出順が早くて結構ぎりぎりだったけど、なんとか間に合ってよかったです。


紅蓮
桜と羽根と
影絵ヶ丘
堕罪の日
陽炎


幕が開く前からギターの音。
クリーントーンで繊細なアルペジオと、真っ青な照明。
出順わかってたのに、正直はじめ違う、私がよく知らないアンビエント方面のバンドさんのステージが始まったのかと思ってしまったくらいw、板付きなのに轟音からではない、私の知らないbask in the deepの始まり方で、一気に身が引き締まると同時に、表出はしない静かな興奮を覚えました。
ちなみに、本日の平阪さんは髪の後ろの上の方を結ぶ浪人風ヘアスタイルでした...(悶絶)

紅蓮は、始まり方もそうだけど、とにかく今までとは違う感じの曲。新しい側面というのか。
まあ、えっと...紅蓮はこの日も良かったのですけど、18日の方が格段に良かったので、詳しくは18日の方で。

影絵ヶ丘は、ショッキングピンクの照明の中に浮かぶ、目をひん剥いた平阪さんの表情がとてもホラーでした...

この日はとにかく全体的に、色鮮やかだったなあという印象。
私が初めてばskを見て(9月)から、昨年末までは、黒と、赤と、たまに緑や白くらいの色彩しか感じなかったバンドだった記憶があるんですが、照明の影響もあるんですけど、今年に入ってから沢山色を感じるようになって、この日は本当にそれが顕著でした。
ただただ現実を、哀しいことや、見たくないものをダイレクトに叩きつけてくるだけではなくなって、聴き手の中にある記憶の映像を、思い起こさせる感じっていうのかな...
フラッシュバックを何度か経験したことがある人にはわかってもらえると思うのですが、過去ってときに現在よりも鮮明な色味の映像となって脳に流れ込んでくるもので、この日のbaskの色彩の鮮やかさは、そういう、鮮やかさでした。

且つ、演奏は益々きれっきれに。
轟音の渦で飲み込んでくるような容赦ない間奏部は、このバンドの大きな魅力の一つでもあると感じます、いつも。

それにしても、この日は陽炎が良かった。
陽炎は、いきなり弾き語りで「例えるならその恋は」って始まる曲なのですが、ノイジーなギターで終わる堕罪の日から突如陽炎に入ったので、息を呑むと同時に鳥肌が立ちました。
続けざまに曲に入るのもすごく好きだけど、こういう、それまでの流れを切断して一瞬で空気をガラっと変えてしまう入りもとても好きです...本当...ものすごく...(泣いてる)
この日のばskは色味が鮮やかで、っていうのでも特に陽炎が顕著で、よく似た経験をしたとかでもないのに、私も、「胸の奥で揺らめいた陽炎の様」な恋心を抱いたことがあるな...という薄れてた記憶が鮮やかに映像になって思い出されたので、なにやらいろいろと思い出して泣いてしまいました...笑
本っ当、気持ち悪い客で申し訳ないです...殺してください...いや、むしろ殺してください...いや、ちょっとまじで殺してください...(こういうのが気持ち悪い)

あと、最近は、しょうごさんがニコニコ可愛い笑顔で(生物学上は女の私よりもよっぽど可愛い女の子みたいな笑顔なので可愛い女の子好きは必見である)、いかついドラムを叩いてるのを見るのが癒しです。
あと、山本さんのベースまじでかっこいいなってすごく思います...
あと、この日は平阪さんがところどころ笑顔で楽しそうに弾いてたのが印象的だったかな。
通い始めのころは、ある種お化け屋敷みたいなバンドだと思っていたけど、人間味を感じるバンドだなあ、なんて。これは、私が段々ばskを見慣れてきたからそう思うのか、それとも、ばskが段々そういうバンドに変わりつつあるのか。
よくわからないけど、どっちかというと、後者なのかなって。

いい意味で、今年に入ってから少しずつ変わってきたなって薄々思っていたのが、顕著に感じられた日。好きなバンドがいい意味で変わっていくのを見るのはとても楽しいなあって思うと同時に、少しでも長く、このバンドが変わっていくのを見ていけたらなあなんて思ったわけでした。




こんな感じのツーデイズ初日でした。