名古屋地裁 岡崎支部 刑事裁判傍聴part1(裁判員裁判)
罪名 強盗致傷
平成25年2月20日
303号法廷
被告人:Y(30代男性)
裁判長 :50代男性(オールバック、博多華丸・大吉の、アタックチャンスをまねをする人に少し似ている)
裁判官1:30代女性(メガネの似合う優等生タイプ)
裁判官2:30代男性(高橋克典似のイケメンもっと似ている俳優さんいるのですが名前出ず)
検察官1:30代女性(おめめパッチリ色白ポニーテール)
検察官2:40代男性
裁判員
A40代男性
B50代男性
C40代男性
D40代男性
E60代女性
F30代女性
弁護人1:40代男性
弁護人2:40代男性(体格が良くフランケンぽい)
内容は、被告人が自宅にデリヘル嬢を呼び、エッチなサービスを受けた後、料金を踏み倒す目的でスタンガンを使い、被害者を攻撃したところ、デリヘル嬢が部屋から逃げ出した。
警察に通報されて捕まると思い、被告人も車で逃げた事件です。
今日は天気も良くて、傍聴日和?
本日は、休みを利用して、岡崎地裁に行ってきました。
午前中に、用事を済ませて9:40分頃に岡崎地裁へ電話して、今日の裁判予定を聞いたところ、昨日から新件の裁判員裁判が、本日審議10時からある事を聞きました。
「傍聴券ですよね?」と確認したところ、「少し待ってください」の後、「傍聴券は無し」との事です。
裁判員裁判=傍聴券と思っていたのですが、違うようですね。
裁判所に電話をかけたのは、初めてでしたが、親切に対応していただきました。
私が住んでいる場所から、車で1時間ちょっとの場所ですが、傍聴初心者としては、裁判員裁判を一度、見なければと思い、車で岡崎地裁へ向かう事にしました。
ナビに、ネットで調べた電話番号を入力したところ、(地図にありません)と出てきました。
が~ん、ナビソフトが古くて、最近良くあるんです。。
住所もこのような時の為に、メモってあり住所入力で目的地設定完了です。
地裁に向かう途中は、満席で入れなかったらどうしよう?
などと考えながら、向かいました。
11時過ぎに、岡崎地裁へ到着、入口自動ドアを入ると、(裁判員裁判は3階へお越しください)と、立て看板があり、3階へ向かいました。
エレベーターを降りて、廊下を進むと、法廷入口に(裁判員裁判を傍聴される方へ)の注意事項が記載された表示が、法廷前掲示板に下がっていました。
開廷表を見ると、(強盗致傷)
(開廷中)の表示も点灯していますし、法廷に入りました。(あれ?名古屋地裁は表示は赤ですよね?)
ところが、検察官と、弁護人、裁判書記官だけが、法廷にいるだけでした。
しかも、満席の不安とは裏腹に、傍聴席には2名です。
ガラガラの傍聴席の最前列ほぼ、中央に座りました。
裁判官もいないので休挺中かな?と思い、少し待っていました。
(弁護人の一人は、新聞見ているし、緊張感まるで無し)
証言台には、傍聴席側を対象にした衝立が囲ってあり、休廷明けに証言が始まるのかな?など考えていました。
10分ほど待ったところで、再開し衝立に入っていた証人(被害者でした)が、証言の続きをはじめました。(休挺中、衝立内で証人は待ってたようです)
ここで、裁判員裁判傍聴ネタを1つ。
一般的には(傍聴初心者的には)、裁判長が入廷後、全員起立して一礼で公判スタートするわけですが、裁判員裁判の場合は、裁判長入廷後、裁判長を含めた全員が起立。
裁判員の入廷を待ち、全員集合後に一礼してから公判スタートです。
(裁判員は、裁判長より偉いぞ!)
