逮捕されたのですが、未成年でなくても売春防止法違反で違法である事は分かっていますか?

被告人:はい

検察官:長い間、辞められなかったのはなぜですか?

被告人:ずるずる・・・辞められませんでした。

検察官:起訴された児童は1人だけですが、何人未成年いたのですか?

被告人:7~8人はいました。



 援デリに、何人援デリ嬢がいたのかは、分かりませんが未成年だけでも7~8人もいたとは驚きです。

 若い彼女たちは、他に良い仕事はないのでしょうか?


 

裁判長→被告人質問


裁判長:なかなか辞められなかった本当の理由はなんですか?

被告人:こっちに来た時、1人でやっていましたから・・・・

裁判長:代わりにやる人がいないから、店に迷惑をかけると思ったのですか?

被告人:そうゆう気持ちもありました。

裁判長:それで、抜け出せなかったのですか?

被告人:きっかけもなくて・・・・

裁判長:他の仕事より、報酬が多かったからですか?

被告人:そうでもないです・・・

裁判長:あなたは9月28日に逮捕されていますが、いつ豊橋に来たのですか?

被告人:8月くらいです。


裁判長:仕事の事なんですが、他で真剣に探したのですか?

被告人:それほどでも無かったかも知れません・・・

裁判長:仕事は、こちらで探すつもりですか?大阪で探すのですか?

被告人:大阪で探します。

裁判長:調理師の資格もありますから、積極的に探して下さい。

被告人:はい



論告求刑


 事実関係については、関係各証拠よりその証明は十分である。

 被害者は17才と知りながら、遊客に客付し性行為を行わせている。

 児童の性に対する乱れを助長している行為は、悪質である。

 一般予防の見地からも、厳罰が必要である。

 売春組織の末端ではあるが、長期に及び稼働していた。

 相当法条適用の上、被告人を懲役1年に処するのが相当であると思慮します。


弁論


 罪を全て認めている。

 組織の末端でその役割は大きくはない。

 2度と風俗とは関わらないと誓っている。

 調理師免許を生かした職につく意思がある。

 内縁の妻から、管理監督の期待が出来る・

 今回に限り執行猶予付の判決をお願いする。


判決期日平成25年12月10日13:20~ 


最終陳述


被告人:特にありません。



 裁判傍聴すると、本当に色々社会勉強になります。

 援デリの実態を、垣間見た気分です。


 しかし、この被告人8年も風俗の仕事やってきて、そう簡単に他の仕事を出来るのか疑問です。

 17才の児童を使って、運悪く捕まったとしか思っていないように感じました。


 求刑も、私が予想していたより、甘いと思いました。

 未成年を利用し、お金を稼ぐこの様な犯罪者はもっと厳罰に処するべきです。


 風俗店は、性犯罪防止にも世の中には必要であるとは思います。

 しかし、無許可の援デリなどは警察も取締を強化して欲しいと願います。


 以上です。

 



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