裁判官→証人(「被害者)質問。
ここでお断りしておきます。
裁判員裁判の傍聴が初めてです。
裁判官(員)が、9人になり、裁判長以外の裁判官(員)の、誰が何を質問したかメモしている途中に、訳が分からなくなりました。(今後の傍聴人生の汚点とし、今後の傍聴に生かします。すいません)
裁判官1:デリバリーヘルスの職業を選ばれた理由は何でしょうか?
証人 :母子家庭であり、経済的理由から、デリヘルを選びました。
裁判官1:被告人は、他のお客さんと違う点がありましたか?
証人 :ポケットに手を入れたまま、座って話をするところが、変わっているかな?と思いました。
裁判官1:スタンガンで被害に遭っていますが、具体的には体の、どの辺りに当てられたのですか?
証人 :服の上から背中や、腕には直接皮膚へ当てられたと思います。
裁判官1:すぐに30万円で、示談に応じたようですが?
証人 :慰謝料として30万と考えましたが、許した訳ではありません。
証人(被害者)の話をまとめると。
被害者は、デリヘル嬢で、被告人の自宅に呼ばれて行き、エッチなサービスをしました。
料金を踏み倒す目的の被告人に、スタンガンで攻撃されケガを負いました。
スタンガンで、攻撃してきた被告人の表情はうすら笑っていた。
被害者の気持ちは、「殺されると思った」と、カバンも置いて逃げ出し、緊迫した状況だったようです。
平成24年9月5日に、事件は発生しました。
犯行は自分名義で借りたアパートに、本人の携帯電話からデリヘル店に本名Yと名乗っていた様です。(そうです、身元を全てばらしての犯行です)
後で、その理由?が分かるのですが、呆れた内容でした。
パチンコ中毒の被告人は、給料をもらうとすぐにパチンコへ行っては、お金を浪費し家賃も数カ月滞納しており、アパート管理会社から立ち退きするように、何度も連絡があり、部屋を出て行くつもりでした。
(サラ金からは、本人にも把握できないほどの借金があるようです)
部屋を出て行く前に、デリヘル嬢を呼んで、サービス料金を踏み倒し、所持金を強奪する計画だった様です。
しかし、話を聞いていると事件当日は、デリヘル嬢が逃げた後、被告人もパニックって、そのまま逃げました。
それから2~3日後に、被告人は犯行現場の部屋に行ったところ、被害者のカバンがあり、それを持ち出し中を確認したら、財布があり中に入っていた3千円を、窃取したとの事です。
(話が本当ならば、これで強盗が立件できるのでしょうか?)
(あくまでも、法律素人の意見です)
しかし、このどうしょうもない被告人、驚く事に情状証人がいらっしゃいました。
以前被告人を雇用していた、人材派遣会社Mさんです。
弁護人1→情状証人質問
内容をまとめると、平成21年ごろから、被告人を証人が勤める人材派遣会社で、3年間ほど雇用していた。
プライベートの付き合いは無かったが、派遣会社の管理者として、被告人には接していた事。
被告人には、暴力的な印象は無い。
パチンコで浪費癖は知っていたが、給料の前借には、5万円くらい/月には、応じて前貸ししていた事。
仕事は真面目にやってくれる、刑期後出たら、雇用しても良いなど証言しました。
刑務所へ、面会へ行ってあげられますか?の問いに、「近ければ、行きます」と、良い情状証人を探してきたものです。
ここで傍聴ネタを一つ
この日、初めて女性検察官を拝見しました。
私は、美術の成績を2以上取ったことがありません。
ですから、似顔絵があまりにも似てないとの理由で(起訴)しないで下さいね。
岡崎地裁は裁判員裁判を、実施する裁判所ですが、法廷の大きさはそれほど大きくなく、傍聴席最前列に座ると、検察官との距離約2mとかなり近いです。
まじかで秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)検察官バッチを拝見する事ができました。
実は、このブログをアップするのには少し悩みました、なぜなら先に書いたように、傍聴席には2~3人しかいません。(裁判と無関係者は私しかたぶんいない状況)
この法廷にいた方が、万が一このブログを見つけた場合には、「お前しか(私)いないだろ~」と突っ込まれるのが見え見えだからです。
いや違う、私の存在を利用した裁判員が、私の存在を利用して、このブログを書いた可能性があります。
未決勾留中の被告人以外は、被疑者として取り調べる必要がございます。
「私は、誰に向かって言っているのでしょうか。。」
しかし、私は裁判傍聴ブログを通して、1人でも多くの方に裁判に興味を持っていただいて、裁判所に足を運んでいただきたいとの思いがあります。
決して、悪ふざけで書いている訳ではありません。
ですから、M検察官さん、私を間違っても起訴しないで下さい。
私が、パクられてしまいますと、家族が路頭に迷います。
住宅ローンもまだたくさんあります。
(そうだ、ガサ入れされて、この落書きを押収されたら言い訳できない・・すぐに処分しよう。。)
検察官1→被告人質問
検察官1:あなたは、前の裁判でも反省していると言っていますよね?今回また反省していると言って
いますが本当に反省しているの?
被告人:・・・・・・(小さい声で)はい
(被告人は耳が悪いようで、補聴器を使用しています)
検察官1:デリヘル嬢を呼んで金品を強奪する計画した訳ですが、男性からお金を強奪する事は考えなかったの?
被告人:はい、男からお金を取る事は考えていませんでした。
話をまとめると、被告人は平成17年に(器物損壊)事件を起こしています。
内容は、当時付き合っていた彼女が浮気をした事を被告人が知り、彼女の車に10円パンチを付けた事です。(女々しいやつ)
しかし、この件は車の修理代金や、慰謝料を払い彼女が告訴を取り下げてくれたようで、不起訴になっています。
それから、平成18年に勤め先の事務員へ(強制わいせつ致傷)で、1年10月の実刑を受けており、今回も被害者は女性と、被告人の被害者は女性のみをターゲットにした、卑劣な犯行の経緯が分かりました。
更に、ここからがパチンコ大好き被告人の本領が発揮?されるのです。
検察官2→被告人質問
検察官2:犯行後の所持金はいくらでした?
被告人:1万5千円くらいでした。
検察官2:そのお金は何に使ったのですか?
被告人:ご飯食べて、タバコを買って・・・パチンコに行きました。
(そうなんです!この絶体絶命なピンチの時に被告人はパチンコしていたのです)
検察官2:車を売りましたよね?いくらで売れましたか?
被告人:1万5千円くらいで売りました。
検察官2:そのお金は、何に使ったのですか?
被告人:パチンコへ行きました。
(どれだけパチンコ好きなのでしょうか?法廷にいた全員呆れていました。。)
パチンコ好きと言うより、病気です、病気。
今回の事件の被害弁済は、30万と言っていましたが、被告人の所持金440円です。
情状証人のMさんが、派遣会社からの給料と言う事で、2万円を出してくれたようで、その2万円しか被害弁済できていません。
また、被告人の証言を聞いていると話が、二転三転したり、検察官から「先ほどは、刑務所に入った方がましだと、答えていましたが」の問いに「聞こえにくい時はとりあえずハイと言う癖がありまして」と、とんでもない事を言い出す始末です。
「お前、世間話しとるんじゃね~ぞ」頭を、張り倒したくなりました。
今日、2月21日に、証拠調べや、最終陳述、論告求刑がありました。
判決は来週くらいなのかな?
この、被告人の最終陳述聞かれた方は、最後の言い訳を聞いてあげて下さい。
私の感想としては、(被害者の方には申し訳ありませんが)こんなしょうもない事件起こして、裁判員裁判までして、税金の無駄です。
(裁判長、この公判の訴訟費用全部被告人に払わせて下さい。)
出来れば、私の交通費も払わせたい!
以上です。
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